Presentation Novel!
日時: 2010/12/23 19:08
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

※誰かが気付くであろうお知らせ〜

OAA→最終話ネーム決定。
そして話の持っていき方が実に面倒である(

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ようこそ Presentation Novel! へ!
ここでは素人小説家の私が自作小説を自由気ままに書いていきます^^;
『追及するその強さ、そしてオレ』『オレが4番でエースで主将でバカなアイツはアレ→(略称:OAA→)」を除いて全て、書き下ろしとなっております。


▲本棚〜

★ニュートラルボーイ 【 >>1-5>>7-14 】
……ちょっとした出会いからこんなにも生き物は変わるんだ。
2番道路が舞台。

★空の探検隊未来キャラでベタドラマを行ってみた 【 >>23-27>>29-32>>35-39 】
ヨノワール「HAHAHA、私は結構ひどい扱いだ!」
セレビィ「えと、私達がドラマをしたのよ。バカにすると結構涙線行っちゃったりするかもね」

★カラカラないた、ちきゅうでないた、どこまでないた? 【 >>42-43 】
三作目早くも投下。カラカラはこどもの中で死という意味合いを一番わかっていると思います。
詩です。

★たいようよりあつい 【 >>72-78>>81-87 】
追及するその強さ、そしてオレを除き四作目。
戦争について語ってますが、、世界に紛争というものは本当になくならないんですかね…。

★俺が4番でエースで主将でバカなアイツがアレ→ 
第一部:ゼントタナン 【 >>92-94>>96-119 】
第二部:ジョウイトウゴウ 【 >>120-137 】
第三部:サマー青春boys。 【 >>138-139>>142-149>>161>>164 】
New!!第四部:というわけで 【 >>169>>171>>173>>175-179>>181-183 】
色んなジャンルがあるこの小説。ポケモン? さぁ、おまけっ?(笑)

▼特別本棚〜

追求するその強さ、そしてオレ〜
 第一章:晴れ間広がる実結高→【 >>46-50>>52>>59-61 】
 第二章:報いた受諾→【 >>64-71 】

◆更新履歴〜【更新情報:アリ】
>>20 主にキャラクター紹介で追加されたキャラや、小説完成の時に履歴を残します。


●現在進行中書籍〜

俺が4番でエースで主将でバカなアイツがアレ→ 【>>88】←あらすじです。初見の方や展開が分からない方はお読みください!

■キャラクター紹介〜
>>22 小説が完成するごとに様々載せていきます。

▲各物語のまとめ、イメージソング
>>18 あらすじを見るのならオススメ。イメージソングも!


おまけとか→>>45



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テンプレは>>19に移しました。完成用?

感想が書きにくい、自由に書きたいという意見を頂いたので大幅に…主に感想を書きやすくするテンプレを用意しました。

小説題名【】
この小説の評価【】(★×5中)
感想【】

自由という事を目安に、キュッと絞りましたw
どんどん、利用して下さいませ!

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★特別リンク集☆

【ひよっコver7】
http://koro-pokemon.com/bbs/team/read.cgi?no=484
知ってる人も多かれとは存じますがこんな私でもチームリーダーをやっております。
結構歴史のある古参なチーム。2年やってきてまだver6ですよorz
メンバーは基本、変態が多いという(


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【スレ主のチラ裏にでも書いてろ】

Q.あなたの最高傑作は?
A.次回作だ。(キリッ

最近このCM好きです。自分の最高傑作はなんなんでしょうねー(笑)
まあ次回作は最高傑作と言わしめるような作品を書きたいです。
メンテ
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Re: Presentation Novel! 挿絵師募集〜 ( No.164 )
日時: 2012/02/07 01:04
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

* *

「ここは? 理事長」
「そうだな、訓練所とでも言っておこうか」
旧校舎の地下が、これほどまでにも広く怪奇的な機械が置かれているとは思わなかった。
酸素はそれ程薄くはない。どちらかといえば、やっぱり独特の埃の不快な臭いが全身に染み渡ってしまう。だが、地上よりかは暑くはない。
ずっとこんなところにいたら、私はどうなってしまうんだろう。
「訓練所……か」

確かに訓練所。
コンベアランニングマシーン、水色の透明な何かに入っている黒い鉄球、射撃場を思わせる狙いの的、強制ギブス、パワーリスト、パワーウエイト……
全体的に殺伐とした風景である。まるで昔の軍人がここで体を鍛えていたような、そうか、我が校の歴史と関連しているのか?
ここは昔、本当に対イッシュ軍対策に使用された場所なのであろうか。
なんだか恐ろしく思えてきた。自らの憶測でしかで広がる事のない妄想なのだが……思わず自分の身を抱いた。
我々の先祖、勇敢にイッシュ軍と戦い抜いた軍人。ここで訓練をしていた、空襲を逃れて身を鍛えるため――

不意だった。球形のような何かが私の手に包み込まれる。すぐにそれはわかった。
「理事長? 私にモンスターボールを差し出してまで、ポケモンを持たせたいのか?」
「その答えはイエスだね。それと、モンスターボールの中身は空じゃない」
「え?」

どういうことだか一瞬わからなかった。空じゃないモンスターボールなんてあるのか?
あー、あるな。あるある。このモンスターボールの中身……ここの中にはポケモンがいる。
どんなポケモンがいるのだろう。子供のように胸を膨らましてしまう。どんなポケモンが入っているのだろう。
次の瞬間、理事長の口から驚きの言葉を発せられる。
「……このモンスターボール、そこらへんにあったよ」
「は? ど、どういう意味だ理事長」
「いいかね? コンベアランニングマシーンに置かれてあった。私のモンスターボールでも、私のポケモンでもない。これは冷泉君、君のパートナーだ」
「しかし、理事長! これはもしや、他人のモノやもしれんぞ」
「ああそうさ他人のモンだねぇ?」

こいつ、本当に還暦前の老人のしゃべり方か。
私はポケモンは元々興味がないし、そもそもポケモンバトルは一度やってみたもののそれほど得意ではない。
過去にある事情でレンタルポケモンを貸出した時、大分そのレンタルポケモンを傷つけてしまった。
だから、私の所為でポケモンが傷ついてしまう。それだけはごめんなのだ。そのポケモンを育てる気にもなれない。
「……が、もしそのモンスターボールのポケモンの親がもし亡くなっていたら?」
「! 奇妙なことを言うな、奥田理事長は」
内心穏やかではない。凄くどきどきしている。親が亡くなっていたら……死んでいたら……。
「その引き継ぎ主は誰になるんだい? いいかね? もし、私たちが見つけていなければこの中身は一生狭く孤独なボールの中だ。
 可哀そう、だとは思わぬかね?」
「う……」
生類憐みの心を持つ私は、途端にその言葉に揺らいだ。奥田から赤白のボールを受け取り、ボールを見る。

「引き継ぎする気持ちになった?」
「……訓練とは、何をするのだ理事長」
「ポケモンの育成、トレーナー、つまり冷泉君のトレーナースキルの養成。私、奥田理事長が教えるんだ、これと言った機会はないだろう」
「――わかった、このポケモンの親になろう」

これでいいのか、決断はまだついていない。
中途半端な気持ちは分かっている、だけど、出してあげないと、という気持ちが先行した。
「出て来いっ! 私のポケモンっ!」
モンスターボールを投げる。白色に似た光とともに、青色の鋼鉄を身に纏ったポケモンが出てきた。
奥田は笑っていた。

【俺が4番でエースで主将でバカなアイツがアレ→ 第三部『サマー青春boys。』完】
 
メンテ
Re: Presentation Novel! 挿絵師募集〜 ( No.165 )
日時: 2012/03/13 00:26
名前: 支援

支援あげ↑
メンテ
Re: Presentation Novel! 挿絵師募集〜 ( No.166 )
日時: 2012/03/16 18:29
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

◆Postscript room


皆さん、お久しぶりですm(__)m
キリがいいのか、悪いのか…一旦第三部を閉じさせてもらいます。

第三部だけ短いですね。それにやはりサブタイトルと内容が一致していないというw
内容が除除に難しくなってきているので、物語についてきてくれている方が何人いるのかどうか…;
今回のPostscript roomは書くことが本当に何もないのでとりあえずここまでとします。

次回もご期待下さい!


>支援さん

ご支援ありがとうございます!
次回も頑張ります。これからもよろしくどうぞっm(__)m
メンテ
Re: Presentation Novel! 挿絵師募集〜 ( No.167 )
日時: 2012/03/16 23:33
名前: 酸素◆zbMkkTqFUIg

>ダネさん
久しぶりの更新ですね。お久ぶりです。
出かけている間とか、板から離れてる間に
板の様子が変わってることが多いです〜
最後まで更新がんばってくださいね。
途中で更新が停止する方が多いので。
それから、ダネさんの他の作品はどうゆう話の流れかわかるのですが、
若干近作は、話の流れをつかみきれてないので、
なにかしら、今までのあらすじ的なものを書いてくださると、
ありがたいです。
初めて読まれるかたも、入りやすいと思うので〜

駄文失礼しました。
メンテ
Re: Presentation Novel! 挿絵師募集〜 ( No.168 )
日時: 2012/03/19 15:33
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

>酸素さん

またまた貴方のような素晴らしい執筆者のコメントを貰い、励みになっている私です。
更新停止=読者の方を裏切ることになるので私はまだまだ執筆していく予定ですよ〜。
OAA→は最後までどうなるか自分自身もわからないので…いい加減最終話のネームを切らないと駄目ですね^^;

近作の流れが分からないのは現在執筆中のOAA→だと勝手に認識。一応あらすじは書きたいのですが、うーんと言ったところでしょうか。
確かに初の方が読みやすいのもあるんですが、私の場合如何せん表現力がダメダメで、ズラズラと長くなっていきそうな気がしますw 基本あらすじは簡潔かつ短文ですしね〜。短くすっきりまとめるというのは苦手な私です←

わかりました、試行錯誤してみます。ご意見ありがとうございましたm(__)m
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.169 )
日時: 2012/03/20 00:06
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

今日も一日疲れたな。
ちくしょう、あの野郎め。あんな密度の高い中で800m×35本とかやりすぎだろうなと思っている。
やり遂げることは出来たが……

「狭馬ー。パパがご飯作ったから来いだってー」

下から瑠奈の声が聞こえる。
腹も減ったしな、行こう。
オヤジさんの料理のジャンルが散漫であろうと、とにかく今は栄養補給がしたい。
夕飯へ、向かった。



        俺が4番でエースで主将でバカなアイツがアレ→ 第四部:というわけで。

メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.170 )
日時: 2012/03/29 01:16
名前: 酸素◆zbMkkTqFUIg

支援上げです。
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.171 )
日時: 2012/03/31 15:39
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

階段を降りる事さえも辛い。十分にアイシングをしたはずだが、まだ治ってはいないようだ。
氷タイプのポケモンがいれば、もっと氷を作れてアイシングが出来たはずなんだけどな。
「うぐ……」
くそ、瑠奈め。あれだけ走らせやがって。合宿以上のメニューをいきなりこなすのは、逆に体に毒だということを教えてやらないといけないな。
階段の手摺を杖にしながら、俺はゆっくり階段を下って行くと、あの二人が待っていた。
「愚か者めが。飯だといったらはやく来んか、たわけ」
「筋肉痛なんだよ、パパ。テーピング巻いてるけどまだ治ってないみたい」
「そういうわけです」
「ふむ……」
珍しく納得してくれたらしい。オヤジさんにしては、意外な答えだ。

テーブルにはいつも通り、ボウルでおかずが隠れている。きっとまた、大量のジャンルが異なったおかずがボウルの中に包まれているのだろう。
「腹減ってるんで、開けていいですか」
「おおう、いいぞ」

* *

暗がりの中、冷泉は生徒会役員の男子生徒と歩いていた。
決して恋仲関係ではないが、夏季休業中に行われる2学年行事の事柄等を二人で話し合っている。
「組分けはどうする?」
冷泉が問う。
「やっぱり籤引きが妥当でしょうね。組みやすいですが、問題点は不満が自治会に募らないかということ。必ず一組は、クレームが来るでしょうし」
この話を冷泉は聞いていなかった。昼間に理事長に渡されたあのポケモンについて考えていたのだ。
出てきた鋼鉄の青い体。あのポケモンがどんな種類かはわからない。どんな名前かはわからない。
そもそも私が分かるはずがないのだ。646種類もいる中での一種類だ。あれは何者だ。
スカートを止めているベルトにセットしているモンスターボールを見てみる。そうだ、この男子生徒はわかるんじゃないか。
「あのー、聞いてます? そこそこ大事な……えっ」

そういう反応を示すだろう。ポケモンなど二度と持つか、とあれほど豪語していた冷泉がモンスターボールを持っているのだから。
冷泉も、無意識に慌ててベルトにセットしてしまった。中に入っているポケモンの名を聞こうとしたのに。
「こ、このモンスターボールは空だ。従兄に贈ろうとしたものなのだ」
「空だったら、会長、隠さないですよね。見せて下さいよ」
「そ、そ、それより企画の方を考えねば」
拒んでいるのに、この男はどんどん問いかけてくる。しばらくして冷泉はこの男の求知心に負け、中のポケモンを出してあげることにした。

「出て来いっ!」
モンスターボールをソフトボール程の大きさに保ち、ポケモンを出した。出したと同時に、勇ましい鳴き声をあげる。
相変わらず鋼鉄の体をしている。赤色の目をしている。強固な体から鋼タイプ、という個体だろうか。
冷泉と一緒に歩いている男子生徒は目を丸くして驚いていた。
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.172 )
日時: 2012/04/02 15:45
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

>>88
ご要望通り、OAA→のあらすじを更新しました。
あらすじじゃないなこりゃ。
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.173 )
日時: 2012/04/02 15:54
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

「か、会長には正直勿体無いポケモンです。逃がした方が賢明かとっ!」
「よくわからないが非常にイラッとくる言葉だな」
この男子生徒、何をそれ程わたわたしているのだ、と冷泉は疑問に思う。
こいつが、わためく程、強いポケモンなのか。だが如何せん、このポケモンを活かしてあげる自信がない。

男子生徒は、通学用鞄から何やら自作のポケモンデータブックであろうか。それを取り出し、目当てのページが見つかるとすぐに冷泉に差しだした。
「メタグロスですよ、メ・タ・グ・ロ・ス!」
「あーわかったわかった」
適当に返したやった。だが、種族名だけは分かった。理事長が教えてくれなかったから助かった。
「攻撃の破壊力も凄まじい、どんな攻撃も耐え凌ぐ鋼鉄の防御力、頭の良さ……どれを取ってもとにかく凄まじいんですよ! 言葉で表せません!」
「……」
「また、ホウエン地方チャンピオンのツワブキ・ダイゴの切り札でもあるんです。爆発的な威力を叩き出す"コメットパンチ"に"はかいこうせん"、変形自在に物を操り相手を追い込む"サイコキネシス"……あああ、他にももっとありますよ」
正直、興味などはなかった。チャンピオンのツワブキ・ダイゴという名も知らないし、何より元からポケモンに疎かった。

だから、このメタグロスがどうこういう前に、もっとこの子を知らなければならないのではあるまいか。
横でペラペラ言っているこの男子生徒を横目に、冷泉はメタグロスをモンスターボールにしまった。
人気のないところなのだが、あんな巨大なポケモンを子どもに見せたら泣きそうだしな。

――そうか、ポケモントレーナーか。
冷泉はこの単語を急に思い浮かべた。ポケモンを所持する行為自体、時代の流れに乗っているような気がしてたまらなかった。
……今日、父上と母上にポケモンを持った事を食事の団欒時に話そう。


* *


『――というわけで、俺明日から復帰しますんで! ヨロシクッス!』
陽気な声が電話越しで達者に響いた。電話の相手は檸檬君だ。
「怪我は大丈夫なの? もう動ける?」
『ハイ、大丈夫ッス。もう体動かしたくてたまんねースよ。明日から練習混ざるんで頼んます……噂では800m×35本とかやったとか』
「あ、うん。体力不足してるかなと思って。明日は下半身をみっちり鍛えるつもりのメニューを組むよ?」
今日の練習内容、何で檸檬君が知っていたんだろう。そこは疑問の泡を消し飛ばし、次の檸檬君の応答を待つ。
『ご馳走様です。そのメニューいただきますよっ』

ははは、やっぱり昔からの付き合いだけど檸檬君は相変わらず面白いこと言うなぁ。
クスッと笑い、なに笑ってるんスかという返事が来た。
「ごめんごめん。檸檬君最高」
『馬鹿にしてますね? 明日の練習、病み上がりなんか感じさせないような動き見せますから。じゃ、おやすみなさい』
「あ、うん。おやすみ」

電話が切れ、丁度狭馬が入浴から帰ってきた。

――というわけで、檸檬君明日から! と言ったら、彼はそうか、と言ってテレビの報道ステーションをかけた。
彼が目を奪われているのは、今日の甲子園のダイジェスト。笹枯さんが3安打完封で強豪高を破ったらしい。
打っては打線の中軸から下位打線までしっかり繋ぎ、気づいてみれば8点。

……やば、明日から狭馬刺激されて張り切っちゃうかな?
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.174 )
日時: 2012/04/02 18:54
名前: 酸素◆zbMkkTqFUIg

あらすじ書いてくださって、ありがとうございます!
今回はそうゆう話なのですね♪

OAAの意味は、>0に略称と書いてあるのに、
意味がわからなくてググってしまった。

そしたら、オキサロ酢酸がひっかかりました。(笑)

続き楽しみにしてますね〜
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.175 )
日時: 2012/04/13 01:15
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

私の思ったことはいかんせん、案の定だった。

「ジョグのスピード上げるぞ!」
「ノックだ、ノック」
「ベーラン10本。塁間5秒以内に走れない奴は腕立て50回だ!」
「どうした、もっと声を出せぇー!」

狭馬が張り切ってるせいで、私も大忙し……ニャースやチョロネコの手も借りたい。
やっぱりマネージャー一人じゃ足りない。あぁー、ペルシアンやブニャットの手も借りたい……。
こういう時に私の友達、猫田若菜ちゃんが候補となるんだけどなあ。
「瑠奈! 何をボーとしているんだよ。二上のタイムはっ!」
「ふぇ、え、えっと、5秒85」
「そ、そんなマネ……」
「はい50ー」
「ちくしょー!」

ごめんね二上君。少しストップウォッチ、押し遅れた。本当は4秒50くらいいってたと思う。
そう伝えようとしたが、もう二上君が腕立てに入ってしまったので言えなかった。
うわぁ、疲れてるな私。
だが、選手と同じように、マネージャーの私が活動をサボるわけにはいかない。
何と言っても……
「檸檬!」
「うーす」
颯爽と駆ける檸檬君はまるで、怪我のブランクを感じさせない。
本当に病院上がり?
4秒78という記録を打ち出した檸檬君は「沙崎さんのリハビリが効いたのかなー」とか言う。

「二上、負けてるぞ」
「100mだったらあんな奴に負けないよ狭馬! くー、悔しー!」
「1番候補は檸檬か」
「からかうな晁右! 珍しく喋ったと思えばー……」
だけど、二上君だって1番候補には入るし、ツーベースもなんなく打てるヒットマンだからクリーンナップも任せられる。
……まぁ、山岸君は4番確定として。

――あれ、あたし監督?
そんなわけないよね。いくら監督がいないからって、流石にマネージャー兼カントクっていうのはちょっと責任重大だよね。
「ほら、次走れ! 二本松」
「はいはいっと、キャプテン」
いっそのこと、フーディンとかメタグロスとか、頭のいいポケモンを連れて来て、監督やらせようか。
それじゃあ可哀想だ。
「瑠奈先輩、タイム」
「あ、檸檬君ごめんっ! えと……11秒58?」
「二本松塁間走遅ええええ!」

あ、全員から突っ込まれた。
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.176 )
日時: 2012/05/12 18:11
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

ふと、昨日の団欒を思い出す。
昨日の団欒の中心となった料理は、鍋物。たっぷり野菜が入ったキムチ鍋。
母上曰く、辛い物をこの季節に食べることで、汗をかき、代謝を上げダイエット効果になるらしい。
程良く汗をかいてきたところで、私は口を開く。

「ポケモンを持つことになった」
「え、真希がポケモンですって? ポケモンに興味なんてなかったじゃない」
冷泉一家はポケモンを所持していないので、我が家としてはビッグニュースとなる話題になる。
父上は何も言わずに黙って、鍋をつついている。
「その、何というかだな。……つ、捕まえてきた」
もちろん嘘だ。天宮儒高校の理事長からもらってきた、なんて言ったらどんな反応してくれるんだろう。
「まぁー、捕まえてきたのね。真希もいよいよトレーナーね! お母さん、はりきってタウリン買ってきてあげるわよ!」
母上は正直で優しい。そういうところが、私は好きだ。
「いや……いい。自分で育てる」
ここでようやく父上が、爪楊枝を使いながら喋り出した。

「お前の人生だ。お前で決めなさい」
これが、私の父上だ。急に人生論を勝手に言いだす。
それが遺伝してしまったのかもしれないが。
「わかった、父上」
要するに、お前で決めなさいという事は、理事長の行為を、認可してもよいのだろうか?
「どんなポケモンを捕まえてきたのよ? モンスターボールってやつを渡しなさい」
「……母上の思う、小型系の可憐なポケモンなんかではないぞ。頑強で、ゴツゴツしていてだな……」
「何よ、じゃあこんなところで出したら床が壊れちゃうじゃない」
「だから家庭では見れぬ。野外でも、庭が壊れるやもしれない」
「……そんなにおっかないポケモン、よくもまあ捕まえてきたわね」

* *

そんな事を思いながら、今回も理事長から付き添わられた。半ば、強引。
地下はやはり、涼しく地上とは対比にならないぐらい、温度差がある。唯一の避暑地やもしれない。
初めてここに来たときもそうであった。
「ほんじゃまっ、今日もトレーナースキルを磨きますか」
「わかった。……理事長、一つ疑問なのだが」
「なんだね?」
前から思っていた。理事長は、もしかしたらこの夏休みに行われる学年行事を、私に……。
「夏季休業中に行われる、ダブルバトルの行事があっただろう? それを私が――」
「うん、メタグロスとともに優勝してもらわないと困るね。冷泉君の名で、申し込んでね」
「……初めての学年行事だな……」

私と理事長が言う、行事とは毎回二学年恒例の事前申込型の行事だ。
事前申込といっても、ポケモンを持つ者が殆どのため、ほぼ全員参加となっている。
当日に籤引きを引き、同じ番号となった者がダブルバトルのパートナー。
トーナメント式で行い、頂点となったペアが、トロフィーと景品を獲得する。
現在、生徒会で運営方針を定めており、今のところは試合開始時間や、使用ポケモンの数を検討中だ。
意義は、もちろんポケモンを交えての生徒間の交流を深めることなのだが……。

「どうしてだ? 学年行事実行会長で、生徒会長の私だぞ? そんな人物が優勝しても、皆がつまらないだろう」
「生徒会長の冷泉君と、そのパートナーが優勝しても面白いと思うけど?」
「……どうなんだろうか」
不思議だ、否定は出来ない。
横目で、サンドバックに"コメットパンチ"を懸命に放っているメタグロスが、やけに勇猛に思えた。
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.177 )
日時: 2012/06/09 16:50
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

   『二 学 年 行 事 の お 知 ら せ』

今年の夏も暑いですね。まだまだ終わりそうにない暑さはいつまで続くのでしょうか。
そんな中、今年も恒例、二学年行事の季節がやってまいりました!
修学旅行の次に人気行事であるこの二学年行事にぜひ、あなたのポケモンとご一緒に参加してみませんか?


1. 日 時 8月14日(△曜日)午前9:00〜午後18:00

2. 場 所 本校右側のバトルフィールド メインスタジアム
       本校から徒歩3分

3. 会 費 一人500円(当日お持ちください。会費は当日の昼食代になります)

4. 申 込 本校の校門を通ればその時点で申込完了。

5. バトルルール

・この二学年行事は、事前申込型の学年行事である。
・試合形式はダブルバトル。
・当日、登校した順から教卓に置かれてある籤引き箱を引き、同じ番号となったものがダブルバトルのパートナーとなる。
・トーナメント形式で行い、優勝したペアがトロフィーと景品を獲得できる。
・使用ポケモンはそれぞれの各パートナーから一匹ずつ。
・バトルフィールド内での天候は晴れ、地形は草原とする。
・試合時間は試合が始まってから最高で二十分とする。
・参加者間のポケモンの貸し借りは認めないが、レンタルポケモンの貸出は認める。
・ポケモンに持たせる道具は各自自由とする。


以上です。さらに二学年メンツの仲を深めるため、皆さんの奮起を期待します!

(2−D 誠海 駿人)


――

「――と、これでいいですか!」
「相変わらずはしゃぎ過ぎな文面ではあるが……まぁ、いいんじゃないか」
「ありがとうございます! よーし、あとはこれをコピーして――」

8月に入った。
今日は学年企画実行委員長の誠海 駿人(せいかい しゅんと)に生徒会室に来てもらった。二学年行事の案内状の提出日が今日までだったのである。
外はやはり暑いのだろう、誠海の頭皮が若干濡れていた。
書類をコピーする誠海に、冷蔵庫から冷めた麦茶を取り出すと彼は、「うわっ、いつから気が利くようになりました?」という物言いをしてきたため、冷泉は「余計なお世話だ」と返す。
麦茶をぐびぐびと飲んで、喉の首が動く動く。余程喉が渇いていたのだろう。
ぷはーっ、と一気飲みした頃を境に、誠海が冷泉に不意打ちをした。
「なんでしたっけ? 確か冷泉さん、ポケモンを持つようになったとか!」
「へ?」
「うわっ、間抜けな声」
「うるさい!」

おいなんだ、なんでこんなひょんな奴が私のこと知ってるんだ?
噂話として広まっているのか? ……はっ。
さてはあの夜道を一緒に歩いていた生徒会役員のあの男か!?
冷泉がそう問うと、
「そうです、城井(しろい)からメールで一括送信して送られてきました! ホラ」
「キー!」

そこにはその城井が広めたという、メールの本文が書かれてあった。
冷泉が学年行事に参加するという文や、メタグロスのことまで――
「使いこなせるんですか? メタグロスなんて強力なポケモン。まともにポケモンを始めるのなら初心者ポケモンやレンタルからでも……」

誠海に同意。冷泉自身でも思う。なぜ、私がメタグロスを使い、且、理事長から優勝してよとまで言われるのか。
そもそもメタグロスの保管場所が気になる。旧校舎の地下のウエイトトレーニング場……。
ごちゃごちゃ考えるのはやめよう。今日は理事長との面会もないんだし、何よりも最近こればっかりだ。
「私はだな、勝ちたいんだ。だから、親族が苦労して捕まえたというメタグロスでトーナメントを勝ち抜く」
「うわあ、もし冷泉さんと当たったらフルボッコじゃないですか!」
「私がメタグロスをうまく扱えたらの話だがな」
「ふぅぅん……あ、高校野球」
「む……」

誠海が何気なくテレビをつけると、そこには茶色の土で汚くなってしまったユニフォームを身に纏い、打席に立つ高校球児の姿があった。
9回表、ツーアウト。スコアは8点差。彼から見れば、見渡す限り塁上に、同じユニフォームを着た選手は誰もいない。
打球を打ち上げた。ピッチャーが手を上げ、捕球し試合が終了した。

「いやぁ、残酷ですね」
「……」

……甲子園、連れて行ってほしかったな。
メンテ
Re: Presentation Novel!  ( No.178 )
日時: 2012/10/08 01:43
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

武新山高校が甲子園2回戦を勝ち上がったのと、2学年行事が残り3日と迫ったのを知ったのは今日初めて知った。
オヤジさんが読んでいる今日の新聞から、見出しの「武新山エース、投打に大活躍!」字が目に入ったからだ。
2学年行事については、日程は知っていたのだが、とあるバカの所為で困憊を極めていたので、そちらに全く手が回っていなかった。
「学年行事、楽しみだねー」と、瑠奈の呑気な声色で何のことやら、と思った時点で俺は疲れていると思う。
「狭馬はやっぱり、ライボルトで出るの?」
「まあな」

パジャマ代わりのジャージから着替えている最中、瑠奈が問う。
ライボルト自身、何故だか電気をビリビリさせていた。どうやら3日後の学年行事に控え、早くも気合十分らしい。
今日起きた時も、やっているやっている。まるで"じゅうでん"をしているようだ。オヤジさんは新聞を横にスライドさせ、ライボルトを覗いている。
「またやっているのか愚か者めがっ! 危なっかしくて新聞に集中できん!」
……いや、ポケモンに言っても仕方ないだろ。と、喉まで出かかった言葉を必死に抑える。
ライボルトに至っては、「ライライ」と鳴いているが「うるせー黙ってろおっさん」とも聞こえる。

これが最近の日常である。

今日も部活動がある。
正直、瑠奈が編み出した練習メニューをこなしていくのは、物凄く辛い。でもそれくらいやらなくては、あの悔しさの二の舞になってしまうと必死に悟りながら練習している。
練習が終わった後の衝動が半端じゃなく圧し掛かるので、午後からはアイシングをしながら昼寝をし、起きたらランニングや素振り、庭にあったネットで作った器具で投球練などの自主練習。
丁度ランニング中に、二本松や檸檬と会う時もあるので、公園で一緒に一人ではできない練習をし、日が暮れたら帰宅。
夜はオヤジさんと瑠奈が共同して作った、夕飯を食べる(時々オヤジさんの不可解な料理が出るがそれはスルー)。
風呂入って、瑠奈とペアストしてから寝る。
一昨日も昨日も、こんな感じだ。瑠奈との関係はまだ続いてはいるが、デートなんかいけたもんじゃない。

「ねぇ、学年行事、狭馬と組めるかな…?」
確か、籤で決まるんだったな。そこはどうなのだろうか。
それにしても、まだこのバカの脳内には、学年行事というイベントがうろうろしているらしい。
「狭馬のライボルト気合入ってるしさ、狭馬と組みたいなー、なんて」
更に瑠奈が続け、俺は突っ込みをかます。
「俺と、じゃなくてライボルトと、組みたいんだろ」
「もちろん狭馬とも一緒に組みたい。一緒だといいな……」
「……」
一瞬でも可愛いと思ってしまった自分を恥じた。
照れ隠しのためだろうか、俺でもわからない。瑠奈から顔を背け、黙って台所へと向かう。

「無視しないでよっ!」
「やめろ!」
「やめない!」
「黙ってろ!」
「黙んない!」
「引け!」
「引かない〜!」
「うぜぇぇ!」
「うざくないっ!」
「いい加減にしろバカが!」
「いい加減にしてるしバカじゃない!」

……この低レベルな口論の果てに、つい先ほどオーブントースターにかけておいたトーストが、ブラッキー色になったのは絶対に瑠奈のせいだ。
いやはや、まさかオヤジさんから指摘されるとは。
メンテ
Re: Presentation Novel!  ( No.179 )
日時: 2012/11/01 00:15
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

いつもの「うーす」の掛け声で、後輩は返してくれる。挨拶はどの世間においても、基本中の基本なのだから、個人的にはプレー伝々よりも大事だと思う。
瑠奈は「練習許可届」という書類を理事長に提出するため、理事長室に向かった。炎天下の中、ご苦労様とあとで言おう。

意外な光景だった。生駒や東田(とうでん)が練習始まる前に、夏休みの課題に取り組んでいるのは見慣れた光景で、晁右だって、今日の瑠奈の練習メニューをボーッと眺めて、それから鼻で嗤うのも日課だった。
その晁右のひょこっと顔を出す後輩達が「うわ、今日も持久走……」という吐きそうなひとりごとも日課だった。

どこがどう違うのかというと、いつも練習始まる前に携帯ゲームをしている檸檬が、資料本を読んでいた。俄かに信じがたい光景だったが、当の本人も驚嘆したような目で文字を追っている。
少しからかってみようと思った。その資料はブックカバー付きなので、
「お前、何を読んでいるんだよ。いつもやってる『最後のファンタジー』はやらないのか? 読書か、ブックカバーなんか付けて、エロ本か?」
と、からかってみた。返答は意外にもつまらないもので、
「狭馬先輩はいつからそんな煩悩な心がついてしまったんでしょうね」
「違う」
「ま、元々か。あんな可愛い彼女と一緒に登校するくらいッスからねー」
「おい、どういうことだよ、おい!」

逆にからかわれてしまった。瞬間に変わっていることなんか目に入れなければよかった。
部員は爆笑、冷かしの連鎖。スリーサイズとか聞かれたけど、無視する。知らないし。
……俺は変態ではない。久しぶりに思う台詞もよい心地だ。


  * *


練習許可届を提出するのが、正直面倒だった。
昨年までは、こんな学則なかったのに今年に入ってからそういったものを出さねばならないということが億劫だ。と同時に疑問に残る。
第一グラウンドから、本校まで400メートル。さらに理事長の部屋まで、80メートル。つくづく、大きすぎる学校だなぁと我ながら思う。
この学校を選んだ理由としては、充実した設備、豊富な進学先、就職先、部活動も盛ん……ぶっちゃけ、私が天宮儒高校に入りたい理由がすべて狭馬のためだったりもする。
離れたくなかったし、彼が一人で過ごそうとなると自炊や洗濯すら出来やしない。
中学校の頃は、野球のエリート校に進学しようと決めていたらしいが、私が前途の理由から、全て拒否した。狭馬は憤怒してしまい、喧嘩してしまったが、今となってはよき思い出だ。
結果的に狭馬は「ここに来てよかった」とまで言っているんだから、私の言い分は正解だったんだね、というと彼はいつものように強がり、いや、と一言だけ。

幼馴染を持って、よかったとも思うなぁ……。

そんなことを思惟している中、見慣れない人が向こうの廊下側に見えた。
来賓の方だろうか? それにしても、若くて美人で、向こう側から見ても肌の白さは窺えた。
挨拶はどの世間においても基本中の基本。狭馬も大事にしている言葉。

「こんにちは!」

今できる笑顔を作った。

「こんにちは…あ! 野球部のマネージャーさんだよね。露ノ宮さん」
「へ?」

え、め、面識ないんだけど……。
メンテ
Re: Presentation Novel!  ( No.180 )
日時: 2012/11/03 00:36
名前: 酸素◆D807vIRUReY

合格おめでとうございます!
小説も頑張ってください。m(_)m
メンテ
Re: Presentation Novel!  ( No.181 )
日時: 2012/11/13 01:43
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

「あはは、かの有名な奥田理事長って腹黒いんだね。
 私がこの野球部を甲子園に連れて行きますって言ってるのに、『それはウチじゃ無理だ』とか『お断りだね』とか『手腕も未知数な貴方に、監督を委嘱することは厳しい』とか。
 よく見る青春スポーツ漫画で言う、部活動には全くやる気のないクソまじめな校長だよね。
 私はただ単に甲子園に行けて、女性初の監督としての出場はもちろん、それで世間の話題をかっさらいたいというのに、人の意見を尊重しないなんて。
 ……今日の練習、見ていいかな」
猫のように、眠たそうに淡々と語るこの人の話を一生懸命聞いたが、何を言いたいのか分からなかった。
が、私の解釈としては……愚痴→見学はいいの? ということ。アバウトすぎてわれながら笑う。
さらに驚くべきことに、こんなに暑い廊下なのに、色々とペラペラ話したはずなのに、この人は全く汗をかいていない。そういう体質なのだろうか。
「あの、ウチの野球部の監督になってくれるんですか?」
「だからこんなおっきな学校に来たんでしょ。見学オッケーってことで」

言動がはっきりしている方だ。はきはきしているとも言えるし、笑顔のときは笑顔、無表情のときは無表情と、何を考えてるかわかんない感じもする。
名前は、と聞かれた。さっき、私の名前を当てたのに聞かれた。答えると、この人は
「沙崎瑠香」
……え、今名前言ったんだよね?

  * *

理事長に練習許可届を出しに帰ると、沙崎さんは既に見学していた。
狭馬達はランニングをしているのだが、指を顎に当てながら、鹿を今こそ狩ろうとする虎の目でランニングを見ていた。

怖い。

沙崎さんの隣にいるのはー……、コリンク。虎だ! 日向ぼっこをしているようで、体毛をビリビリさせながら瞼を閉じて気持ちよさそうにしている。
「まずこの400mトラックの第二グラウンドをタータンを使ってゆっくり、じっくり6周ジョグします。俗に言うアップです」
軽くアップ内容を沙崎さんに説明してあげた。沙崎さんはコク、と頷いただけで、また再び鹿を狩る虎の目に戻った。

アップが終わっても、沙崎さんは何を考えているんだろう……狭馬を中心として作ったストレッチ中の野球部の諸君を見ている。
つくづく不思議な人で対応が困る。
「そうだねぇ……電動チェアがやっぱり欲しいねー……」
「え? で、電動チェア、ですか?」
電動チェアって何だろう? マッサージチェアのことかな?
「座りたいからそう言っただけ」
「あっ……はい! すぐに部室から椅子持ってきます!」
「やっぱりいいや」

そう言って、沙崎さんはしゃがみ込んで電気が溢れているはずのコリンクの体毛を撫でた。
今のは、優柔不断って言った方がいいのかな。仮にもこんな人が奥田理事長に監督志願したんだ。
……奥田理事長がお断りしたのも、無理がないような。
メインメニューのノック練習に入り、一通り私がノックの球を打っていると、タータンの砂場の隅っこでしゃがんでいた沙崎さんはいつの間にかいなくなっていた。

「あの見学に来た人、俺の担当だった看護師の人ッスよ! びっくりしたッス! 沙崎さん! 沙崎さん!」
部活終了後、檸檬君が真っ先に口にした。私は檸檬君と沙崎さんが、そういう脈があったことが驚いた。
それと同時に、あの人の職が看護師って言うのも。
「お前、あんな美人さんに看病してもらっていたのかよ! 羨ましいっちゃあありゃしねぇ!」
「まぁ、確かに美人と言えば美人なんスよ生駒先輩。だけど、性格にちょっとだけ問題ありで」
「え、そうなのか?」

誰かがそう口にすると、檸檬君は思い出した内容をそのまま伝えるように、言った。

「沙崎さん、ああ見えて野球観戦が大好きなんスよ。俺を看病している最中も、土曜日のデーゲームが始まると、観ていたバラエティ番組を即変えて、スポーツ番組に変えるんスね。
 まぁ、俺も野球が好きだから、観るんだけど沙崎さんは観戦の捉え方がいちいち抜けてるんスよ。
 セカンドの凄く無理な超ファインプレーに『帽子取れたね、檸檬さん』とか、試合の流れを決定づけるグランドスラム(満塁HR)に対しては『打ったバッター鼻膨らんでるよ』とか。不思議ちゃんなんスよ。リアルアラ○ちゃんスよ。
 でも、時々だけど俺が命名した『沙崎ワールド』では彼女独自の采配論を展開するんスよね。本当に分からない人です。妙に電動チェア欲しがるし。因みに彼女は千葉ロッテファンらしいス」
一応、檸檬君に、沙崎さん監督説を説明したらさらに「はぁぁ!?」と、驚かれた。
「監督がいないというのは、俺たちにとっても致命傷だから。どっちにしろ、監督の話題がなかったし、俺は沙崎っていう人を監督に迎え入れたい」
狭馬はこう言ってるけれど、どうなんだろう? 理事長には弾かれているらしいけど……。
メンテ
Re: Presentation Novel!  ( No.182 )
日時: 2012/12/23 17:03
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

オヤジさんが作った、『カスタード大豆パン』を口にくわえながら、瑠奈と一緒に行ってきますと、家を出た。
……味はまずまずより下。大豆をなぜ加えたのかが本当に難解なんだよ!
とっとと、胃に蓄えゴクンと一口。瑠奈が飲んでいるコーヒー牛乳を「飲む?」と聞かれるが、首を振り話題を変えた。俺は変態ではない。
「今日はそれなりにベストを尽くすか。野球漬けだったが、今日はリラックスデーとしたい」
「あはは、狭馬と一緒のペアになれるといいなぁ」
「呟きが聞こえているぞ」
「聞こえるように言ったんだよっ!」

思えばお互いに制服を着用し、学校に登校するなんて久しぶりの気がする。
沙崎という人が見学に入ってからだいぶ日が経った。8月14日、今日は二学年行事の例のダブルバトルが行われる日だ。
玄関を出、外の日差しを浴びると――如何せん、昨日の天気と比べればまだ涼しい方。昨日はこのバカが張り切りすぎたせいで、俺も部員たちも死の淵を見てしまった。
檸檬は「畔に、聖なる水が流れていたッス」と言っていたが、これは三途の川と捉えていいと思う。が、表現が非常にわざとらしい。
今日は青々とした空、雲一つない空ともいえる。快晴であり、ポケモンバトル日和だ。
昼からはやっぱり、暑くなるらしい。ソーラービーム撃ち放題だな、こりゃ。
校門に着くと、早速瑠奈のお友達の猫女が、待ち伏せをしていた。

「おはよっ、若菜」
「おはよう、瑠奈! 今日は頑張ろうね。……そっちのクズも」
前まで名前で呼ばれていたのに、ついには呼ばれなくなってしまったという。
「……お前と当たったらケチョンケチョンにしてやるからな。お前しか狙わないから」
「何それひどっ! 嘗めないでよねクズ駿河っ!」
「猫女なんか所詮アンパイだろ」
「ムキーッ! とにかく、教室行ってクジ引くわよ瑠奈! いい番号取られちゃう!」
「あ……うん、いこいこ」

一人になった。それはそれで気が楽……。
「おっは〜、狭馬ー」
「二本松も参加するのか……」
「お前さぁ、やっぱりモテるよねー。顔? エース補正? 主将補正?」
「はぁ?」
「羨ましーなあ、あはははは〜」

ゆらりゆらりと走り去っていく相棒の後ろ姿が視界から消えたのを確認して、玄関に入りげた箱から靴を取った。
……二本松の繰り出す世界に少しだけ引きづり込まれそうになったのは、少し久しぶりだった気がする。


 * *


「……144番……か」
今引いたクジの番号だ。144番と言えば、プロ野球の全144試合という数字。これ以外思いつかないし、3桁はあまり好きではない。
「ぞろ目だ! 100番〜! 狭馬は?」
「ん、二本松か。144」
「あちゃあ〜、敵だね」
「うわぁ、狭馬144かぁ……私、67番だよ」
瑠奈とも一緒じゃない、周りから変な目で見られないでよかった。
こればかりを心配していた。もう、一緒のペアになっていたら、脱走してやろうと考えていたくらいなのだから。
「よし、クズ駿河と一緒じゃない、助かったわ」
「俺もそっくりそのまま返すよ。つか、盗み聞きするな猫女」
「うっさいわね! 聞こえて来たのよアンタの不快音がねぇ!」

正直猫女はどうだっていい。
その他、自然と誰と一緒になったのかが気になって気になって仕方なかったので、ここのクラスの連中の引いた番号を全て聞き漁りまくった。
が、誰も自分と番号の合う者がいなかったようで、他クラスの連中と一緒に組むことが濃厚視されてきた。
備島を敵に回すと厄介そうだ。前に一度、ライボルトと彼のウインディとでポケモンバトルをしてみたが、見事と言わんばかりのトレーナーの備島による的確な指示を連発していた。
野球で言うならセカンドとショートが連携しながらのファインプレー。それくらい、彼とウインディのコンビは素晴らしい。
その備島が敵か……当たりたくもない。

自分の席に屯している、二本松や猫女(極力無視)、瑠奈と話しながら、時々親しい友人と一緒になれたのだろうか、それとも嫌なヤツと当たったのだろうか、
そんな悲鳴が、2-F教室を沈黙させた。

【俺が4番でエースで主将でバカなアイツがアレ→ 第三部:『というわけで』完】
メンテ
Re: Presentation Novel!  ( No.183 )
日時: 2013/01/03 02:13
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc

◆Postscript room

皆さま、あけましておめでとうございます。
2013年も、どうかこんな私をよろしくお願いします。

早速ですが重大なミスを……

話数を変えるのを忘れていて、このまま最終話いっくぜーーーー という感情があり、それが今日書き始める時に気づき、慌てて話数を区切りました。ダメ小説家:ダネ(

とりあえず……うん、肯定的にいえば、第三部まで書けて、よかった。
でも、こんなにも完成まで長くなってしまう小説なんて書いたことありません。
色々とおかしな設定乗っけてるからでしょうか、それともやはり自分が長編を書くとかいうのは無理があったからでしょうか、妄想が過ぎているからでsy(ry
どっちみち、次が最終話となる予定ですが果してうまくまとめられるのかどうか。

ちらほらある自分がばらまいた伏線は、片付けられる気がしないので、色々無視しちゃいます(笑) まさに自業自得。
でも日に日に参照数を見ると読んでくれる方がいるんだよね。それだけが励みで、殴り書いてます。
もっと面白くできないかなぁ……精進します。

次回もお楽しみください。バトル編となりますが、果たして私は書ききれるのか。
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.184 )
日時: 2013/02/28 15:36
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc ID:5hnjs6uo

冷泉真希の引いたクジの番号は144番だった。
引いた紙を、ポケットの中にしまい、席についた。そして、買っておいた「朝の友・モーモーミルク」を飲む。
昨夜、奥田は言っていた。君とメタグロスの力量を図るために、とある私の知り合いがやってくるから、硬くならないようにね、と。

いつも通りの、君とメタグロスで大丈夫だと。



        俺が4番でエースで主将でバカなアイツがアレ→ 最終部:天宮儒高の未来
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.185 )
日時: 2013/02/28 15:45
名前: ダネ◆F2rLp5IzSdc ID:5hnjs6uo

昨夜、私はとある書店でマンガを立ち読みした。
そのマンガは普通の人間が、巨人に支配された世界で、生き残った人間たちが巨人に立ち向かうという痛快アクションバトルファンタジーだ。
最初の1巻だけ読み、そのあとは読まなかった。

話題作ということで読んだのだが、人間の方が私で巨人が理事長……そんな感じにシンクロした気がした。
私と、メタグロス。今日がデビュー戦だ。
誠海と城井のせいで、尚且つ地方チャンピオンが使うようなポケモンを所持しているんだということを広めた。
……やめてほしかった、うん。チャンピオンが使うポケモン、ということで広められているのだ。
4割だな。メタグロス という答えを、私の元に持ってきてくれた者は。
後の者は、ミロカロスとか、カイリューだとか、ガブリアスだとか……。

「おはようございますっ」
「む」
この毎日人を見下しているような声は……。

「また身長伸ばしですか? 諦めはとてもとても大事ですよ冷泉さん」
「黙れ」
私の朝の友・モーモーミルクを身長伸ばしなどと、馬鹿にするのは許さんぞ、誠海。
クスクス笑いながら、鞄を置いた誠海は私に聞こえるように、
「さあてとりあえず自分も、籤を引こうかなと」
と言った。堪らずに私が疑問を投げかける。
「お前も引くのか?」
「参加制というか、ほとんど全員参加ですから。実行委員長の自分でもそりゃ、楽しみたいし思い出にしたいし。君だって人のこと言えないでしょ」
「ま、まあな……あ、ウヌのポケモンは?」
「クロバット。……って言ってもどうせ無知な冷泉さんにはわからないでしょうね〜」
「黒いコウモリか……手強いだろうな」

そういった瞬間、私は誠海から大爆笑の嵐を受けた。


* *


「今日はよろしく頼むよ」
「いえいえ、コチラこそお嬢さんとメタグロスの連携楽しみにしてます」
理事長室に、客が来た。
イッシュ人と日本人とのハーフの客が来た。7:3の割合のハーフだが、日本語が非常にうまい。
白いスーツ姿で、胸ポケットにはバラのレプリカが添えてある。
髪の色は銀色。オールバックで後ろにまとめている、奥田とは30も違う男だ。
「確認到しますが、メタグロスは旧校舎の地下から見つかったポケモンですよね」
「ああ、そうだが」
「実戦には使えそう?」
「ううん、どうだろうね、まだ試してないからわからない。でも、才能は他のメタグロスよりも一級品だ。
……ホウエンチャンピオンのメタグロスを超えていると見た」


メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.186 )
日時: 2013/05/20 00:42
名前: ダネ@すまほ◆F2rLp5IzSdc ID:Vs4motRI

「゛コメットパンチ゛だ、かましてやれメタグロス!」
「あああ、俺のラッタがあ!」
信じられない光景が俺の目の前に広がっている。
……会長がメタグロスを使っているというのは知っていた。ここのところ野球ばかりやっていた俺でも知っていた。
だが、ここまでポケモンの扱いが上手い会長を見られるとは。
バトルフィールドの観戦席では歓声が飛ぶとともに、驚嘆や喜声、落胆の声が聞こえた。

メタグロスの雄々しい迫力のあるパンチ。鎌瀬(かませ)のラッタは壁際まで吹き飛んだ。
一緒にチームを組んでいる犬島(いぬしま)は、ただただ、たじろいでいる。
「何をボーとしている駿河狭馬! ライボルトを!」
「あ、ああ。ライボルト、犬島のハーデリアに゛ワイルドボルト゛」
「え……? ちょっ、駿河ぁ、やめろおおお!」
勇ましい黄色と青が混じったその色がライボルトを包む。そのままハーデリアの体を捩じ込むように、それは吹き飛んだ。

また、わぁーという歓声が飛ぶ。中には悲鳴のような声も。
「勝てっこねえよ! 天宮濡高のエースと天宮濡高の自治会長が同じチームだよ!」
「問題はそこじゃねえ、あのメタグロスだよ、あれは化け物だって!」
「当たりませんように……」
「グロスパねえええ」

様々な声が入ってくる。
会長がメタグロスをボールに戻したので、俺もライボルトを戻した。メタグロス自体は戦い足りなそうに見えたが。

「まさか本当にウヌと一緒だとはな」
「俺だって驚いている」
「いや、私は驚いてはいない。奇遇だなと言っているのだ」
「……」
圧倒的なバトルだった。
先に仕掛けたのは鎌瀬と犬島のチーム。互いの゛たいあたり゛でメタグロスに攻撃したがメタグロスはビクともしない。
逆に相当な鋼鉄の体を持っているのか、二匹とも頭を強く打って、くらくらしていた。

そこからメタグロスの反撃が始まった。
まず会長の指示で、ラッタを掴み、゛しねんのずつき゛をお見舞い。
ハーデリアには゛アームハンマー゛で対処した。

もうこの時点で勝負が決まったのかもしれない。
次は俺のライボルトがラッタを追撃し、゛かみなりのキバ゛で確実にダメージを蓄積していった。
後はメタグロスが゛コメットパンチ゛でラッタをKO、残りのハーデリアは俺が倒した。が…
メタグロスが圧倒的だった。メタグロスと会長の独壇場だった。

◇ ◇


「初戦突破祝いだ。飲めよ」
「む……。お!い、いいのか!? 『午後の3.5ギューニュー』!」
「まあ、初戦突破祝いだから……」
「今午前中だが『午後の3.5ギューニュー』飲む飲むー!」
「ああ飲め飲め」
身長増量系アイテムを会長にあげればとりあえず素で喜ぶことを覚えた。
スタジアムの外周にある自販機から買った牛乳で、ここまで釣れるとは。
「奢りなんだな?」
「まあ……奢ってやる」
「うわあいっ!」
そう言って会長は、両手で牛乳をぐびぐび飲む。
子供っぽいというか、子供にしか見えないというか……ざっくり言えばかわいい。
俺はロリコンじゃない。元々こんなスタジアム前に呼び出したのは気になる点があったからだ。
「……それよりも」
「コホン!むむ……なんだ改まって」
本題を突く。
「会長はどこでメタグロスを手に入れたんだ。元々ポケモンは持ってなかったんだろ。それをどうしてそこまで強力な……」
俺が言った途端に会長は、牛乳を飲むのをやめた。
汗を拭い、制服のポケットからハンカチを取り出し会長は口を拭いた。
「……強いられている…と言った方がいいのか」
「強いられている?」
「やめろ。触れないほうがいい、私とメタグロスの関係は」
いつも強めの口調で話す会長だが、この台詞は更に口調が強くなった。

強いられている? 触れない方がいい?
考える。考えるが、何も浮かばない、わからない。
強いられているのなら、誰に? なんの目的で?
……こいつ、何か大きな事を抱えているような。いや、それは主催者だから……。

「狭馬ー! 会長さーん! おめでとうー」
後ろを振り向いた。そこには二本松と生駒が、こちらを走ってくる姿が見えた。
二人に手を振り替えそうとした、その瞬間に会長はこう言った。

「話すなよ。それと会長ではなく、冷泉と呼んでくれ」
……はい、わかりました、かいっ…レイゼイサン。
メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.187 )
日時: 2013/08/10 00:57
名前: ダネ@すまほ◆F2rLp5IzSdc ID:kkBS1weg

●嬉しいよね→

オロー「祝勝会を開くっ!」
スズネ「へ?」
ミツ「何の?」
オロー「祝! 楽天イーグルス、貯金20&田中投手無傷の開幕16連勝達成!新・記・録だああ!!」
ミツ「……急になんなのオロー君読者側としては引くんだけど」
オロー「いや、スレ主の心の声を聴いてほしくてな」
スズネ「そういえば楽天ファンだったよね!」
オロー「うむ。そしてこの掲示板ではプロ野球を語り合える方がなかなかいないため、公言しにくいのだ」
ミツ「だからといってここで……しかもこのタイミングで……ねえ」
オロー「仕方が無いのだ!!」
ミツ「うわあっ!」
オロー「とにかく!とにかくとにかく! 今年こそ優勝なのだ!」
ミツ「楽天ファン歓喜だね。そして何よりもスレ主がニヤニヤしてるよね」
オロー「そうだな。楽天はこのまま首位を独走してほしいと思っている。頑張れ楽天! 燃え上がれ犬鷲魂!」
ウォーグル「呼んだ?」
一同「………」
ミツ「ボクさ、何となく来る予感してたんだよね」
オロー「実は我も思っていた」
ウォーグル「」

スズネ「ちなみにスレ主は嶋選手が好きらしいよー!」

メンテ
Re: Presentation Novel! ( No.188 )
日時: 2014/12/23 16:18:05
名前: aa ID:WOodqms.

Ahは
メンテ
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