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日時: 2014/08/20 22:38:05
名前: 削除 ID:r37n1bMA

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Re: 真・ポケモン金銀 ( No.101 )
日時: 2014/11/30 20:59:05
名前: 瓜島 パンプキン ID:r37n1bMA

第21話「絆の力!メガへラクロス起動!」

アサギジム、リーダーのミカンを見事破ったヒビキは、ミカンに言われて
アサギの灯台へ来ていた。
「来ましたね。ヒビキさん。」
「うん。」
「アサギのジムバッチを渡した時、それを含めて5つバッチがあるならば、
そのトレーナーにメガリングを継承するのが私の役目です。」
そう言ってミカンは、ヒビキにメガリングを渡した。
「その空のメガリングを着けている場合、どこかにあるキーストーンが
貴方とポケモンの絆を認めてメガリングに宿ります。」
「キーストーン…」
「まあ、もう1つ…ポケモンにメガストーンを持たせて
おかないといけないって条件があるので、ここから
見つけにいくトレーナーがほとんどですけど…
ヒビキさん…これを受け取ってください!」
ミカンの投げた球をヒビキは受けとる。
「これは?」
「ヘラクロスナイトよ!」
「ヘラクロス…ナイト?」
ボールからヘラクロスが飛びたしてくる。
「ヘィラア!」
「ヘラクロス…欲しいの?」
「ヘラ!」
「さあ、継承の儀式を始めましょう。」
「うん。」
ヒビキとミカンは、キーストーンに手をあてる。
「答えてくれ…キーストーン!!!」
ヒビキのメガリングにキーストーンが宿る!
ヘラクロスのヘラクロスナイトと
ヒビキのメガリング、
アカリちゃんのデンリュウナイトと
ミカンのメガネックレスが反応した!
「「進化を超えろメガシンカ!!」」
ヒビキとヘラクロスの金色の目が開かれる!
「木の蜜集めし昆虫よ!その強きツノで、敵を粉砕せよ!
メガへラクロス!起動!」
ロボットのような体…ヘラクロスはメガへラクロスへとメガシンカしたのだ!
もちろん、ミカンのデンリュウも…。
「シャッキーーーン!!!!!メガシンカ!」
デンリュウがメガデンリュウへとメガシンカし、バトル開始だ!
「グロウパンチ!」
「かみなりパンチ!」
両者、ほぼ互角だ!
「そのままインファイト!」
「リフレクター!」
デンリュウのリフレクターが、インファイトの威力を弱める!
「10万ボルト!!」
「がっ!ヘラクロス!!!」
ヘラクロスに大ダメージだ!
「メガホーン!!!」
「りゅうのはどう!!!」
両者が目に見えぬ程の速さでぶつかる。
「ミサイルばり発射!」
「っ避けて!」
何十というミサイルばりを、デンリュウは難なくかわす。
「メガホーーーン!!!」
デンリュウに命中!!
デンリュウは柱を蹴って戻ってくる!
「かみなり…!」
「グロウ…!」
「「パンチ!!!」」
吹き飛ばされそうなくらいの爆風が起こる!
2体の体力は極僅か…次の一撃で決まる!
「…アカリちゃん!かみなりパンチ!!!」
「ヘラクロス…メガエネルギーをその拳に集中させろ!」
メガへラクロスは拳以外…メガシンカが解ける。
「そんな!」
さすがのミカンも驚いた。
「グロウパンチだぁぁあ!!!」



デンリュウは戦闘不能になり、ヘラクロスが勝った。
これにて、メガリング継承の儀式は終わった。
ヒビキはミカンにタンバのジムを勧められた。
ヒビキはこのメガリングと共に…コトネと共に…また、次の街を目指した!

続く!

Re: 真・ポケモン金銀 ( No.102 )
日時: 2014/12/03 17:32:37
名前: 瓜島 パンプキン ID:r37n1bMA

「教えてヒビキ!」

「今日はメガリング!」
「ポケモンをメガシンカさせるのに必要なアイテムだよね!」
「このメガリングは今後の展開に大きく関わるんだ!」
「へぇ〜、でっどんな風に関わるの?」
「それはね…ゴニョゴニョドゴームバクオングなんだよ!」
「えっ!カクカクシキジカメブキジカなの!?」

次回「サファリでポケモンGETだぜ!」
第22話「サファリでポケモンGETだぜ」 ( No.103 )
日時: 2014/12/05 21:54:39
名前: 瓜島 パンプキン ID:r37n1bMA

タンバシティに再び着いたヒビキは、
コトネの提案により、ジムを後にして、断崖の洞窟の先にある、
サファリゾーンに訪れていた。

「これだけポケモンが手に入れば、博士の研究も捗るわ!」
大量のモンスターボールを両手に、コトネは言った。
その時、ヒビキの背後に気配が!
「っー!」
マグマラシのひのこと何かがぶつかる。
そして、草むらから女の子が出てくる。
「あれ?人間だった?」
「…うん。」
ヒビキも草むらから出てきた彼女も
相手はポケモンだと思い、技を繰り出した。
二人とも…少し申し訳ない気持ちが露わになる。
「ごめん…。」
「いや、こっちもだよ。…私の名前は“カナ”。
こっちはウルガモスのガモスちゃん。」
「…ヒビキ、そしてマグマラシ。」
謝罪と自己紹介が済んだところで、ヒビキが問う。
「カナは…やはりポケモンを?」
「まあ、そんなところかな?」
詳しく聞くと、どうやら…ヨーギラスというポケモンが
このサファリゾーンにはいるらしい。
それを聞くとコトネは、
「だいたいポケモン捕まえたし…手伝おうよヒビキ!」
と持ちかける。
それに対してヒビキは、いつも通り…間を置いて「うん。」と応えた。

「ヨーギラス?」
「ベローん?」
「…ベロリンガか。」
ヒビキも、ヨーギラスがどんなポケモンかは知っている。だが、
この壮大なサファリゾーンで、特定のポケモン一匹を捕まえるのは
厳しい話だ。
「ガモスちゃん!!」
そんな時、カナの声が聞こえた。
駆けつけるとそこには…
「あんた達は…!」
「…ロケット団!」
あの黒き悪魔がヒビキ達の前に現れる。
「私のガモスちゃんを返して!」
「カナ…こいつらは返してくれと頼んで、黙って返す奴らじゃねぇ。」
今日も…ヒビキの目が光る。
「下がってて…。おいロケット団、てめぇらは俺がぶっ潰す!」
「ヒビ…キ?」
「カナ!こっちへ!」
金ピカヒビキを不思議に思うカナを、コトネは連れて行く。
「ロケット団…覚悟しろ!」
(げっ!まさかこいつ…噂の金ピカ!?)
「お、おう。き、貴様のようなこ、小僧に負けるロケット団では…ない。」
「自信なさげだなぁ、本気を出すまでもねぇか。」
「な、なんだと!?言っただろ!負けるはずがー」

数分後ー

「ぐはぁっ!!!」
「ふっ、ボスに言っておけ!貴様らは俺が叩きのめすと…。」
「ひぃ!!!」
怯えた団員は逃げて行った。
ヒビキ達は、ロケット団員のおいていったポケモンを全て解放した。
その中にー!
「ギッラァ!」
「ヨーギラス!」
野生のヨーギラスは、ボールから出てすぐにヒビキ達と距離をおいた。
そして、カナを睨んだ。
「………ー。」
「………ー。」
カナのウルガモスとヨーギラスは、自然と闘う構えをした。
風が吹く…ワタッコが飛んでゆく…そんな事も知らず、ただ闘いの合図を
待つ二人…。
その時ー!
「はっくしゅん!」
闘いの合図はヒビキのくしゃみ!
ヨーギラスのかみくだく!
「ほのおのまい!」
ウルガモスの特攻が一段階上昇!
対してヨーギラスのいわなだれ!
「しまった!」
効果は抜群だ!
「持ち直してほのおのうず!」
この攻撃に対してコトネは
「ヨーギラスの動きを封じた!」
続けて、
「今のうちに決めるのよ!」
と言った。
「うん、分かった!
ガモスちゃん!フレアドライブ!!!」
ヨーギラスのすなあらし!
ヨーギラスはほのおのうずから解放された!
「そんな!」
続けてヨーギラスのあくのはどう!
「ぎんいろのかぜ!」
ウルガモスの攻撃はヨーギラスに効果抜群だ!
「ヨゥギ…」
「今だ!お願い、サファリボール!」
ボールは揺れる。
一回…
二回…
そして三回…
その後カチッと音がなった。
捕獲完了の合図だ。
「やったー!」

「ヒビキ!コトネ!今日はありがとう!」
「ううん!どうってことないってことね!」
「あれ?コトネ…そんな口癖だった?」
「細かいことはいいのよ!」
「ふふふ。」
カナはヒビキ達を見て笑った。
「バイバイ!また会おうね!」
「バイバイ!」
「…バイバイ。」

カナとサファリを体験したヒビキ達。
彼らの旅は、まだまだ続く!
教えてヒビキ! ( No.104 )
日時: 2014/12/09 21:40:32
名前: 瓜島 パンプキン ID:r37n1bMA

「教えてヒビキ!」

「今日はサファリについてだよ!」
「サファリは500円で最大30匹のポケモンがゲットできるから
便利ってことね!でも、30匹のポケモンをゲットするのは難しいわ。」
「先月、大会があったんだけど、新記録が出たらしいよ!」
「え!30匹!?」
「ううん。歴代最低記録…0匹。」
「そっちかい!」

次回「修行」
第23話「修行」 ( No.105 )
日時: 2014/12/14 10:02:03
名前: 瓜島 パンプキン ID:r37n1bMA

「………ー。」
月夜…断崖の洞窟の外で、ゲコガシラと共に滝に打たれながら、ヒビキは考えていた。

〜数時間前〜

サファリボールを使い切ったヒビキ達は、カナと一緒に外へ出た。
そのときカナが、不可思議な言葉を口にしたのだ。
「ヒビキ…あなたなら、あのポケモンを…ホウオウを呼べる。」

その声は、あまりにも小さかったため、本当に言ったのかは確信が持てないが…
「ホウオウ…」
まいこはんからもよく聞いた…ヒビキがホウオウを呼ぶのにふさわしいと…だが、
なぜそれをカナが知っているのかが謎だった。
「………ー!つばめがえし!」
何かの気配を感じたヒビキは、即座に指示をだした。
攻撃して来たのはニョロボンだった。
断崖の洞窟から、誰かが出てくる。
「対したトレーナーだ。ワシのニョロボンの不意打ちに対して、的確な指示をだすとは…。」
ヒビキも初めは敵かと疑ったが、そうでないことにすぐに気づいた。
「シジマだ!タンバシティのジムリーダーをやっている!」
「ヒビキ…、ジム巡りをしてます。」
シジマはヒビキに言った。
「気に入った!少し修行に付き合ってくれ!」

ということで、ヒビキはシジマと1対1のシングルバトルをすることになった。

「ニョロボン、こころのめ!」
ニョロボンはゲコガシラに狙いを定める!
「ばくれつパンチだ!」
「みずのはどうで向かいうって。」
しかし、ニョロボンはみずのはどうなどもろともせずに、
ゲコガシラに接近!
「くっ!かげぶんしん。」
大量の分身、だがニョロボンは迷わず本物を攻撃した。
「そんな!」
「こころのめは技を必中にする!」
「ゲコガシラ!いける…か?」
どう見ても大丈夫じゃない。混乱している!
「ばくれつパンチは命中しにくい代わりに、喰らった相手を混乱させる!」
なるほど、こころのめでばくれつパンチの命中の悪さをカバー、
ばくれつパンチが命中することで、こちらは確実に混乱。
この方…かなり強い!
「決めるぞニョロボン!きあい…!」
ニョロボンの拳を中心に風が舞い起こる!
「ゲコガシラ!目を覚まして!」
「ゲコゥ???????」
「ゲコガシラァァアアアア!!」
「…パンチ!」
ニョロボンはきあいの詰まった拳を構え、ゲコガシラを狙って接近!
「ゲコッ!?」
ゲコガシラの混乱が解けた!
「何!」
「つばめがえしだ!」
だが、ニョロボンの拳が速かった…


結局、ゲコガシラは倒れ、あのニョロボンには勝てなかった。
だがシジマによると、あのタイミングで混乱を解くことができた
ヒビキ達の絆は、想像を絶するものだったそうだ。
彼は…その後帰っていった。

「力がいる…あのニョロボンに勝る力が!」
「ゲコッ!」
ゲコガシラが光を放つ!
「ゲコガシラ。」
「ゲコウ!」
ゲコガシラは、ゲッコウガに進化した。
その後もヒビキ達は1時間ほど修行を重ねた。

夜明けはもうすぐだ。
次回予告 ( No.106 )
日時: 2014/12/14 18:26:39
名前: 瓜島 パンプキン ID:r37n1bMA

お久の次回予告。

「勝つんだ!今度こそ!」

「我が身の力に振り回されて倒れるがいい。」

「メガシンカ…使いこなせていないと言うのか。」

「ここまで来れたのは褒めてやる…だが」

「ゲッコウガ…ここに水参!」

次回「ダークヒーロー水参」
第24話「ダークヒーロー水参」 ( No.107 )
日時: 2014/12/14 20:31:36
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

「勝つんだ!今度こそ!」
ヒビキはジムの前でそう言った。
「気合い十分ってことね!」
「うん。」
「まあ、オーバーヒートしやいように気をつけることね!」
そううってコトネは、先ほど買ったばかりのサイコソーダを差し出した。
「ありがと。」
「勝つんだよ!」
「うん。」

人工的に作られた滝に打たれるシジマにヒビキは決闘を申し出た!
「さあ来い!」
「………ーっ!」


シジマ●●●○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ーーーーV・Sーーーー

ヒビキ●●●○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
[ジムリーダーのシジマが、勝負をしかけてきた!]
[ジムリーダーのシジマはカイリキーを繰り出した!]
「カァァアイ!」
カイリキーは四本の腕を操る!1匹目から手強い相手だ!
「ヘラクロス。」
[ヒビキはヘラクロスを繰り出した!]
「ヘゥラァァア。」
[ヘラクロスのヘラクロスナイトとヒビキのメガリングが反応する!]
「進化を超えろ…」
ヒビキの目が開く!
「メガシンカ!!」
[ヘラクロスはメガへラクロスに進化した。]
「ほう、メガシンカを使えるのか。」
感心するシジマ。
「ヘラクロス!インファイト!」
「インファイトで相手をしてやれ!」
[ヒビキのメガヘラクロスのインファイト!]
[相手のカイリキーのインファイト!]
激しくぶつかり合う二体。ほぼ互角だ。
「ふん、なかなかやりおるな!カイリキーの腕が2本だったら、
もしかしたら今のでやられていたかもな!」
「くっ!」
確かに、パワーではこちらが上だ。だが、カイリキーはそれを腕の数でカバーしている。
「ばくれつパンチだ!」
「なっ!」
(なぜここで、命中の低いばくれつパンチを!?)
[相手のカイリキーのインファイト!]
技はしっかりと命中。そして、
[メガへラクロスは混乱した。]
「なぜっ…命中したんだ。」
「カイリキーの特性はノーガードだ。ノーガードはこころのめ同様、技を必中にする。」
続けてシジマは問う
「それにしても、ヒビキ...お前は、メガシンカを継承されて、何日経つ。」
「2日ですが...」
「なるほど、なら終わらそう。インファイトだ!」
[相手のカイリキーのインファイト!]
「ヘラクロス!!!」
ヘラクロスの体はもうボロボロだ。
「ヘラクロス!」
「ヘラクロぅ〜」
[ヘラクロスはわけもわからず自分を攻撃した。]
「我が身の力に振り回されて倒れるがいい!」
[ヘラクロスは倒れた。]
「ヒビキ、見たところお前はメガシンカに頼りすぎた。そのため力に振り回されてた。」
「メガシンカ…使いこなせていないというのか。」

「さあ、次を出せ!」
カイリキーには、さっきのインファイトのぶつかり合いでのダメージしか与えていない。
はっきり言って不利だ。だが、この状況を覆せるポケモンが一体…いる!
「ゆけっ!ゲンガー!」
[ヒビキはゲンガーを繰り出した!]
「まだまだこれからだ!」
「ゲンガァー!」
「来い!」
「ゲンガー!シャドーパンチ!」
「ふっ(正面とは舐めた真似を!)はたきおとす!」
「ゲルっ!」
ゲンガーは消えた!
「なにっ!」
[ヒビキのゲンガーのシャドーパンチ!]
「カイリキーっ!」
シジマのカイリキーはとっさにシャドーパンチを受け止めた!
「ふっ、甘いぞヒビキ!」
「そちらこそ!」「ゲンっ!」
[ヒビキのゲンガーの10万ボルト!]
「なっ!」
「カィィイイ!!!」
カイリキーは大ダメージを負った。
「相手はジムリーダー、そちらの弱点をカバーする技を1つは入れてるはず、
真っ正面からやられるに決まっている!ましてやカイリキーだ!」
「ノーガードを突破するために、あえて技を受け止めさせたのか!」
続けてシジマは言う。
「そうすれば、相手に技は出せない。」
「…ゲンガー、シャドーボール!」
[ヒビキのゲンガーの特大シャドーボール!]
「受け止めるんだ!」
カイリキーはその4本の腕でシャドーボールを受け止めようとする!
「カイッ…!」
カイリキーは少しずつ後ろへ押されていく!
「シャドーパンチ!」
[ヒビキのゲンガーのシャドーパンチ!]
シャドーパンチが、シャドーボールをさらに強める!
「カアァァァアアー…」
カイリキーは倒れた。
「よく頑張った。戻って休むといい。」
シジマは続ける。
「ゆけっ、ローブシン!」
[シジマはローブシンを繰り出した!]
「ローブシン!うちおとす!」
[シジマのローブシンのうちおとす!]
「よけろゲンガー!」
ゲンガーは落ちてくる岩をよけていく!
「あくのはどう!」
「守れ!」
[ヒビキのゲンガーのあくのはどう!]
ローブシンは持っている柱で攻撃を防いだ!
「なに!」
「もう一度うちおとすだ!」
「」
[シジマのローブシンのうちおとす!]
ゲンガーは撃ち落とされた!
「じしんだ!」
「ロブっ!?」
ローブシンの腹部にはシャドーボールがあった!
「なんだとっ!」
「撃ち落とされる前に撃っておいたのさ!ゲンガー!シャドーパンチ!」
「柱で防ぐんだ!」
[ヒビキのゲンガーのシャドーパンチ!]
ローブシンはカイリキーに似た体勢で構える!
だが、ゲンガーの拳は柱をすりぬけた!
「ローブシン!じしんだ!」
[シジマのローブシンのじしん!]
ゲンガーに効果は抜群だ!


結果は両者戦闘不能…残り一体ずつとなった。
「ゆけっ!ニョロボン!」
[シジマはニョロボンを繰り出した!]
「ニョロ!」
「ここまで来れたのは褒めてやる…だが、お前の出すポケモンは
ゲッコウガ…ニョロボンとの相性は悪い!」
「それでも…こいつにリベンジさせてやりたい…そしてオレも!」
「ふっ。」
「清き心と悪き心、今ひとつになりて…この世の全てを包み込め!
ダークヒーロー月光雅…ここに水参!」
[ヒビキはゲッコウガを繰り出した!]
「ゲッコゥ!」

「「…………ーーーっ!!!!!」」

「つばめがえし!」
[ヒビキのゲッコウガのつばめがえし!]
「かわせ!」
「無駄…つばめがえしは必中!」
[効果は抜群だ!]
「こころのめだ!」
「かげぶんしん!」
[ヒビキのゲッコウガのかげぶんしん!]
[シジマのニョロボンのこころのめ!…しかし、ニョロボンの攻撃は外れた!]
「みずしゅりけん!」
[ヒビキのゲッコウガのみずしゅりけん!]
水でできた手裏剣をゲッコウガ達は放つ!
「ハイドロポンプだ!」
[シジマのニョロボンのハイドロポンプ!]
分身達は消え去り、ふたつは激しくぶつかり合う!
「ゲッコウガ!なみのり!」
[ヒビキのゲッコウガのなみのり!]
「ニョロボン!こころのめ!」
[シジマのニョロボンのこころのめ!]
フォーカスが合った!
「ばくれつパン…「今だ!!!」
ニョロボンの背後からもう一匹のゲッコウガが!
[ヒビキのゲッコウガのつばめがえし!]
「なんだと!それではなみにのっていたのは!?」
「…分身さ!」
「ええい!もう一度こころのめだァ!」
[シジマのニョロボンのこころのめ!]
今度こそフォーカスが合った!
「ばくれつパンチぃ!」
[シジマのニョロボンのばくれつパンチ!]
「ゲッコウガっ!」
[効果は抜群だ!…▽]
[ヒビキのゲッコウガは混乱した!]
「くっ!」
「きあいパンチ!」
[ニョロボンは拳に気合いを集中させる!]
「ゲコゥ〜…♪」
「ゲッコウガ!目を覚ますんだゲッコウガっ!」
[シジマのニョロボンのきあいパンチ!]
「ゲコッ!」
[効果は抜群だ!]
[ゲッコウガの混乱が解けた!]
「…ゲッ…コウ……ー。」
「決めるぞニョロボン!」
「ゲッコウガぁ!」
「っーーー!!!」【特性:げきりゅう】
ゲッコウガから青きオーラが放たれる!
「みずしゅりけん!」
[ヒビキのゲッコウガのみずしゅりけん!]
吹っ飛ばされたニョロボンは壁にめり込む!
「ニョロボン!!」
「つぱめがえし!!!!!」
[ヒビキのゲッコウガのつばめがえし!]
「ゲコォオウウゥ!!」
「ニョロッ…ーーー!」






[ニョロボンは倒れた。」
「ふっ、参った。」
「…どうも。」
バトルが終わると、ヒビキは目を閉じた。
シジマは「ショックバッチ」と
わざマシン01「きあいパンチ」をヒビキに渡した。
そして言った…
「ヒビキ…ヘラクロスをこちらに預けてみないか?」
シジマの提案は、メガシンカに頼りすぎたヘラクロスを鍛えさせて欲しいとの事だった。
ヒビキは悩んだあげく…
「…うん。お願いします。」
と返事をした。
「安心しろ!お前がリーグに挑戦する頃には、必ずつよくなっとるわ!」
「うん。…じゃあねヘラクロス。」
「ヘラクロぅ!」

ジムリーダーシジマとヘラクロスに別れを告げたヒビキ達は、タンバの街を去ろうとしていた!
だが…
「………ーーー。」
「…この子は!?」


続く!


次回予告 ( No.108 )
日時: 2014/12/22 18:33:32
名前: 瓜島 パンプキン ID:r37n1bMA


「…スイクン。」

「私の名はミナキ。」

「ホウオウの…使い?」

「奴は北を目指す。清き水を求めて…」

次回「清き水を求める者」
第25話「清き水を求める者」 ( No.109 )
日時: 2014/12/23 20:39:47
名前: 瓜島 パンプキン ID:r37n1bMA

「…スイクン。」

ヒビキとコトネの目の前には、焼けた塔が崩れた時に、その中から抜け出した
3匹の内の1匹…スイクンであった。
スイクンは、特に鳴くわけでもなく…その優しい目で、
コトネの方を見つめていた。
(…コトネ、もしかして。)
ヒビキはすぐにわかった。このスイクンは、コトネを気にいったのだと。
彼(スイクン)は、コトネに「着いて来い」と言うかのように、
北へと、アサギの方へと走り出した。
「はっ!待って!」
コトネは慌ててモンスターボールから「ラプラス」を取り出し、
スイクンを追いかけた。
「待って!スイクン!」
「………ーーー。」
スイクンは何も言わずに走る。
「…コトネ。」
上を見ると、ヒビキがヘラクロスを背中に飛んでいた。
スイクンはアサギの港に着き、陸を走る。
コトネはベイリーフ、ヒビキはそのままヘラクロスと共に
スイクンを追いかける。

エンジュに着いた。
スイクンは本来の形を保っていない焼けた塔の頂点に立つ。
天にとても近い…スイクンは風を浴びて気持ち良さそうにしている。
「珍しいな。」
スイクンを見ていると、何時の間にか後ろに一人の青年が立っていた。
青年は、「私の名はミナキ。」と自己紹介を済まし、
スイクンについて語りはじめた。
「スイクンは、一度死んだことがある。」
「死んだ?」
「ああ。焼けた塔は、元はスズの塔のように立派な塔だった。だが、
ある日エンジュで大火災が起った。」
ミナキは続けて、
「もちろん、焼けた塔も被害を受けた。火はすぐに消されたが、塔の中では3匹のポケモンが死んでいたんだ。その3匹は…他のポケモンをかばっていた。かばったポケモンたちは無事だった。町の皆は3匹を讃え、無事成仏できるように祈りをささげていた…その時」

「その時、天空から七色の翼を持つ鳥が現れた。」

突然、ミナキに代わり説明をし始めたのは、カナだった。
「久しぶり、ヒビキ!コトネ!」
「カナ!」
「話の続きはこうだよ。その鳥は焼けた塔の空へ舞い降り、暖かい光を放った。すると不思議な事に、死んでいた3匹のポケモンが生きかえった。」
ミナキが続ける
「鳥はホウオウと呼ばれ、エンジュの護り神とされた。スイクンもホウオウに仕えた。」
「…ようするに使いになったって事。」
「ホウオウの…使い?」
「しかし、なぜ君がその話を知っている…これはじいが教えて下さったことだ。」
ミナキはカナに問いかける。
「あれ?知らないんですか?私は」

「キュウゥゥゥウウン!!!」

「スイクン?」
突如スイクンが鳴いたのだった。
「…スイクン!」
声を上げたのはコトネだった。
「………ー。」
コトネはスイクンの隣まで行き、モンスターボールを差し出した。
「行かない?一緒に…。」
「かっ!あいつ!そんなのでスイクンが!」
「いや、コトネなら…。」
スイクンは、モンスターボールに口を近づけた。
「………ーっ!!」
その時、スイクンの足場が崩れた!
「スイクン!」
思わず放したモンスターボールとスイクンが落ちていく。
「「「危ない!!!」」」
しかし、スイクンは体勢をとりなおし、モンスターボールを口にくわえて、柱を蹴り、エンジュの東にある町、チョウジタウンの方へと逃げていった。
「スイクン…」
「また逢えるよ!コトネ!」
「奴は北を目指す。清き水を求めて…」
「ミナキさん…」
「…あそこまでスイクンに近づいた…彼に選ばれたんだ。君に彼を捕まえてもらわないと僕のプライドが傷つくだろ!」

ミナキもカナも先に帰ってしまった。
準備のできたコトネとヒビキはエンジュを出発する。
「北へ!清き水を求めて!」

続く!
次回予告 ( No.110 )
日時: 2014/12/25 18:45:38
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA


「色違いの…赤いギャラドス?」

「ワタルだ。」

「ワタル…」

「この水…清くない。」

「やめてくれ!ギャラドス!!!」

次回「ギャラドス」
第26話「ギャラドス」 ( No.111 )
日時: 2014/12/27 11:44:40
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

7個目のバッチを手に入れるため、ヒビキとコトネはチョウジタウンに訪れていた。
「くしゅん!」
「寒いの?」
「まあね。」
「マグマラシ貸そうか?」
「ううん。マフォクシーがいるから。」
チョウジの町は、ジョウト地方で最も寒い町と聞いたことがある。

『なあ、知ってるか?色違いのギャラドス!』
『ああ、赤色なんだろ?』
『そうらしいんだが、どうも奴のいる怒りの湖は辺りが見えなくなる程の雨が降ってて、近づかないと見えないし、近づこうとしたら攻撃してくるんだって!』
『マジかよ、あっでもさ…』

「色違いの…赤いギャラドス?」
「行ってみる?」
「うん。」
ヒビキには嫌な予感しかしなかった。ただ色違いなだけというのに…。
怒りの湖に着くと、噂通り雨が降っていた。
だが確かに見える…ギャラドスの影が。
この湖は、中で泳ぐコイキングが見える程にすきとおっており、
とても大きな湖だということで評判だと聞いていたが…
まあ、大きな湖なのは合っている。だが、中で泳ぐコイキングが見えない。
水がすきとおっていないというより、そもそもコイキングが居ない様に見える。

「君は…ヒビキ君ではないか!?」

振り向くと、一人の青年が立っていた。
「…誰?」
「ワタルだ。」
青年はワタルと名乗る。
「ワタル…」
「現在、この地方のチャンピオンだ。」
「!」
「気づいた様だな。」
「お父さんの…知り合い。」
「その通りだ。」
ワタルはヒビキの父の友だった。そしてワタルは続ける。
「彼からの伝言だ。
『ヒビキ…誰かを救いたければ、自分も気づつく覚悟を決めろ!』
まったく、あの人らしい深いお言葉だ。」
「お父さんはどこに?」
「分からん。俺にそれだけ残してどこかへ姿を消した。」

『誰かを救いたければ、自分も気づつく覚悟を決めろ!』

父さんはいつもそうだ。訳も分からぬ言葉を言ってはどこかへ去っていく。
今、どこで何をしているのか。誰にも分からない。不可思議な人だった。

「おいヒビキ!」

またまた、声をかけられる。今度はノイズだった。
「…ノイズ。」
「おいチャンピオンとやら!」
「なんだ。」
「あれはロケット団の仕業だ。」
「なんだと!?」
「…ロケット団。くそっ!」
「ゲートで通過料金要求してくるから、叩きのめしたんだが、そしたら怯えながら、ポケモン強制強化計画について教えてくれたんだ。」
「ポケモン…」
「…強制強化計画だと!?」
ヒビキはもう一度ギャラドスを見た。
確かに、何かに操られている様に見えた。
赤い体に赤い目、苦しそうな声。
「ヒビキ君、ノイズ君、。」
ワタルはヒビキとノイズの肩に手を乗せ、そして言った。
「あれを見て…ポケモンは恐ろしいものだと思うかい?」
「……違う。」
ヒビキに続けて、ノイズは言った。
「俺も同じだ。」
「俺もだよ。昔、同じチャンピオン仲間に聞かれたことがあってね。その時僕は「違う」と言えなかった。進化する生き物…無限大の可能性を持つポケモンを恐れてしまった。でも、ポケモンを強くするのは絆の力だ。絆は恐ろしくなどない。むしろ勇気だ。」
「「絆の…力。」」
ヒビキとノイズは右腕にあるメガリングを見た。
そして、モンスターボールの中のポケモン達を見る。
コトネも捕まえたポケモン達を見て言う。
「この水…清くない。」
「コトネ…」
「ロケット団への…人間への怒りと憎しみに溢れてる。」
そして、ワタルは言う。

「行くぞ!みんな!」

ヒビキはゲンガーを
ノイズはトゲキッスを
コトネはバタフリーを
ワタルはカイリューを繰り出した!

ノイズのトゲキッスを見てヒビキは言った。
「とても可愛がってくれてるみたいだね。」
対してノイズは、
「そちらこそ!」
と返した。

「ギャララララララアァァァ!!!」

「とりあえずあの暴れん坊を止めるぞヒビキ!」
「…うん!」
「トゲキッス!はどうだん!」
「ゲンガー!シャドーボール!」
攻撃はギャラドスに命中!
「バタフリー!しびれごな!」
ギャラドスはまひ状態に!
「ギャラァァアアア!!!」
ギャラドスのはかいこうせんが全員に命中!
「「「「うわぁぁぁあああ!!!!」」」」
「くっ!カイリュー、しんそく!」
ワタルを乗せたカイリューは神に勝る速さでギャラドスを攻撃!
「やめてくれ!ギャラドス!!!」
ワタルはギャラドスの頭に手を当てる。
「ギャラっ!?」
ギャラドスの怒りはどんどん引いていった。
「あっ!」
ノイズはギャラドスの尾に奇妙な機械が取り付いているのを見つけた。
トゲキッスで近づいたノイズはそれを引き剥がして、握りつぶした。
「許さない!ロケット団!」

続く!
次回予告 ( No.112 )
日時: 2014/12/27 22:28:53
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

「私がチョウジジムのリーダー、ヤナギだ。」

「マンムー…。」

「その状態で何ができるというのですか?」

「いっけぇええええええ!!!!!!!!!」

次回「火山のように」
第27話「火山のように」 ( No.113 )
日時: 2014/12/28 10:01:59
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

「俺について来てくれるか?ギャラドス!」
「ギャラ!」
ワタルはギャラドスをゲットした。
「ヒビキ君、ノイズ君、コトネちゃん、ついて来てくれるかい?」

ヒビキ達はチョウジタウンに戻った。
「ポケギアのラジオを点けてくれ。」
「これは!?」
ラジオでは、謎の会電波が流れていた。
「ラジオが聴けない?」
「さっきのギャラドスの装置はこの電波を受け取って動いていたのではないか?ならば、この電波もロケット団の仕業。」
「だとしたらこの町のどこかに…?」
「ああ、100%と言っていい…ロケット団、もしくはその強力者がいる。」
「なるほど…ヒビキ!」
「…何?」
「お前チョウジジムはまだだったろ?」
「うん。」
「俺たちがロケット団探している間にいけ!」
「…分かった。」

「ジムリーダーさん、バトルをお願いします。」
「おや、随分急いでいるようで…」
「…あなたは?」
「私がチョウジジムのリーダー、ヤナギだ。」
「…ヒビキです。」
「まあ、話をしている時間もないようにうかがえる。さっさと終わしましょう。」
「………ーっ!」

ヤナギ●●○○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ーーーーV・Sーーーー

ヒビキ●●○○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ジムリーダーのヤナギが勝負をしかけて来た。

こちらの先手はノコッチ、相手はユキノオーだった。
ヒビキ@ノコッチLv.33
ヤナギ@ユキノオーLv.37

「ユキノオー、ウッドハンマーだ!」
ノコッチは突き飛ばされる!
「くっ、ノコッチ!」
ノコッチは身体が小さいため、どおしてもダメージが大きくなってしまう。
「…大丈夫?」
「…ノコ。」
ノコッチはヒビキに最も近い存在…息もまあまあ合う。
「…へびにらみ。」
ギロリとノコッチが睨むとユキノオーはまひ状態になった。
「ユキノオーはまひなどに揺るぎません!ふぶき!」
冷たい風が、ノコッチを包み込む。
「ノコッチ!」
ノコッチの目が傾いた!本気モードだ!ヒビキの目も開く!
「すてみタックル!」
「なっ、速い!?」
ノコッチは目にも留まらぬ速さでユキノオーにタックルし続ける。
「ユキノオー!狼狽えるな!げきりん!」
タックルとげきりんはぶつかり合う!そして…

「ノコッチ!」「ユキノオー!」

両者戦闘不能、初戦から引き分けとなった。
「…ノコッチ。ゆっくり休んで。」
「…さあ、次を出そうか!」
両者の2匹目はエレザードとジュゴンだった。
ヒビキAエレザードLv.38
ヤナギAジュゴンLv.35

「アクアジェット!」
「10万ボルトで向かい撃て!」
ジュゴンはもろに10万ボルトをくらった。
「オーロラビーム!」
「あなをほる!」
エレザードは地面へ逃げ込んだ!
「…………。」
「…………今だ!」
地面からエレザードの攻撃!ジュゴンに大ダメージ!
「れいとうビーム!」
「しまった!?」
あなをほるまでは頭に浮かんでいたが、その後は考えていなかった。
「くっ、ドラゴンクロー。」
ドラゴンクローは急所に当たりジュゴンを倒す事が出来た。
ヤナギの3匹目はツンベアーだ。
ヒビキAエレザードLv.38
・10万ボルト
・あなをほる
・ドラゴンクロー
ヤナギBツンベアーLv.40

「ツンベアー、れいとうパンチ!」
「…パラボラチャージ。」
ツンベアーはパラボラチャージの電気から逃げる!
が、技は命中!エレザードは体力を回復した。
「れいとうビーム!」
「あなをほる。」
エレザードはまたしても地中へ逃げ込んだ!
そして、ツンベアーの背後にまわる!
「……今「今だ!れいとうパンチ!」
「何!?」
相手はエレザードの動きを予測し、れいとうパンチでエレザードをぶっ飛ばした!
「エレザード!」
「つじぎりだ!」
立とうとするエレザードにツンベアーのつじぎりが炸裂!
「エレッ…」
エレザードは倒れた。
ヒビキはエレザードさを戻し、ゲンガーを繰り出した!
ヒビキBゲンガーLv.41
ヤナギBツンベアーLv.40
・れいとうパンチ
・れいとうビーム
・つじぎり

「いくぜ!ゲンガー!」
ヒビキの目が開いた!
「ゲンガー!シャドーパンチ!」
「つじぎりで相手をしなさい!」
「ゲンッ!」
ゲンガーは姿を消した!
「何だと!?」
ゲンガーのシャドーパンチが炸裂!
「れいとうビームで反撃だ!」
「シャドーボール!」
れいとうビームとシャドーボールはぶつかり合い消滅した!
「しまった!」
爆発の煙によりヒビキとゲンガーからは様子が
見えなくなってしまったのだ。
「れいとうパンチ!」
「ゲッ……。」
れいとうパンチをくらったゲンガーは凍りついてしまった。
「ゲンガーっ!」
呼びかけてもゲンガーから返事はない。
「決めようか!ツンベアー!つじぎり!」
「ゲンガーぁあああああ!!!」

ゲンガーは倒れてしまった。
ヒビキに残されたポケモンは…マグマラシのみだった。
ヒビキCマグマラシLv.37
ヤナギBツンベアーLv.41
・れいとうパンチ
・れいとうビーム
・つじぎり

「マグマラシ…爆誕!」
「全力をぶつけなさい!ばかぢから!」
マグマラシは壁までぶっ飛ぶ!
「っマグマラシ!」
「れいとうビーム!」
「かえんほうしゃで向かい撃つんだ!」
かえんほうしゃはれいとうビームをもろともせず、ツンベアーに命中!
「ツンベアー!」
ツンベアーが体勢を整える前にヒビキは次の指示を出す!
「ほのおのちかい!」
炎の柱がツンベアーを貫く!

…ツンベアーは倒れた。
「ふっ、バトルでここまで汗をかいたのはいつぶりだろうか。
ヒビキ君、君はこのポケモンと戦うにふさわしい。」
そういってヤナギが繰り出したのは…!
「っそのポケモンはー!」




『すまない、ヒビキ。』
『オレは旅に出る。ポケモンとは何か。それを探す旅に。』
『何があっても絶対笑えよ。お前の笑いを響かすんだ。』
『最後に…ヒビキ、ポケモンを大切にしろよな。ポケモンはお前の友だちだからな!』


「マンムー…。」
その時隣にいたのは父さんのマンムーだった。
マンムーは今も“あそこ”で番人をしているのだろうか。
どちらにせよ!どんなポケモンでも、どんな高い壁でも
それを超えるには…笑う事だ!



ヒビキCマグマラシLv.37

ーーーーV・Sーーーー

ヤナギCマンムーLv.39

「マンムー!じしんだ!」
「跳べ!マグマラシ!」
跳んだマグマラシの下ではフィールドが大きく揺れ動く!
「跳べ!マンムー!」
「なんだって!?」
マンムーの巨体は宙を舞う!
「こおりのキバ!」
「っかえんほうしゃ!」
マンムーは大ダメージを受ける。
「続けてでんこうせっか!」
マグマラシは高速でマンムーに接近!
「受け止めろ!」
マンムーはマグマラシを受け止めた!
「れいとうビーム!」
「離れろ!」
マグマラシは距離を置くが命中してしまった。
「マグマラシ!でんこうせっかで撹乱だ!」
「こおりのキバ!」
…マグマラシの動きが鈍くなっている。
これでは攻撃が命中してしまう。
「マグぁ!」
よく見ると、マグマラシの左後ろ足が凍りついていた。
きっと先程のれいとうビームのせいだろう。
「れいとうビームだ!」
「左に転がれ!」
転がる事で、足を使わず攻撃をよける事ができたが…
「ぜったいれいど!」
「しまった!」
マグマラシは凍りついた。
「マグマラシぃ!」
「無駄だ!溶けはしない…やれ!マンムー!」
「くそっ!どうすれば…」
「無理ですよ!その状態で何ができるというのですか?」

その時、ヒビキの脳内にある言葉が過った…
『何があっても絶対笑えよ。お前の笑いを響かすんだ。』



「…ふっ、フハハハハハハ…」
「っ!?」
「…ヒビキ!?(ヒビキが声を出して笑うのって…初めて!?)」
何故だろうか。こんなにも追い込まれているというのに…楽しい。
どう突破すれば良いのか…全く分からないのに…
あるのは不安じゃない…突破口を見つけてやるという勇気だ。
笑う事って大事なんだ…。ありがとう…父さん。

「マグマラシ!」
ヒビキの目とマグマラシの目が合った。

突破できる!俺たちなら!

ピカーーーーーーーーーーーン!!!

「いくぜ、マグマラシ!」
マグマラシは進化の光を放つ!

「炎に誓え!心に誓え!火山のように強く轟け!
ーーーーーーーーーーーーーバクフーン…爆誕!」
マグマラシはバクフーンに進化した!
まとわりついていた氷は見事に溶けた!
「何!?」
「バクフーン、ふんかだぁ!」
火山のように、バクフーンからたくさんの溶岩と岩石が!
「マンムー!(どう避ければいいんだ!)」

「いっけぇええええええ!!!!!!!!!」



ヤナギのマンムーは倒れた。
「はぁ…」
ヒビキの目は閉じ、肩から力が抜ける…。
「おめでとう。」
「…どうも。」
ヒビキはヤナギからアイスバッチとわざマシン07「あられ」を受け取った。
これを見てコトネは問う。
「あれ?あられ使いましたっけ?」
対してヤナギは答える。
「ヒビキ君のポケモンには無駄な動きがない。あられを撃つ隙もなかった。」
「すごいじゃんヒビキ!」
「………。」
「行きたまえ!」
「…っ。」
「君が急いでいるのは分かっている。さあ。」
「…ありがとう。」

ヒビキとコトネは、ノイズ達の元へと急ぐ!


一方…
「ノイズ君…見つけたかい?」
「いや、見つかりません。」
ワタルとノイズはロケット団を探していた。
「…私が案内しましょうか?」
ワタルとノイズが声の方を見ると…
「はじめまして、怪盗Xと申します。」

続く!
次回予告 ( No.114 )
日時: 2014/12/30 22:32:39
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

「お前…何者なんだ。」

「ま、マルマイン!?」

「残念、このラムダ様の音声しか認識しないんだよぉ!」

「これ以上、サカキ様に反することをすると容赦しないわよ!」

「サカキはなぁ…最低な男なんだ。俺と同じで。」

次回「ロケット団」
第28話「ロケット団」 ( No.115 )
日時: 2014/12/31 16:50:53
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

「はじめまして、怪盗Xと申します。」
「ノイズ!」
怪盗Xと向かい合うノイズとワタルの元へヒビキ達が駆けつける。
「…X。」
「久しぶりだなぁ、ヒビキ!」
ヒビキと挨拶を交わす怪盗Xにワタルは問いかける。
「君はロケット団がどこにいるのか知っているのかい?」
答えはすぐに帰ってきた。
「勿論です。私は元ロケット団ですから。」
そう、ヒビキとコトネは知っている。
コガネシティで怪盗Xは、ロケット団と手を組んでいた事を…。
「…信用出来ない!」
そう言ったのはノイズだ。
「元ロケット団なんかは信用出来ない!」
「…オイラは信じるよ。」
「ヒビキ!?お前正気か!?罠かもしれないんだぞ!」
ノイズに対してヒビキは言う。
「タンバの薬屋に、万能薬を買いに来たんだ。」
「Xが…万能薬を?」
コトネはヒビキに続く。
「あの時の怪盗さんの目は…その助けたいポケモンの事を想う…ヒビキの目と
同じだったの。」
「だからこそ、信じられなかったんだ…コガネの事が。」
「で、でも。」
ノイズは反論しようとするが…
「でもっ………。」
言葉に詰まったノイズは「ふぅ。」とため息をつき
「分かったよ。俺はヒビキを信じる。」と言ってくれた。
「ありがとうノイズ!」
「もし、裏切られたら…そんときゃそん時だ。」
「ふふ、いいコンビってことね!」

ノイズ達は、怪盗Xに連れられて、怪しげな館へと上がり込んだ。
「か、怪盗…!」
「開けてくれ、こいつらを確保した。」
勿論嘘だ。
「わ、分かった。さあ、入れ!」
館の老人がボタンを押すと、タンスが横へと動き、地下への階段が姿を露わに
した。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


「怪盗、お前は…何者なんだ。」
ノイズは問う。
「…いずれ分かるさ。」
怪盗は、ヒビキを見つめ、寂しそうにそう言った。
「怪盗…。」
「おっと。」
「どうしたの…X。」
「気をつけろよ…こっからは爆弾地帯だ。一歩間違えたらマルマインがBONだ
ぜ!」
「ま、マルマイン!?」
「ほっ!」
「とっ!」
「ていっ!」
「きゃぁぁあああ!」
「コトネ!」
「コトネが死んだ!?」
「勝手に殺さないで!」



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


「お次はレアコイル監視地帯だ。奴らは倒しても倒しても後軍が控えてるから、
一気に突破するしかないぞ!」
「…うぉぉおおお。」
「やぁああああ!」
「せぃやぁぁあああ!」
「きゃぁぁぁあああああ!」
「コトネ!」
「「「コトネが死んだ!?」」」
「だから勝手に殺さないでってば!」


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

「見つけたぞぉ!」
ヒビキ達は、とうとうロケット団のしたっぱに見つかってしまった。するとワ
タルは「ここは任せろ!」と言って相手をすることに。
その間にヒビキ達は、管理室の前まで辿り着いた。
「この階段を上れば、管理室だ。きっと誰がいる。」
「………。」
ヒビキ、コトネ、ノイズはモンスターボールを構え、覚悟を決める。
階段一段一段上るたびに、緊張が増していく。
階段を上りきりドアを開けると、そこにはしたっぱとは感じの違う…男がいた
のだ。
「随分楽しんだ見たいだな。」
「(誰なんだ…?)」
ヒビキが疑問に思っていると、隣でノイズが言い出した。
「それ…サカキのつもりだろうが、全然似てねえぞ!」
「な、何だと…!?なぜだ!変装完璧じゃねえかよ!」
怪盗は、ノイズを見つめ、何か過去を思い出すように言った。
「そうだな、サカキはこうもっと、大者感があるというか…」
「なんだよ!それじゃ俺が小者見ていじゃねぇか!」
「怪盗の言うとうりだな。奴は背中の広い奴だった。」
ノイズも怪盗に納得していた。
「お前ら…なぜサカキ様を知っている!」
「「さあね、まっ、本人に聞くのが一番でしょうね。」」
全く、一文字も違うことなく…ノイズと怪盗はそう言った。
「奴は元はいい奴だった。だが、ロケット団のボスになってから狂いはじめた
んだ!」
「ロケット団の…ボス?」
「ああ、サカキはロケット団のボスだった。しかし、あるトレーナーとのバト
ルを切っ掛けに、自分の過ちを見直した。そしてサカキは結論をだした。ロケ
ット団を解散させると…」
怪盗はノイズに続ける。
「…奴はその後…姿を消し、それから三年後の今、ロケット団が復活してしま
った。」
ノイズと怪盗は、サカキについてまるで知り合いかのように話した。しかし、
これを聞いていた男は変装を解き、反論した。
「違う!サカキ様はどこかでロケット団復活を計画しているに違いない!だか
ら俺たちは、この世界を征服する!そうすれば、サカキ様はきっと現れる!」
「…無駄だと思うぜ!」
「何だと!?」
男に対して怪盗も反論した。
「貴様らが世界を征服する時に、もしサカキが現れたとしても…そいつはお前
らの前に立ちはだかる壁になるだろう。」
「くっ!サカキ様の思いをねじ伏せる様なものは、このラムダ様が排除してく
れる!」
「来るぞ!ヒビキ、ノイズ、コトネ!」


ラムダ●●●○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ーーーV・Sーーー

ヒビキ●●●●●○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜〜〜〜&〜〜〜〜
ノイズ●●●●●○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜〜〜〜&〜〜〜〜
コトネ●●●●●○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ロケット団の幹部のラムダが勝負をしかけてきた!
ラムダとヒビキ達はポケモンを繰り出した。
ラムダ@ダグトリオLv.42
ラムダAレアコイルLv.42
ラムダBマタドガスLv.43
ーーーーーーーーーーー
ヒビキ@バクフーンLv.40
ノイズ@オーダイルLv.44
コトネ@ベイリーフLv.35

「…バクゥ。」
バクフーンから伝わる温かさは、ノイズとコトネからすると、ヒビキその物だ
った。この温もりを、彼らは絆と呼ぶのだろう。ロケット団はその事さえも理
解する事が出来ないのだろうか。絆は大きな力に変わる。その証として、メガ
シンカにはトレーナーとポケモンの絆が必要だ。キーストーンは、その絆を形
にする道具にすぎない。そうヒビキは考えていた。だからこそ、この様なポケ
モンを道具として扱う様な奴らには絶対負けられない…負けたくないと思った。
その気持ちがバクフーンに伝わったのだろうか。バクフーンの背中の炎が、い
つもよりも熱く燃えている様に感じた。
「…いくよバクフーン。」
「バクゥ!」

「ダグトリオ、だいちのちから!」
先手を撃ったのはラムダだ!ダグトリオは大地から得たエネルギーを弾丸状に
して、バクフーン目掛けて複数放つ!
「オーダイル、ハイドロポンプでバクフーンを守れ!」
オーダイルのハイドロポンプは、ダグトリオのだいちのちからを押し退ける!
「…ありがとう。」
「気を抜くなよ。次があるー!」
ノイズの言った通り、ラムダは次の手を撃ってきた!今度はレアコイルに「10
万ボルト」の指示を出す。レアコイルはオーダイルに電圧100,000Vの電流をビ
ーム状にして撃つ!対してヒビキは冷静に指示を出す。
「…バクフーン、かえんほうしゃ。」
レアコイルの攻撃はバクフーンによって打ち消された。
「助かったぜヒビキ!」
「…困った時は、お互い様。」
助け合うヒビキとノイズを見たラムダの頭に血が上る。
「何楽しんでんだよ!もういいぜ!本気を見せてやる!マタドガス、ダストシュ
ート!」
マタドガスは毒ガスを帯びた弾丸を放つ!油断していたヒビキとノイズは、慌
てて対応できなかった。だが…
「ベイリーフ、エナジーボール!」
「ベイっ!」
ベイリーフは緑のエナジーを弾丸状にして放つ!ダストシュートとエナジーボ
ールは激しくぶつかり合い、互いに消滅した。
「私の事も忘れないでってことね!」
3人の見事なコンビネーションを、ラムダは認めたくなかった。なぜなら相手
は子供3人だ。自分が押されている事を受け入れたくなかったのだ。
「くそっ、子供ごときがぁ!」
「…ポケモンを愛するのに、子供も大人もないでしょ?」
「うるさぁい!子供は黙って大人に従ってればいいんだよ!」
「なんか余計にムカついてきた。いくぞ!ヒビキ!コトネ!」

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

「くっ、一体何匹倒せば気が済むんだ!?」
ワタルとカイリューは、何百匹というロケット団のポケモンと戦い、ボロボロ
になっていた。ワタルのカイリューに次なるポケモンが襲いかかる!
「うわぁっ!」

「ブリガロン!ニードルガード!」

その時だった。とある指示とほぼ同時に、カイリューの前にブリガロンが現れ
ニードルガードでカイリューを守ったのだ。
「情けないですよチャンピオン!」
後ろに人影が見える。近づいてくるその影の正体はー。
「怪盗X!?」
そう、怪盗Xだったのだ。怪盗はブリガロンも持っていたのだ。怪盗は言った。
「今ヒビキはロケット団幹部と戦っている。残念ながら、俺も入る事はできな
かった。これはほんの少しの暇つぶしさ。」
ワタルは思った。怪盗Xは、カロス出身なのではないかと…。その根拠はこの
ブリガロンだ。ブリガロンは、カロスの初心者トレーナーが初めにもらうポケ
モン、ハリマロンの最終進化形だ。となると怪盗Xは、カロスでトレーナーを
始めた事になる。しかし、それなら何故彼はジョウトまで来たのだろうか。
「何ぼーとしてるんですか?チャンピオン。」
「え、あっ、すまん。」
「また襲われても知らないですよ!」
「………ー。」
またまた、ロケット団がやってきて、ポケモン達を繰り出した。
「ブリガロン、ウッドハンマー!」
「カイリュー、だいもんじ!」
ブリガロンは全てをなぎはらい、カイリューは全てを燃やし尽くした。それで
もまたやってくるロケット団…戦いは終わらない。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

「ぐへぇっ!」
「決めるぞ!オーダイル、ハイドロポンプ!」
「…バクフーン、かえんほうしゃ。」
「…ベイリーフ、ソーラービーム!」
太陽からエネルギーを得るベイリーフは突如光を放った。進化が始まったのだ!

おや、ベイリーフのようすが…!

ベイリーフの葉っぱは花へと変わり、体も大きくたくましくなった。このポケ
モンの名は、メガニウム!
「進化しただと!?」
「「「いっけぇぇええええ!!!!!」」」
最終進化した三体のポケモン達の攻撃で、ラムダのポケモン達を倒すことがで
きた。そして、ノイズはラムダに電波の発生源を止める方法を問うた。すると
ラムダは何の抵抗もなく答えた。
「そこの階段を降りて右にまっすぐ進めば、また階段がある。そこを降りれば
パスワードキーの掛かった扉がある。その奥の装置で電波を発生さしている。
パスワードは【サカキ様バンザイ】だ。」
「分かった…よし行く」
「でも残念、このラムダ様の音声しか認識しないんだよぉ!」
「な、何だと!?」
つまり、ノイズ達がその扉の所まで行っても扉が開くことは…ない!
「ひゃははははははは!」
ラムダは大声で笑いながら何処かへ走り去った。
「くそっ!」
ノイズは悔しかった。ロケット団の野望を打ち砕くチャンスだったのに、その
中心をぶっ壊す事ができなかったことが…。その時だった。管理室の片隅がゆ
がんで見えた。そのゆがんだ空間から現れたのは…ゾロアークだった。
「このゾロアークは…。」
ヒビキは悟った。このゾロアークは、怪盗Xのゾロアが進化したものなのだと。
「今のを聞いていたな、ゾロアーク。」
丁度そこに怪盗Xとワタルも駆けつけた。そして、ヒビキ達はパスワードキー
のついた扉の前まで向かった。
「化かせ!ゾロアーク!」
そう怪盗が指示すると、ゾロアークはラムダに化けてラムダの声で『サカキ様
バンザイ』と言った。

『パスワードを認識しました。ロックを解除します。』

見事に化かされたコンピュータは、ロックを解除した。そして、ヒビキ達がそ
の中へ入ろうとしたその時…

「待ちなさい!」

女性の声だった。振り返ると、幹部用のロケット団の服を着た女がいた。彼女
は「アテナ」と名乗る。そしてアテナは言う。
「X、貴方裏切ったわね!?あと少しでアポロ様が幹部にしてあげたと言うの
に…。」
対して怪盗は返した。
「幹部なんてなりたくもない。そもそも俺は初めからお前らの仲間ではない。」
「そ、ならいいわ。そこの小僧達と共に、排除してあげる…。」

幹部アテナ×したっぱ●●○○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ーーーーV・Sーーーー

ヒビキ×怪盗X●●○○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
幹部アテナとしたっぱは、キレイハナとニドリーノを繰り出した。
アテナ@キレイハナLv.45
したっぱ@ニドリーノLv.39
「…バクフーン。」
「ドンカラス!」
ヒビキ@バクフーンLv.41
怪盗X@ドンカラスLv.50
黒く大きな翼をもつ怪盗Xのドンカラスを、ノイズは何処かで見たような気が
した。それは決して遠くはなく、自分のすぐそばにある存在という感覚。確実
に何処かで怪盗Xと会った事がある。しかし、詳しくは思い出せない。一体奴
は何者なのだろうか。
「ノイズ君っー!」
「はっー!」
ノイズは間一髪でゴルバットのエアカッターを避けた。気づかぬうちに団員が
周りを囲んでいた。ここからではヒビキの様子が確認できない。
「ヒビキ…。」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「バクフーン!!」
ヒビキのバクフーンは、キレイハナのはなびらのまいで天井へ叩きつけられる。
「キレイハナにむかってかえんぐるま!」
天井から隕石のように落ちてくるバクフーン。対してアテナは「まもる」を指
示した。その間にドンカラスはニドリーノを倒した。ロケット団のしたっぱは
「二ドリーナ」を繰り出す。ヒビキの様子を見た怪盗Xは動く。
「ドンカラス!キレイハナにあくのはどう!」
キレイハナは攻撃を受けて怯んだ。
「今だヒビキ!」
「うん。バクフーン、ふんか!」
バクフーンから噴き出る岩石はキレイハナと二ドリーナを襲う。キレイハナは
効果抜群の攻撃を二発も受けたため、ようやく倒れた。
「舞いなさい!ラフレシア!」
アテナはキレイハナをモンスターボールに戻し、ラフレシアを繰り出した。
「まずはその邪魔者を片付けましょう。ラフレシア、ねむりごな!」
ラフレシアのねむりごなにより、ドンカラスは眠ってしまった。ドンカラスは
怪盗Xの声にも応じない。その隙にラフレシアは「ソーラービーム」でドンカ
ラスを攻撃する。ドンカラスは倒れてしまった。ラフレシアがソーラービーム
を撃ち終わった直後、ヒビキのバクフーンもかえんほうしゃを放ったが、二ド
リーナに受け止められてしまった。そして、ラフレシアのムーンフォースによ
りバクフーンも戦闘不能になった。
そして怪盗とヒビキは、二匹目を繰り出した。
「ゆけっ!ブリガロン!」
「…………ゲッコウガ。」

アテナAラフレシアLv.45
したっぱA二ドリーナLv.39

ヒビキAゲッコウガLv.45
怪盗XAブリガロンLv.50

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

「ドンカラス!つじぎり!」
ノイズ達はロケット団員を次々に倒していく。が、その度に増えてくる団員達。
「これでは、きりがない。」
「…カイリュー、逆鱗モード!」
「ふぇ!?」
カイリューから、メガシンカによく似たエネルギー波が放たれる。その波は赤
く、カイリューの力を限界まで引き出しているように見えた。逆鱗モードは、
技「げきりん」をコントロールしきれる状態で、疲れて混乱しない代わりに体
力が減っていくそうだ。カイリューはロケット団員達を一瞬で蹴散らした。そ
れでもまだまだ、団員は残っていた。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

「喰らえ!草タイプ究極の技【ハードプラント】!」
怪盗のブリガロンは究極奥義ハードプラントを使った。この技は、ポケモンと
トレーナーとの絆に、少しもの傷がはいっただけで失敗してしまう技だ。ヒビ
キも旅立つ前から知っていた。それを成功させる怪盗が、自らロケット団に協
力しようと思う確率は、ゼロだ。ハードプラントを喰らったラフレシアと二ド
リーナは、瀕死寸前になっていた。勝負をつけようとしたその時だった。

「カイリュー、りゅうせいぐん!!」
ワタルの声だった。どうやら、ロケット団員全員をやっつけたらしい。その強
さは、カイリューの体を見れば誰もがわかる。カイリューからは謎のオーラが
溢れでていた。
「降参しろ!アテナ!」
ノイズが言った。すると、
「…ふふ、これで勝ったつもりかしら??残念ながらこのアジトにもう用はな
いの。みんな、死んでしまいなさい。」
そう言い残してアテナはラフレシアのはなびらのまいの中へ消え去った。
電波発生装置の動力となっていたマルマインは、じばくをしようとしている。
「仲間諸共皆殺しにするつもりか!?」
「まずい、このままではー!」








「……………………ん?」
目が覚めると、そこはアジトの外だった。
ヒビキ達は確かに爆発に巻き込まれたはずだった。だが、痛みがこれっぽっち
もない。寝たまま隣を見ると、黄色い足があった。
「…ライコウ?」
ヒビキの隣にいたのはライコウだった。
「エンテイ!」
ノイズの声だ。見るとエンテイと向き合っていた。どうやらこの二匹がヒビキ
達を救ってくれたようだ。
「ありがと。」
礼を言うと、ライコウとエンテイはどこかへ去っていった。
かなり暗かったので、ポケモンセンターに泊まる事にした。すると、ワタルは
用事があると言ってどこかへ去った。怪盗は「のんきに寝てられる身ではない」
と言った。そして、「渡すものがある」と続け、ノイズにタマゴを渡した。
「これは…?」
「いつか絶対に、お前の友を救う事になる。」
「友」と言われてノイズは、ヒビキとコトネを見た。二人とも笑顔で返した。
「…友。」
「ヒビキ、お前にも渡したいものがある。」
そう言って、怪盗が渡したのは…ゲンガーナイト。
そして
「メガリング?」
「ああ。」
それを見たノイズが言う。
「X、一人に宿るキーストーンは一つだけで、その他のキーストーンは使えな
いんだぞ!」
「分かっている。お守り程度に考えとけ。」
そう言って怪盗も去っていった。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

続く!!

次回予告 ( No.116 )
日時: 2015/01/09 19:21:11
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA


「このマンムー…父さんのポケモンなんだ。」

「なんだろう。冷たいけど暖かい。」

「父さん…。」

「ウリムー?」

次回「懐かしき冷たさ・暖かさ」

Re: 真・ポケモン ( No.117 )
日時: 2015/01/10 18:04:29
名前: ソラ◆pYp9ZGInBgw ID:gjGW0AAo

久しぶりですね。瓜島さん。自分はこのサイトに復帰したいと思います。
よければ宜しくお願いします。
Re: 真・ポケモン ( No.118 )
日時: 2015/01/10 22:43:46
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

こちらこそ、よろしくお願いします!
現状確認! ( No.119 )
日時: 2015/01/12 20:36:42
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

そろそろ話もややこしくなってきたので現状確認!

○ヒビキ(*メガリング所持)
ー手持ち
・バクフーン
・ゲッコウガ
・エレザード
・ノコッチ
・ゲンガー(*ゲンガーナイト)
・ヘラクロス(*シジマ道場*ヘラクロスナイト)
ー大切なもの
・謎のメガリング
(怪盗Xから貰ったボロボロのメガリング。一体今後どう絡んでくるのか。)
ーバッチ(現在7個所持)

○コトネ
ー手持ち
・メガニウム
・テールナー
・ラプラス
・バタフリー(*色違い)
・ウソッキー
・ミルタンク
ー大切なもの
・ポケスロンカード
(ポケスロンに参加するためのカード)

○ノイズ(*メガリング所持)
ー手持ち
・オーダイル
・ドンカラス
・トゲキッス
・???
・タマゴ(怪盗Xから貰った謎のタマゴ)
ーバッチ(現在7個所持)

○怪盗X(*メガリング所持?)
ー手持ち
・ブリガロン
・グライオン
・ドンカラス
・ゾロアーク
・???

○カナ(*メガリング所持)
・ウルガモス
・サナギラス
・???
・???
・???
・???
・???
ーバッチ(?個所持)

○ワタル(*メガリング所持)
ー手持ち
・カイリュー
・ギャラドス(*ギャラドスナイト)
・???
・???
・???
・???
第29話「懐かしき冷たさ・暖かさ」 ( No.120 )
日時: 2015/01/14 22:07:49
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

29 「 懐かしき冷たさ・暖かさ 」


カーテンからこぼれる朝の日差し。ささやく様に小さな虫の声。ポケギアを見
ると6時54分と表示されていた。二段ベッドの上の段から梯子を足を滑らさ
ぬようにゆっくり下へと降り、スイッチに近づき、電気をつけた。
「……朝。」
ヒビキはこう見えても朝には強い。ポケモンセンターに泊まった際には、初め
に必ず起きるのだ。まるで、旅に出た日の朝が嘘のように。対してコトネは、
弱い。電気をつけても布団を更に被り、起きようとしない。一方ノイズは、起
こされるとすんなりベッドから降り、コトネを見てヒビキに問う。
「いつもこうなのか?」
「…うん。」
ヒビキとノイズからすれば、早く受付を済ませて、つぎの街を目指したいのだ
が、コトネを置いていく訳にはいかない。
「さて、どうしたものか。」
「…オーダイルの〈ハイドロポンプ〉?」
「馬鹿。俺のオーダイルのを喰らわせたら、それより遥かに恐ろしい事が起き
ちまうだろ。」
「それもそうだね。」
ヒビキもノイズも、怒った女の怖さを知っている。それは〈ハイドロポンプ〉
よりも、恐ろしいらしい。そんな事を言っていると、コトネが目を覚ました。
「…んゅ。おはよう〜。」
大きな欠伸をしながらコトネは起きた。
「あれ、私寝てたの?」
ならなぜおはようと言ったのだと問い返したくなる質問だが…
「うん。」
「……………………。」
「行くよ準備して。」
「…………うん。」


取り敢えず、受付を済ます事ができたヒビキ達は、次の街、フスベシティに行
くため、44番道路を歩いていた。コトネはポケギアのタウンマップを見て言う。
「この先の〈氷の抜け道〉を抜けると、フスベシティってことね!」
「氷タイプか、ヒビキとコトネは大丈夫だな。」
「…ノイズ、手持ちは?」
「俺の手持ちは、〈オーダイル〉〈トゲキッス〉〈カイロス〉〈ドンカラス〉
そしてこの〈タマゴ〉だ。」
「炎がいないってことね?」
「ま、俺のポケモンなら大丈夫さ!」
そうこう言っている間に、氷の抜け道に辿り着いた。チョウジも十分寒かった
のだが、氷の抜け道はもっと寒いだろう。入り口に立つだけで凍え死にそうだ。
しかし、タウンマップによるとここしかフスベシティへ行く道はないらしい。
「行くしかないってことね…。」
「仕方が無いな。」
「…うん。」
「ま、勇気出して行こってことね!ほら全然冷たくな〜い!」
そう言ってコトネはそこにあった氷の岩に抱きついた。しかし、それは氷の岩
ではなく、〈カチコール〉だった。そのカチコールの親であろう〈クレベース〉
は、自分の子供が何かされるのではと思い、攻撃をしかけてきた。
「まずい、逃げろ!」
ヒビキ達は走って氷の抜け道の奥まで逃げた。
「何処だここは…。」
必死に逃げている内に、ここが何処なのか分からなくなってしまった。
「大丈夫…ここには必ず…あ・い・つ・が・い・る・か・ら。」
「あいつ?」
コトネが問いかけた直後、地面が揺れた。地震ではなく。何かが歩いてくる振
動…現れたのは大型のポケモン…〈マンムー〉。
「マンムー…やっぱりここにいたんだね。」
「ヒビキ…知っているのか?」
「うん。このマンムー…父さんのポケモンなんだ。」


ー 二 年 前 ー 氷の抜け道 ー

「ここなら、超進化の光を受けずに済むだろう。ここのポケモン達は任せた…
マンムー。」

「父さん…なんでマンムーを置いていくの?」

「マンムーには…俺には使命がある。」

「使命…?」

「頼まれたんだ…シロガネ山のトレーナーに…。」

「何を?」

「そこまではヒビキには難しい。だが、ヒビキ…強くなれ。」

「…うん。」

「その強さはお前を救う…お前と…お前のポケモンを。」

「オイラ…頑張る!父さんをいつか…超えてみせる!」




「結局…マンムーを置いていく理由は聞けなかったけど…このマンムーはここ
に居なきゃならないんだ。」
ヒビキがそう言っている横で、マンムーは頷いている。そして、コトネは言っ
た。
「ねぇ、触ってもいいかな?」
「うん。」
洞窟にいる間に、冷えきった手を、コトネはマンムーに当てた。
「なんだろ…冷たいけど暖かい。」
「父さん…。」
ノイズは自分の父を思い出すように呟いた…。その拳は強く握られていた。
「ムー…。」
「ウリムー?」
マンムーの背後から、マンムーの進化前である〈ウリムー〉が姿を現した。マ
ンムーは、何処で手にいれたのだろうか…モンスターボールをヒビキの方へ転
がした。かじかみながらも、そのモンスターボールを拾った。マンムーは、こ
のウリムーを連れていけと言いたいのだろうか…。
「マンムー…。分かった…連れたいく。」
「良いのか?勝手に。」
「きっと、このウリムーを思う存分特訓してやりたいんだけど、自分の使命で
その場を動くことができないんだ。だから、ウリムーを強くして欲しいんだよ。
そうだよね…マンムー。」
「ムーゥム。」
ヒビキは、モンスターボールにウリムーを入れた。
「よろしくね。ウリムー…。」
そしてヒビキ達は、マンムーにさよならを言って、氷の抜け道を進んだ。



「あれが噂のトレーナーはんですの?中々見どころありますの。ほほほ。」

続く!

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

少し短くなってしまいました。申し訳ありません。
正義のラーマ ( No.121 )
日時: 2015/01/16 23:23:55
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

30「 龍 ・ 舞 う 」


「ノイズッ!!」
ヒビキの声は、ジム内に響き渡った。ノイズはジムリーダーイブキと戦い、あ
と少しのところで、負けてしまった。おまけに、彼はオーダイルの下敷きにな
り、体がボロボロになってしまった。それでもノイズは立ち上がり、「ありが
とうございました」と礼を言い、ジムを出ていった。慌てて観客席から立ち上
がりヒビキは後を追いかけた。そして、追いついた。だが、彼はヒビキにたい
して言った。
「何故ついてきた」
「…ノイズが心配d「関係ない!!俺は心配はいらない!だから、お前は、ジ
ムに行け!そして勝って帰って来い!」
そう言って、ノイズは立ち去っていった。
「ノイズ…」
どうしたヒビキ…挑戦しないのか?相手はジムリーダーだぞ?
「…でもっ!」
現状も理解できぬまま、ヒビキは自問自答を繰り返した。
相手はジョウト最強と言われるジムリーダー…イブキだ。ジムリーダーを越え
ない限り、ポケモンリーグへは挑戦できない。ヒビキは決心した。
ジムに戻り、チャレンジャーの位置まで歩いた。周りを一切見なかった。いや、
見えなかったのかもしれない。
「さっきのバトルを見てもまだ戦うの?」
「………ーーー。」
敵…イブキだけを見て、バトルを申し込んだ。
「容赦はしないわよ!」

イブキ●○○○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ーーーV・Sーーー

ヒビキ●○○○○○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジムリーダーイブキは〈クリムガン〉を繰り出した。
「クリァ!」
「…ウリムー」
「ウリ?」
「しっかり見てて…」
ヒビキは目を開いた。
「最初から本気で行くぞ!唸れ!迅雷の〈エレザード〉!」

「クリムガン〈りゅうのはどう〉!」
〈りゅうのはどう〉は本物の龍のようにエレザードを食らおうとする!
「〈10まんボルト〉!」
雷のように強力な電気が〈りゅうのはどう〉とぶつかり合う。どちらも一歩も譲らな
い。全力をぶつけ合っている。
「やるわね…あなたのエレザード。でもまだ足りない!」
〈りゅうのはどう〉が威力を強めた!電気が龍へと食われてゆく。やがて龍はエレザ
ードを襲う。エレザードはフィールドから観客席まで飛ばされた。
「エレザード!!」
「エ、エレッ…」
「〈ドラゴンクロー〉!」
「エレザード〈10まんボルト〉!」
エレザードの〈10まんボルト〉は、クリムガンの動きを鈍らせた。
「今だ!〈ドラゴンテール〉!」
エレザードの尾っぽがクリムガンをフィールドへ叩きつける!クリムガンはそ
のままモンスターボールへと強制的に戻り、代わりに〈キングドラ〉が引きず
り出された。エレザードは観客席からフィールドへ戻り、呼吸を整えた。
「まさかドラゴンタイプの技を持っていたとは…少し甘く見すぎたか。」
ドラゴンタイプの技はドラゴンタイプに効果抜群だ。
キングドラは〈水\ドラゴン〉タイプ。つまりエレザードは相性が良い。だが、
だからと言って油断して良い相手でない事に変わりはない。こういった場面を
想定し、それを超えてくるのがジムリーダーだ。肩に力が入るー怖くなるほど
に大量の汗が流れるーゴクリと唾を飲むー観客席からのコトネの声援すら聞こ
えなくなるーただのジムリーダーではない。何かー何がおかしい。ジム戦をし
ているというのに、ジム戦をしているという実感がない。ジムリーダーがいる
感覚がない。ただ、野生のポケモンとだけ戦っているような…不思議な感覚。
そして気づいたのだ…ジムリーダーイブキは、ポケモンと共に戦っているので
はなく…ポケモンと共に、一緒に、呼吸を合わせながら、自分も戦っているの
だ。ヒビキも、ポケモンを理解してきたが、あくまで〈トレーナー〉と〈ポケ
モン〉という壁を隔ててだった。しかし、彼女はそんな壁を超えて、ポケモン
と一体化している。そんな彼女に、勝つ方法は一つしかない…。彼女と同じ様
にポケモンと一体化する事だ。すぐにできるかと聞かれて「うん。」と答えれ
る事じゃない。でも、少しでも近づけたならー

ーー今から俺はエレザードだ!

その時、エレザードと呼吸が合った気がした。胸の鼓動、思考、そして心が重
なった。
「エレザードっー ー」
そう指示をするのとほぼ同時、エレザードは〈10万ボルト〉を溜めた。そして、
「ーー〈10まんボルト〉!」
「回避っ!」
エレザードとヒビキの思考は一致している。次に出す技の準備はできている。
「〈パラボラチャージ〉!」
「〈なみのり〉よ!」
キングドラの〈なみのり〉によって、攻撃は打ち消されたが、感覚は掴めてき
た。
「痛いところはない?エレザード」
ヒビキが問うとエレザードは「大丈夫だ」と言うかの様に元気良く返した。
「よし、〈あなをほる〉だ!」
「穴の中に〈れいとうビーム〉よ!」
「ーーそれを待っていた!」
「なにっ!?」
穴の中から最大出力の〈10まんボルト〉が溢れ出る。勿論、キングドラはその攻
撃を諸に喰らってしまう。だが、それでもキングドラは倒れなかった。
「あなた、今の威力の〈10まんボルト〉を放つために技と穴にキングドラを誘き
寄せたのね…」
ヒビキは驚いた…今の攻撃でキングドラを仕留めるはずだったんだが、どうに
もそうはいかないらしい。
ここでキングドラとイブキは大きな賭けにでた!
「キングドラっーー〈りゅうのはどう〉!」
ほぼ指示と同時に放たれたその技は、もうこの世のモノとは思えないものであ
った。炎に包まれた隕石が無数に降ってくるのだ。
ーどうやって避けろと…「あっ!」
ヒビキは一つひらめいた。
「〈あなをほる〉だ!」
エレザードは地中への脱出を諮った。が、それはもう手遅れだった。流星がエ
レザードを襲う。煙が晴れて立ち上がるエレザードが見えた。エレザードは耐
えたのだ。
「そんな…」
「よーしエレザード〈10まんボルト〉!」
「ぐっ、キングドラ〈ハイドロポンプ〉よ!」
2つはフィールドのど真ん中でぶつかり合う。やがて、大きな音を立てて爆発
が起こる。煙は晴れる…立っていたのは…
「キングドラ!?」
「エレザード!?」
「両者戦闘不能!」という審判の声が、ジム全体に響き渡った。
「やるじゃない。」
そう言いながら、イブキはキングドラをボールに戻した。
「ハァ…ハァ…」
ーーなんだろう。オイラ…心の底からワクワクしてる。
これが、真のポケモンバトル!ーー
「もう疲れたの?」
ーーそれもそのはず、フスベの龍の民代々伝えられてきた伝統の戦い方 を、これ
っぽっちも同じ血の流れていない彼が真似をしても…そう楽 なものではない
…はずーー
「…くっ、まだまだこれからです!」
ーいくっきゃないーやるっきゃないー負けっこないー止まらない最後まで!
ーひとりじゃないー寂しくない…
「オイラには仲間たちがいる!」
「もう一度お願い!クリムガン!」
イブキはクリムガンを繰り出した!
「クリュウ…」
「蒼穹なる閃光今ここにー〈ゲッコウガ〉水参!」
ゲッコウガはボールから出た瞬間に消えた。
「なにっ!?」
「〈つじぎり〉!」
一筋の黒い光がクリムガンを切り裂く。
「速すぎて見えない!」
「もう一度〈つじぎり〉!」
「〈じしん〉!」
フィールドが思い切り揺れた。ゲッコウガは攻撃を受けて姿をさらしてしまっ
た。ヒビキは、クリムガン相手にエレザードを真面に戦わせなくて正解だった
と思った。地面タイプの技はエレザードに効果抜群のうえ、もしエレザードが
〈あなをほる〉を使っていたら、〈じしん〉の餌食になっていた。
「クリムガン〈りゅうのはどう〉!」
「かわして〈みずしゅりけん〉!」
ゲッコウガは右によけて〈みずしゅりけん〉を放つ。手裏剣はクリムガンの右
肩を裂く!
「クリムガンっ!」
「〈つばめがえし〉!」
「左手で〈ドラゴンクロー〉!」
クリムガンは〈つばめがえし〉を片腕だけで受け止めた。反撃を怖れたゲッコ
ウガは距離をとった。
「〈りゅうのはどう〉!」
「〈なみのり〉!」
ゲッコウガが片手で大地を思いきり叩くと、ゲッコウガの周りに水が溢れ出る。
その波は〈りゅうのはどう〉からゲッコウガをまもる壁となった。
「〈つじぎり〉!」
「アッパーで〈ドラゴンクロー〉!落下を狙って〈りゅうのはどう〉!」
クリムガンはゲッコウガを天井までぶっ飛ばした。ゲッコウガは怯んで身動き
がとれなかった。そのままゲッコウガが落下しはじめたところを狙って、クリ
ムガンは〈りゅうのはどう〉を放った。何の抵抗もできず、ゲッコウガは攻撃
を喰らった。ゲッコウガはフィールドの上に落ちた。すぐに立ち上がろうとす
る。
「とどめの〈ほのおのキバ〉!」
「右肩の傷を狙え!〈つじぎり〉!」
ゲッコウガの方が一瞬速かった…。クリムガンは倒れた。
「クリムガン…よくがんばった。」
「………。」
「次はこの子よ!〈フライゴン〉!」
モンスターボールからとてつもなく大きな龍が姿を現す。
「で、でかい!」
「これが…フライゴン」
「…ラァアイ!!!」
「この子はね。私がホウエン地方にいるポケモンリーグ四天王の人に会いにい
った時に、とある砂嵐の中出会ったの」
「それにしても…でかいー普通の1.5倍くらいはある」
「準備はいいかしら?」
「……………!」
「フライゴン〈りゅうのはどう〉!」
「走れ!ゲッコウガ!」
〈りゅうのはどう〉を難無くかわすゲッコウガの姿はまさに線光だ。残像しか…
いや、残像すら見えない。まずはこの素早い動きを止めなければと思ったイブ
キは次の指示を出す。
「〈ストーンエッジ〉!」
大地から岩が飛び出し、ゲッコウガの行く手を阻んだ。
「…囲まれた」
岩に囲まれ、ゲッコウガはもう何もできなくなってしまった。
「とどめの〈りゅうのはどう〉!」

ゲッコウガは倒れた。
「お疲れ…ゲッコウガ。」
次に構えたボールをフライゴンめがけて投げた。
「いくよノイズ!」

ポケモンセンター

ノイズのメガリングが突如光った。
「この光…ヒビキか。使ってくれ俺の力を!」

ジム

「ゲンガー…メガシンカ!」
ヒビキのメガリングとゲンガーのゲンガーナイトが反応した!
メガエネルギーの集まりが光の繭を作り出す。そして力は今…放たれる!
「これが…新たなオイラの力。メガゲンガー!」
「ヒビキ!メガゲンガーは特性〈かげふみ〉よ」
観客席ーーエレザードの突っ込んだ跡の残った所の少し横辺りーーから、ヒビ
キをサポートするコトネの声が聞こえてくる。ヒビキは自分に余裕が無かった
事に気付く。バトルが始まってから、今まで一切コトネの声が聞こえなかった。
その時、父が教えてくれたバトルに勝つために一番必要な事ーー笑う事ーーを
思い出した。これは、自分に余裕ができるというメリットがある。
「くっ、ははは」
「…!?(楽しんでいる…一瞬の瞬きさえ許されないこの状況を。)」
ヒビキは笑い声を響かせた。だが、今の彼の笑い声は…無理やりな感じがした。
声が少しだけ、震えているのだ。
そんなヒビキに、また観客席からコトネの声が届いた。「ヒビキ、肩の力を抜
いて!リラックス!」
駄目なのだ。いくら深呼吸をしても、この胸の高まりには余裕ができない。ヒ
ビキは追い込まれていた。そんな様子を見てコトネはまたまたヒビキに言った。
「ヒビキっ!!」
その声は強く。怒りさえ感じられた。
「コガネジムのバトルの前に貴方がアカネさんに言った言葉覚えてる?」
ヒビキは思い出せなかった。記憶の中にあるはずなのに、全く浮かび上がらな
い。コトネはさっきよりもさらに大きな声で言った。
「『バトルこそ…オイラたちのペース…リズムだから』」
「リズム…オイラたちのー!」
「余裕がなくなるのは貴方らしくないよ!ヒビキ!」
それはヒビキの心まで響いた。そしてヒビキは返した。
「ありがとう…コトネ!」
「覚悟はできた?」
イブキがヒビキに問う。
「…はい!」
ヒビキの返事には、余裕があった。
「ゲンガー〈こごえるかぜ〉!」
「よけて!」
氷の様に冷たい風が、フライゴンに吸い込まれる様に吹く!フライゴンは翼を
大きく広げ、地面の上を這う様に飛んで逃げる。〈こごえるかぜ〉はフライゴ
ンの尾っぽを追う。
「〈シャドーボール〉!」
〈シャドーボール〉が命中、動きが止まったフライゴンに〈こごえるかぜ〉が
吹く!フライゴンは凍りついた。
「いいよヒビキ!氷タイプはフライゴンにk「フライゴン〈だいもんじ〉!」
コトネの言葉にかぶさるイブキの指示。フライゴンは一瞬にして氷を溶かし、
大の字型の炎を放った!
「ゲンガーっ!!」
ゲンガーは赤い炎に包まれた。
「〈あくのはどう〉だ!」
ゲンガーの〈あくのはどう〉はまとわりつく炎を弾き返した。
「〈シャドーパンチ〉!」
「〈ストーンエッジ〉!」
「かわせ!」
ゲンガーは〈ストーンエッジ〉を避けながらフライゴンにパンチをいれた。
「体勢を立て直して…〈りゅうのはどう〉!」
波動はゲンガー向けて一直線!
「〈シャドーボール〉!」
2つのぶつかる激しい爆発音が、ヒビキの体を押す。
「最大パワーで〈あくのはどう〉!」
鋭く赤黒いの槍が、大地の龍を貫こうとする。
「〈りゅうのはどう〉!」
槍に対するは、聖なる青白いの龍。赤き槍を食おうとする。
すさまじい2つのぶつかり合いは、フィールドの壁を剥がしていく。
やがて、ヒビキとイブキ、バトルフィールドの端と端の間で、赤と青、黒と白
が混じり、ともに輝かしい光の粉となり弾けた。
「〈シャドーパンチ〉!」
メガシンカのエネルギーも、身体のありとあらゆる力全てを拳にためて、今放
とうとする!一撃でフライゴンを沈められると思われる。だが、
「フライゴン…〈げきりん〉モード!」
「あれは…」
フライゴンの周りに、赤いオーラがまとわりつく。
「あれはワタルさんが使っていた〈げきりん〉モード!」
観客席のコトネも驚いた。
「フライゴン〈りゅうのはどう〉!」
それは〈りゅうのはどう〉というより、もはや〈ドラゴンダイブ〉だった。
あまりのすさまじさにヒビキは気を取られてしまった。
「しまった。ゲンガー!」
ヒビキが正気に戻った時には、ゲンガーは横たわっていた。

ーー続くーー
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
正義のラーマ ( No.122 )
日時: 2015/01/22 23:36:49
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

30 「 火 山 ・ 轟く 」

ヒビキは悟った。
ジムリーダーイブキは、ポケモンリーグチャンピオンワタルの妹だという事を。
その根拠は、彼女が使った力ーー〈げきりん〉モードーーだ。まだ、ワタルの
モノに劣るが、それでも、強くない事などない。
「さあ、次は何を出すの?」
ヒビキはイブキに迫られる。「何をだそうか」と迷う。すると、横でウリムー
が鳴いた。
「ウリッ!」
「ウリムー…」
このウリムーは、父のマンムーから預かったポケモン。どんどん戦わせて、経
験させてやりたい…!
「よし、いけ!ウリムー!」
ーー力では劣るかもしれない。でも!ーーヒビキは1つの可能性を信じ、ウリ
ムーを場に出した。
「そんなに可愛い子でいいの?」
「はい!」
手は…ある!
「フライゴン〈げきりん〉よ!」
フライゴンの最強の技…赤いオーラがさらに赤みを増す。
ーーチャンスは一回だけだーー
フライゴンをその翼と爪を釜の様に振り回した。
「〈こらえる〉!」
ウリムーは不思議な力によって守られたが、残りHPはゼロに等しい。
「耐えた所で何の意味があるのよ!」
「あるさ!ウリムー〈がむしゃら〉!」
「しまった!?」
ウリムーから、〈げきりん〉と同じ光が放たれた。
「フライゴン!」
ウリムーも、フライゴンもHPはゼロに等しい。
「ウリムー〈こおりのつぶて〉!」
尖った氷が、目に見えぬ速さでフライゴンを貫いた。
フライゴンは倒れた。
「そんな…あんなにもあっさりと…」
その時、ウリムーが太陽の様に 神 々しい光を放った。進化の光だ 。
蛍の様に小さな光の粒が、ウリムーを包み込む。そして今…ーーー放たれる!
「ムゥー!!」
ウリムーはイノムーへと進化を遂げた。
吹きつけてくる暖かく優しい風に心が少し押された。
体は壁の様に大きく、その牙は一本の槍の先の様に鋭い。
「いくよ!イノムー!」
「あなたの相手はこの子よ!」
モンスターボールから〈ハクリュー〉が出てきた。
「クゥウウ!!」
「イノムー〈がむしゃら〉!」
「避けて!」
「逃がすな!〈れいとうビーム〉で固めろ!」
蒼穹の槍がハクリューをとらえた。ハクリューは凍りついてしまい身動きが取れない。
「〈がむしゃら〉だ!」
ハクリューは〈がむしゃら〉によってかなりの体力を削られた。
「決めるぞ〈こおりのつぶて〉!」
「ハクリュー〈れいとうビーム〉!」
2つはぶつかり合い霧を作り出す。
「新技をお見舞いしてやれ!〈こおりのキバ〉!」
イノムーは霧を切り、ハクリューがいるはずのところへと牙を向けた。
だが、そこにハクリューはいなかった。
「しまった!」
ヒビキが視点を上へと動かすと、イノムーの真上にハクリューがいるのが見えた。
「〈かえんほうしゃ〉!」
「避けて!」
イノムーは間一髪で攻撃を避けた。
「〈りゅうのはどう〉!」
「〈れいとうビーム〉!」
天空をゆく龍と、それを貫こうとする氷の槍がいまぶつかる!
「ハクリュー、頑張って!」
「イノムー!」
爆発が起こった。煙が晴れてフィールドをみると、
ハクリューとイノムーが共に倒れていた。
「お疲れ様、ハクリュー…」
「イノムー、よく頑張った…」
イブキとヒビキは互いにポケモンを戻した。
「…ふ、残り1体ずつね!」
「どうやら…そうみたいです」
「もちろん残してるんでしょ?あなたの“A”ーーバクフーンーー」
「…ワタルさんから聞いたんですか?」
「あら、気づいていたのねその事ーーイブキとワタルが兄妹だという事ーーに」
イブキは力いっぱいモンスターボールが潰れるくらい強く握った。
「残してますよ…もちろん」
「さあ、初めましょ!」

「〈バクフーン〉!!」
「〈カイリュー〉!!」

バ ク フ ー ン / L v . 5 0
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ー ー 〈 V ・ S 〉 ー ー

カ イ リ ュ ー / L v . 5 0
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「カイリュー〈ほのおのパンチ〉!」
「バクフーン〈きあいパンチ〉!」
カイリューは右拳に赤々と燃える炎を宿す。
対して、バクフーンは自身の気を全て右拳に集中させた。
両者はフィールドを真っ直ぐに駆ける。そして、互いに拳をぶつけた!
針の様に鋭い風が巻き起こる。カイリューもバクフーンも両脚をしっかり踏ん
張り、互いに一歩も譲らない!
「バクフーン〈かえんほうしゃ〉!」
「離れて!」
バクフーンの〈かえんほうしゃ〉を警戒したイブキは、カイリューに距離を取
るように指示をだした!
「〈しんそく〉!」
カイリューが神に勝るスピードでバクフーンに再び向かう!
「〈かえんほうしゃ!〉」
バクフーンは太陽の様に赤い炎を放つ!カイリューはそれを間一髪でかわした。
「もう一度〈ほのおのパンチ〉!」
カイリューの拳がバクフーンを壁までぶっ飛ばした。
「いけるか?バクフーン」
「バク…!」
「カイリュー〈ドラゴンテール〉!」
「バクフーン!!」
バクフーンはまだ体勢が整っていなかった。
「打ち上げて!」
カイリューの尻尾は、バクフーンを高く打ち上げた!
「バクフーン〈かえんほうしゃ〉!」
「なにっ!?」
体勢は整っていなかったが、無理矢理〈かえんほうしゃ〉を撃った。
そして技は見事に命中した!
「バクフーン〈じしん〉!」
バクフーンは打ち上げられた位置から急降下し拳で地面を叩いた!
「カイリュー!!」
「〈きあいパンチ〉だ!」
バクフーンは右拳に気合を集中させた。拳を中心に強い風が吹き荒れる!
「そうはさせない!カイリュー〈きあいだま〉よ!」
カイリューは気合を身体の前に具現化した!そして今ーーーーー撃たれる!
「ーーバクフーン、受け流せ!拳を使うんだ!」
バクフーンは拳を〈きあいだま〉にかすらせた。〈きあいだま〉は起動を変え、
ヒビキの顔の1ミリ程隣を行く。ヒビキの髪が靡く。
「いけ!バクフーン!」
ーー拳に力は溜まった!後は解放させるだけだ!ーーとヒビキはバクフーンに
指示を出した!
バクフーンは足場が崩れてしまいそうになる程踏ん張り、一気に地を駆けた!
「〈ドラゴンテール〉で受け止めて!」
バクフーンの動きはカイリューの尻尾に寄って抑えられた!
「バクフーン!そのまま〈ふんか〉だ!」
真っ白な煙を噴き上げるその姿は、まさに大地にそびえる巨大な火山だった!
そして、その岩石の溢れ出る様は、世界の全ての始まりーービックバンーーを
思わせる。
〈ふんか〉の衝撃により、カイリューはフィールドの端まで飛ばされた。
その時だった…
「くっーー!」
ヒビキの右腕に謎の痛みがはしった!腕を内側から引き裂くような痛みがーー
「何よあれ!?」
コトネは見てしまった。ヒビキの右腕に、七色の痣が浮かび上がる瞬間をーー
「ヒビキ…貴方は一体何者なの?」
「やっと…オイラを見つけたんだね…」
「…何を言っている!?」
「…ふっ、なら少し力を借りるよ!」
ヒビキは誰と話したのだろうか?1度深呼吸をして叫んだ!
「ラスト…」
「え?」
「あと1回の攻撃で決まる!!」
「…そうはさせないわ!」
「バクフーン!!」「カイリュー!!」
「〈きあいっーー!」「〈ほのおのっーー!」
バクフーンの周りに炎が宿る。特性もうかだ!
カイリューも周りに赤いオーラをまとう。〈げきりん〉モードだ!
そして、2人のトレーナーは指示を出した!
大きな…声のかれる程に大きな声でーー

「「ーーーーー パ ン チ っ ーーーーー!!!!!」」

ぶつかり合う龍と火山は2人の指示の何十倍もの音を轟かせた!
あまりの衝撃にフィールドの壁は剥がれ、天井も崩れた。
「いっけぇぇえええええ!!!!」
ついに、天井が砂煙をたてて地に落ちた。


煙が晴れた…立っていたのは、


「…バクフーン!」
「バク!」
「やったー!勝ったよヒビキ!」
「ふ、負け…か。実感がないものだな。ヒビキ君、これを」
ヒビキはわざマシン59「りゅうのはどう」とライジングバッジを手に入れた!
「楽しかったよ…またバトルしよう!」
「…うん!」
ヒビキ達はジムを出た。
すると、ポケギアに電話がかかってきた。
「…もしもし」
『あ、もしもしヒビキ君?』
ウツギ博士の声だった。
『大変だ!ラジオを聴いてくれ!』

ーー続くーー
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
キャラ募集 ( No.123 )
日時: 2015/01/25 23:43:04
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

少し早いのですが、次回作

正 義 の ラ ー マ
ーOVER LIMITー

のキャラクター募集をしたいと思います!
条件は

1名前
2性別
3使うポケモン(*メガ可能は駄目です)
4その他

*本当出番がないと思います。

以上です。よろしくお願いします!
正義のラーマ ( No.124 )
日時: 2015/01/27 18:41:51
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

3 1 「ラジオ塔」

ーーポケモンセンター

「ノイズ!」
急いでドアを開けた。そこにも流れていた。ポケギアのラジオからの音が。
『ラジオ塔は我々ロケット団が乗っ取った!ジョウトは我々のモノだ!』
「…ふざけるんじゃねぇぜ」
ノイズはベッドから起き上がる。
「ノイズ…その体じゃ…」とヒビキも心配した。
「なら…こいつらがジョウトを占領するのを指咥えて待ってろと?」
「…ノイズ」
「…お前もそうしてるだろ?ヒビキ」
「…そうだね」
ヒビキ達はポケモンセンターを出た。
だが、ヒビキ達の目の前には…
「〈ライコウ〉…」
「〈エンテイ〉…」
「………ーー。」
ライコウとエンテイは何も鳴かず、ただヒビキとノイズを見つめた。
「…行くよライコウ」
そう言ってヒビキはライコウにまたがった。
「…よろしくな!」
ノイズもエンテイにまたがる。
「〈メガニウム〉お願い!」
コトネはメガニウムを繰り出し、またがった。
「行くぞ!今日でロケット団を滅ぼす!」

ーータンバシティ

ヘラクロスは、シジマと共に滝に打たれていた。
「……ヘラ!?」
ヘラクロスは何かを察した。
「どうした?ヘラクロス」
「ヘラ!ヘラクロぅ!」
「…ヒビキの所に行きたいのだな?」
シジマもヘラクロスの気持ちを感じとる。ヘラクロスさ大きく頷いた。
「なら、これも持っていけ!」
シジマはヘラクロスにヘラクロスナイトを渡した。
「ヘラ!」
ヘラクロスはコガネを目指して飛び立った。

ーーラジオ塔

「アポロ様に入り口の見張りを頼まれたけど、誰もこねぇよな?」
「ま、重要な役を任されてるんだ。絶対ここは通さねぇ!」
ロケット団のしたっぱ2人が話していた。
「ん?あれ何だ!?こっちに来るぞ!」
ヒビキとライコウ達がラジオ塔まで駆けてきたのだ!ヒビキとライコウはした
っぱを蹴散らし、鍵の掛かった入り口のガラスのドアを割って中に入った。
「怪我はない?ライコウ」ヒビキはライコウに問いた。ライコウは頷く。
「いけるな?エンテイ」
「メガニウム、大丈夫?」
ノイズとコトネもそれぞれのポケモンを心配する。
「おやおや、招かねざる客が来たようで…」
ロケット団幹部のランスとラムダが、ヒビキの前に姿を現した。
「ランス…ラムダ…」
「私たちの邪魔をするなら消えてもらおう!」
「待て!」
入り口から2つの影が入ってきた。ワタルと怪盗Xだった。
「X、貴様ぁ!」
ラムダは頭に血を登らせて言った。怪盗は何とも応えず、ヒビキ達に言った。
「先にいけ、こいつらは…俺たちが止める!」
「…X…チャンピオン」
「行くんだヒビキ君!」
「うん!」
ヒビキ達は上の階へと続くであろう階段を登っていった。
「さあ、始めようか…バトルを!」
「裏切り者がぁ!」
「ラムダ…」
ランスは左腕でラムダを抑えた。
「貴方には…天罰を降さねばなりません。」
ランスはモンスターボールを構えた。続いて怪盗も構える。ワタルとラムダも
同様に、互いを睨み合い、構えた。
「さあ…祭りの始まりだ!」

ランス/ラムダ●●○●●○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ー【R】ーーーーーーV・Sー

ワタル/怪盗X●●○●●○\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ロケット団幹部のランスとラムダが勝負をしかけてきた!
「いけっドラミドロ」
ランスはドラミドロをーー
「マタドガス」
ラムダはマタドガスを繰り出した!


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
Re: 正義のラーマ【キャラ募集中】 ( No.125 )
日時: 2015/02/01 20:32:35
名前: 瓜島 パンプキン◆mF1QH4PEr.E ID:r37n1bMA

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