ポケモンダンジョン空の探検隊〜水の石に映るもの〜コメントお待ちしております!
日時: 2015/08/30 11:20:53
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:WJ.D1XHA

「ポケモンダンジョン空の探検隊〜闇を越えた先で〜」の没案です
主人公にまた災難
時期はダークライ戦の後すぐ

設定!

・ナナ
シャワーズ♀(イーブイ)
元人間、「未来」出身
「星の調査団」の一員でジュプトルのパートナー
ジュプトルと恋仲
パルキア・ダークライの件を経て記憶を取り戻してる
最初の時点の技…穴を掘る、シャドーボール、アイアンテール、電光石火
シャワーズ進化後…穴を掘る、シャドーボール、アクアテール、ハイドロポンプ

・アミ
バシャーモ♀(アチャモ、ワカシャモ)
弱虫だがたまに頼れる「今」での相棒

・ジュン
ジュプトル♂(キモリ、ジュカイン)
ナナの未来に帰ったかけがえのないパートナー
兄貴気質で時たま優しい
ナナ大好き

・アイル
ヌマクロー♂(ミズゴロウ、ラグラージ)
「光の泉」を管理する未来にいるパートナーの一人で弱虫さん

・今の仲間
マナフィ、シェイミ、他多数

・オルオ
ヨノワール♂
ディアルガの部下

・リリィ
セレビィ♀
時の回廊の管理者

・ラン
ディアルガ

・レイ
パルキア

・星の調査団一員
フシギバナ♂、リザードン♂、カメックス♂、ライチュウ♂、ベイリーフ♀、バクフーン♂、オーダイル♂、ドダイトス♂、ゴウカザル♂、エンペルト♀、エネコロロ♀、ペルシアン♂、ドンファン♂、ルカリオ♀
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第0話 ( No.1 )
日時: 2015/08/30 11:43:38
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:WJ.D1XHA

ディアルガ…レジギガス…フィオネ…パルキア…ダークライ

この半年で、色々な事があった

星の停止、時の歯車、幻の大地、次元の塔、時空間と未来

どれもこれも、ジュプトルと出会わなければ始まらなかった物語

全て、あの子が現れなかったら終わらなかった戦い

全てが過去になり、懐かしい

でも過去になればなるほど、私は彼らを思い出してしまう

未来に置いてきた仲間たちのこと

生き別れ、サヨナラも告げなかったパートナーのこと

彼の荷物からあの石が出てきたとき、全てが鮮明になった

そう、消えた私の過去が…

同時に私の中で何かが消えていった

暖かいそよ風が吹いている

―…ナ…ナナ…―

誰かが呼んでいる

懐かしくて、大事な人の声

でも彼じゃない

貴女は…誰?
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第1話 ( No.2 )
日時: 2015/08/30 12:06:01
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:WJ.D1XHA

太陽が昇り、降りて、月も顔を出すようになった未来

ジュン「俺は過去に行く」

時の神から告げられた宣告にみなが悩む中、一番最初に答えを出したのは彼――ジュプトルだった

リリィ(セレビィ)「本気なの?」
オルオ(ヨノワール)「過去に行くなんぞ」
ジュン「本気だ。折角のチャンスだぞ?考えてみろ。俺たちは未来を顧ず、自分を犠牲にしてでも太陽の昇り降りする未来を望んで戦った。自分が過去から消えると分かってもな。だが今回はどうだ?消える未来に残って共に死ぬか、過去に行って余生を過ごすか選んでいいと言うんだ。乗らない手はないだろう?何れにしろ未来は消えていたんだ。ならば俺は悔いの残らない選択をする。それに俺たちは過去に大きな忘れ物をしてきた。拾ってこなかったらそれこそ後悔が残るな」
フシギバナ「成程俺も賛成だ」

聞いていた星の調査団のメンバーは賛同した
ヤミラミたちは黙っていつつ戸惑いを隠せない様子だが、オルオに従うのだろう
残った2人にジュンは畳み掛けるように言った

ジュン「リリィ、こっちには雌のポケモンなど少なかった。だが向こうにはナナの友達に雌のポケモンが沢山いる。きっといい仲間ができるぞ。オルオ。お前がいなければディアルガが復旧に困るんじゃないのか?」
リリィ「えっ本当!?」
ディアルガ「ジュンの言うとおりだ。私は大丈夫だ。過去の私を支えてはくれないだろうか?」
オルオ「わ、分かりました」

全員の過去行きが決まり、時空ホールへと乗り込むのだった
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第2話 ( No.3 )
日時: 2015/08/30 12:32:21
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:WJ.D1XHA

過去
無事タイムスリップして海岸に辿り着いた一行がトレジャータウンに向かうと、何時も以上、ジュプトルの事件以上に騒がしかった
訂正、プクリンのギルドが崩壊しそうなくらい騒がしかった

オルオ「騒がしいな。おや、ルリリ君。何かあったのかな?」
ルリリ「ふぇ…!?」

ギルドの前に来ると、丁度マリルとルリリの兄弟が出てきたところだった

マリル「オルオさん!」
ルリリ「どうしよう!ナナさんが…!」
ジュン「!?ナナに何かあったのか!?」
マリル「な、中に入れば分かります」

マリルたちの話を聞き、ジュンは急いで見張り穴の上に立った

ディグダ「!ポケモン発見!ポケモン発見!」
ドゴーム「誰の足型?誰の足型?」
ディグダ「足型は…ジュプトル!ジュプトル!」
ドゴーム「なぁに!?」

ゴゴゴゴゴと音を立てて鉄柵が開き、ドゴームが顔を見せた

ドゴーム「やっぱりか!今すぐ来てくれ!」

焦っている様子に顔を見合わせ、全員で中に入った
地下2階に行くと、泣きじゃくるバシャーモのアミを中心にギルドのメンバーが揃っていた

ジュン「な、何があったんだ?」
プクリン「実は…」

プクリンが説明を始めた
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第3話 ( No.4 )
日時: 2015/08/30 13:18:45
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:WJ.D1XHA

オルオ「成程。パルキアと共にタイムスリップの事故の元凶であるダークライを倒した後から様子がおかしく、進化したらアミさんのことだけを忘れていたと」
アミ「うん。それに、前に進化の話していた時、どんな進化ができるか調べてね、草タイプでジュプトルと同じ色をしているリーフィアがいいって言っていたんだけど、進化の泉にジュプトルの持っていたバッグに入っていた古ぼけた石を持っていって」
ジュン「シャワーズに進化したのか」

一部始終を聞き、3人は納得した
星の調査団もこれまでの経緯をジュンからかいつまんで聞いているので承知済みだ

アイル「決まりだね。ナナは今どこに?」
プクリン「それが、昨日から行方不明なんだ」
リザードン「何!?」
ペラップ「それで大騒ぎになっていて」

動揺が広がる
やけに落ち着いたジュンが指示を出した

ジュン「リザードン、ライチュウ、ルカリオ、エンペルト。お前たちは空の頂に向かってくれ」
リザードン「ん?了解」
ジュン「バクフーン、ゴウカザル、エネコロロはキザキの森だ」
バクフーン「わかった」
ジュン「カメックス、オーダイル、ペルシアン、ベイリーフは水晶の洞窟な。途中にある水晶の柱3つを青色に揃えれば更に奥にいける」
カメックス「ほぉ」
ジュン「最後にドダイトス、フシギバナ、ドンファン。お前たちは北の砂漠だ。奥の流砂があったらそこに飛び込んでいけ」
ドンファン「ほーい」
ベイリーフ「リーダー。何をすればいいの?」
ジュン「ナナの捜索だ。今言ったのは全部ナナが時が戻ったら行ってみたいと言っていた候補だ。早急に頼む」
アミ「な、なら私たちも探しに!」
ジュン「アミとギルドの皆とリリィとオルオはここに残ってくれ。ナナが戻ってくるかもしれない。あぁそうだ。できればリリィの友達になってくれる女子がいるとありがたい」
オルオ「ジュンはどこへ行く?」
ジュン「俺とアイルはもう一つ心当たりのある場所を探す。留守番は頼んだぞ」

用件を言い終えると、ジュンはアイルを連れてギルドを出た
ギルドの者は戸惑っていたが、星の調査団の者は彼の性格をよく分かっているのかすぐに行動に移ったのだった
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第4話 ( No.5 )
日時: 2015/08/30 13:57:20
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:WJ.D1XHA

トレジャータウンで皆から話を聞いたジュンは、サメハダ岩にきていた
水辺の所に荷物を置いておいたが、それは無くなっていたので、ナナが持っていったのだろう

ジュン「思ったとおりだ」
アイル「何か手がかりを見つけたの?」
「あぁ、やっぱりナナは記憶を取り戻している」

そういうジュンの足元には、イーブイの足跡と奇怪な絵があった

「色々聞きたいことがあるけど、まずその絵は何?」
「噴水のある湖だ」
「何だそりゃ。全く躍動感のない絵だよ。まるで時が止まった…え?」
「そうだ。時の止まった噴水のある湖だ。俺たちはこれを一度見たことがある」
「でもそんなの星の停止が起こった世界じゃなきゃありえない風景だよ…記憶で見たって事?」
「あぁ。未来に連れ去られた時も湖なんて通ってないからな。それに俺は絵なんてこれっぽっちも描けない。ナナは人間の時から、イーブイになってからも描けた。ナナの絵だよ」
「つまり…」
「あぁ。ナナはここにいる」
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第5話 ( No.6 )
日時: 2015/08/30 13:58:08
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:WJ.D1XHA

ジュンはサメハダ岩を出て、歩き出した
アイルは慌ててその後を追う

「ナナの記憶が戻ったことと、アミのことを忘れたことに関して、いくつか根拠がある。一つは、シャワーズと古ぼけた石だ」
「シャワーズ…古ぼけた石…。あぁ、ナナの進化ね。でもジュンはアミちゃんがシャワーズとも水の石とも言っていないのに何に進化したか分かった」
「なぜか分かるか?ヒントはアイツの性格だ」
「あ!荷物管理をジュンがしてたからか!」

合点がいったアイルに苦笑いを浮かべ、ジュンはトレジャータウン入り口の水飲み場まで来た

「そう。アイツは荷物の管理がなっていない。物はよく落とすし、大量に入れておいたナナの大好物のグミもナナにバッグを持たせれば帰ってくる頃には空っぽになっている。だからナナの荷物なのに俺は未来を出る時向こうで唯一光ってるからと拾った古ぼけた水の石と大量のグミを入れておいた。アミが俺の荷物だと思ったのは離れ離れになってもずっと俺が持っていたからだ。ガルーラの倉庫には苔むした岩もあったのに使わなかったのは、ナナが俺が昔、ポケモンになったら何になりたいかと聞いたとき、イーブイになってシャワーズに進化したいと言ったことを思い出したからなんだよ。あの石を見つけたのも丁度その時だったからな」
「成程ね。そりゃあシャワーズに進化したと答えが出るわけだ。それで、どこなの?」

ジュンは前を向き、答えた

「霧の湖だ」
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第6話 ( No.7 )
日時: 2015/09/17 15:10:32
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:0fo1DYeQ

「霧の湖」
1匹のポケモンと3体の伝説ポケモンがバルビートたちのダンスを眺めていた

ナナ「綺麗ね」
ユクシー「えぇ。噴水と虫ポケモンのコントラストがここの美しさの秘訣ですよ。時の歯車がないのにここまで綺麗とは思いませんでしたが」
エムリット「今思えば時の歯車の重要性をちゃんと理解してなかったんだねぇ」
アグノム「僕たちは見守ることしかできなかったからね。ナナとジュプトルが来なかったらと思うと」

この風景にそれぞれ思いを馳せる彼ら
横になって眺めるシャワーズーーナナは寂しそうな表情を浮かべた

アグノム「そういえばナナ、アミちゃんのこと覚えてないって嘘でしょ?」
ナナ「よく分かったね」
エムリット「でも何でさ?旅立つのは分かったけど皆ナナを慕ってたよ」
ナナ「・・・私、もう彼らには会わないつもりなの」

唐突に答えたナナに3体は驚きを隠せなかった

ナナ「私はさ・・・」

ナナはゆっくりと語り出した
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第7話 ( No.8 )
日時: 2016/03/27 03:28:30
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:1TmAmf.E

最初に違和感を感じたのはジュプトルと初めて対峙した時

ただ何か引っかかると感じただけだった

それが確信に変わったのは「未来」に連れ去られた時だった

どうしても初めて会ったと感じなかった彼の後ろ姿に

ヨノワールから継げられた真実に

驚くこともなく、寧ろ納得がいった

あぁ、私は記憶をなくしても必ず彼と再会する運命だったのだなと

「時限の塔」でディアルガと対峙する前

彼と別れたときは名前が自然と出てきた

パルキアとダークライと戦って

色んな事を思い出し、思い出に浸った

それが総て繋がったのは

あの「水の石」を鞄から見つけたときだった

私がポケモンになったのは

ダークライが原因ではあるけど

願いを叶えるためでもあったんだって

彼を忘れないためだって

でも「未来」に帰る方法が見つからないと分かってたから

絶望だけは拭えなかった

だけど、進化したあの時、もう一つ思い出したことがあった

いや、最後の「時空の叫び」を見たんだよ

赤くて背の高い・・・炎を纏った

臆病だけど優しくて

ちょっと高めの声だったな

彼女に会ったことがあると本能が呼んでた

ハッキリしてないから誰か分からない

でもあの子に似てる気がした

関係ないと思って忘れた振りをしたんだよ

あの子の側にいれば甘えてしまう

彼女に会ったのは記憶を失う前で間違いない

だから彼女に会いに行こう

今まで世話になった彼らに別れを告げて
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第8話 ( No.9 )
日時: 2016/03/27 03:43:51
名前: manamon◆jbUMTT3SHg6 ID:1TmAmf.E

そこまで話し終え、水の石を見たナナは腰を上げた
そろそろ出発するつもりだ

ナナ「じゃあ私、そろそろ行くね」
アグノム「もう行んだね」
ナナ「ここに長居してられない。そろそろ捜索の手が及んでもおかしくないから」
エムリット「そう。いつでも帰ってきていいんだよ。アタシらはいつだって味方だから」
ナナ「ありがとう。ユクシー、この湖を守ってくれてありがとう。未来にいた時、必ず見に行きたい場所だったから」
ユクシー「うん、旅が終わったら沢山見に来て」
ナナ「ありがとう、さようなら。・・・穴を掘る!」

ナナは「穴を掘る」で姿を消した
まるでこのタイミングで彼が来るのが分かっていたかのようだ

ジュン「・・・」
ユクシー「一歩遅かったね。ジュプトル」
アイル「ここが霧の湖か。綺麗だね」
エムリット「貴方たちが来たって事は、未来は護られたのね」
アグノム「追いかけるの?」
ジュン「無論。彼女はどこに行くか言っていたか?」
ユクシー「教えてあげるけど、一つ約束してほしい」

ユクシーはジュプトルに一つ約束を取り付けたのだった
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第9話 ( No.10 )
日時: 2016/05/14 14:36:18
名前: manamon◆A.dTD2cDayM ID:JdRxB652

「磯の洞窟」最深部
やってきたナナを、ラプラスが出迎えた

ナナ「お待たせ、ラプラス」

ラプラス「えぇ、お待ちしておりました。本当に行くのですか?」

「うん、取り残された私が最後にできる事だから」

「自らを犠牲にして闇を止めますか」

「奴は本当に強い。この世界を混沌に陥れたもう一人の存在。私がやる必要がある」

「それ程の覚悟ですね」

「えぇ、行きましょう!ギラティナを探しに!」

2匹は海を越え、「幻の大地」を超えて遠くの地へと向かう
その様子をカメックスが見ていたのだった
メンテ
第10話 ( No.11 )
日時: 2016/05/14 14:51:13
名前: manamon◆A.dTD2cDayM ID:JdRxB652

トレジャータウン、プクリンのギルド
親方の部屋に、ジュプトル、ラグラージ、リザードン、バクフーン、カメックス、ドダイトス、そしてプクリンとペラップが集まっていた

ジュン「…俺からの報告は以上だ」

プクリン「そっか、海の向こうか…」

リザードン「海の向こうには大きな街や救助隊という活動、多くのダンジョンも存在する。一人で行くにはレベルが高くても大変だろう。海渡りは水タイプだから問題ないとして…」

バクフーン「でもどうして?」

カメックス「俺、ラプラスとナナを磯の洞窟で見た」

ドダイトス「磯の洞窟!?どうして?」

カメックス「海渡りをする俺たちはよく知っているが、あの海は海流も酷く空も竜巻や突風・嵐も酷い。それを一人で渡るのは危険だ。ラプラスを連れて行ったのは正解だろう。だが、もうひとつ気になることを聞いた」

呟いて俯くカメックスにジュプトルは首を傾げる
告げられた名に驚愕を隠せなかった

カメックス「ギラティナを探しに行くと」

ジュン「ギラティナだと!?」

ペラップ「ぎ、ギラティナって、反転世界に存在するという闇の伝説の存在じゃないですか!」

リザードン「奴は時の止まった俺たちの世界を混沌で満たした存在でもある。そして」

リザードンは言葉を止め、ジュプトルを振り返った

ジュン「…俺たちの育ての親を殺した奴だ」

その言葉にプクリンが眉を寄せた
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台第11話 ( No.12 )
日時: 2016/05/14 15:09:50
名前: manamon◆A.dTD2cDayM ID:JdRxB652

俯き、部屋を出て行くジュプトルをラグラージが追いかける
残され、首を傾げるプクリンとペラップに、リザードンが説明を始めた

リザードン「時を止めるきっかけを作ったのはダークライというのを君たちは知っていると思うが、もう一人、あの世界を混沌の闇に包み込んだ存在がいた。それは先ほど話題にも出てきたギラティナだ」

プクリン「それは想像つくけど、でも何で?」

バクフーン「本来反転世界から出てこない筈の伝説の存在。奴が現れたのは、あの世界を破壊するためだった。奴自身、闇に冒されていたからね」

カメックス「俺たちがまだ1個前の進化段階にあった頃の話だ。ジュプトルとナナはまだ幼子で、ある探検隊が大事に育てていたからな」

ペラップ「その方たちがギラティナの暴走を止めたのですか?」

ドダイトス「正確には相討ったんだよ。そうでなければもう少し明るい世界だったろう」

リザードン「彼らは既にいない人間の生き残りだったナナと、光ある世界を殆ど知らないキモリを探検の旅をしながら育てていた。彼らのいたギルドは既になかったからな。一定の場所にいても危険だからという理由もあった」

プクリン「じゃあ彼らの最期をあの2人は見てしまったんだね」

カメックス「あぁ、彼らはこう呼ばれていた。

ギルド「プクリン」最後の探検隊にして

伝説のマスタークラスの探検隊「スカイ」

マナフィ、シェイミ、そしてリーダー…バシャーモのアミ」
メンテ
第12話 ( No.13 )
日時: 2016/05/14 16:32:44
名前: manamon◆A.dTD2cDayM ID:JdRxB652

アミ「私たちが…ナナとジュプトルの育て親で、ギラティナを倒した…?」

プクリンたちの話を扉越しに盗み聞きしていたバシャーモは放心し、心ここにあらずという感じで海岸に来た
我が探検隊「スカイ」の新人で若いマナフィとシェイミが波打ち際で遊んでいた

アミ「マナフィ、シェイミ。話があるの」

マナフィ「どぉしたのぉ?」

シェイミ「新しい探検の話でしゅか?」

アミ「いいえ。とっても大事な話」

また盗み聞きされるといけないと、3人はサメハダ岩に移動して話をした

シェイミ「そんな事が…」

マナフィ「マナ、英雄だったの?」

話への反応は驚きよりも感動のほうが大きかったようだ

アミ「ナナが生まれた未来での私たちはそうだったみたい。ナナとジュプトルの育ての親で最後の探検隊「スカイ」。名前も探検隊名も偶然じゃないと思うの。探検隊名は恐らくナナが失くした記憶の一部から出てきたんだろうけど…」

シェイミ「ギラティナと戦うでしゅか?」

アミ「え?」

シェイミの答えにバシャーモは驚きを隠せない

マナフィ「マナたち、もう一回戦う!ダメ?」

アミ「でも、もし死んだら、ナナをまた悲しませることになる」

シェイミ「私たちが行かなかったら、ナナがいなくなるでしゅ!」

マナフィ「ナナいなくなるの、いや!」

物凄い剣幕で言う2人にバシャーモは困惑するが、微笑む
彼女も意を決していたようだ

アミ「良かった!私一人じゃ心細かったの!」

マナフィ「うん!じゃあ準備しよ!」

シェイミ「善は急げでしゅ!でも、どうやって海を渡るでしゅか?」

アミ「あ、あ〜…」

決まったところで新たな問題が生まれてしまった
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第13話 ( No.14 )
日時: 2016/05/14 16:33:40
名前: manamon◆A.dTD2cDayM ID:JdRxB652

アミ「確かに、私たち泳げないから足手まといだよね。私なんて水2倍だし」炎タイプ

マナフィ「ボク、海渡ったことない」海の王子だけど幼子

シェイミ「スカイフォルムで飛ぼうにも無理があるでしゅ」論外

クレセリア「なら私(わたくし)に宛がありましてよ?」

声に驚き、振り返ると、牙型の岩の上にクレセリアが浮いていた

3人「クレ姉さん!」

クレセリア「フフ、お久しぶりですわ」

アミ「久しぶりクレ姉さん!ダッちゃん元気にしてる?」

クレセリア「えぇ、元気にしていますよ」

マナフィ「何でここにいるの〜?」

シェイミ「それより先程の話本当でしゅか!?」

3人は突然の来訪に驚きつつも嬉しそうに抱きついた

クレセリア「ちょっと買い物に来ていました。ナナさんの噂を聞いたので挨拶も兼ねてね。私のお友達にホエルオーという海渡りの得意なポケモンがいます。彼の協力を仰ぎましょう」

アミ「ホエルオー?大きいの?」

クレセリア「えぇ、とっても大きい鯨ですよ。色違いで本来の種族より強くて大きいので、20体ほど乗せて海の向こうの大地に行くにはもってこいでしょう」

マナフィ「やったぁ!これで行けるね!」

シェイミ「ありがとうでしゅ!」

アミ「ありがとうクレ姉さん!私皆に知らせてくるね!」

飛ぶように喜びながら(実際飛び跳ねながら)バシャーモはサメハダ岩を出て行った
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第14話 ( No.15 )
日時: 2016/05/28 18:30:33
名前: manamon◆A.dTD2cDayM ID:Xx9p66N6

ザザーン...

ジュン「……」

トレジャータウン近くの海岸で、ジュプトルとラグラージは夕日を眺めていた

ジュン「なぁ、アイル」

アイル「なぁに?ジュン」

「俺たちに出来る事って、あるのかな?」

「いきなりどうしたのさ?」

「いや俺がいない間に、ナナは成長したんだなって思ってさ」

ジュプトルの言葉に、湖での事を思い出した

ユクシー『ナナをもう泣かせないで』
エムリット『君たちが居なくなってから、ナナは独り取り残された事をいやと言うほど感じていたんだ』
アグノム『記憶が戻った事でそこに罪悪感が加わって、君たちの居ない世界に居る意味がないと感じ始めている。今回の決断はそこから来ていると思うよ』
ユクシー『だから、連れ戻すなら絶対にもう独りにしていかないでね』

「確かに、皆から聞いた話だと、ディアルガの後、パルキア、クレセリア、ダークライ。どれも彼女の過去に関わるポケモンと戦っているみたいだしね。強くなってる」

「俺が居ない間に色々強くなっていた。でも性格は昔から変わってないな…」

「無茶する所も泣き虫な所もアミにそっくりだもんね!ジュンも!」

「おいおい俺も一緒にするなよ…。で、どうやって海を渡るかだが」

「僕の力なら渡れなくもないけど、君の安全の保証は出来ないよ」

「だよな」

2人揃って悩んでいると、聞き覚えのある声が聞こえてきた

アミ「おーい!」
メンテ
第15話 ( No.16 )
日時: 2016/05/28 18:49:21
名前: manamon◆A.dTD2cDayM ID:Xx9p66N6

走り寄ってきたバシャーモは、2体の前で息を切らしていた

アミ「はぁ、はぁ。2人とも、いつ出るの?」

ジュン「ん?あ、あぁ。今夜か明日の朝には」

アミ「それなら、ちょっと待ってくれるかな?」

アイル「どういう事?」

バシャーモの言葉に?を浮かべる
息が整うのを待ち、聞いた

アミ「あのね、クレ姉さんが、海渡りできる友達を紹介してくれるって!」

ジュン「クレ姉さん?」

アイル「友達?」

アミ「クレ姉さんって言うのは、クレセリア!あたしたちの仲間なの!ホエルオーにおっきいお友達が居るんだって!」

ジュン「ホエルオー!?それは助かる!」

アイル「じゃあそれお願いしよう!」

バシャーモの行動により、それは皆に伝わる
クレセリアのお陰で出発は翌日となった




そして


アミ「え、これほど?」


翌日、バシャーモたちは絶句することとなったのだった
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