ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜
日時: 2015/10/28 17:52:44
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:7ktGxlaM

どうも初めまして
自分も小説というものをやってみたいと思いました
チェスナイトと申します。

小説というより絵の無い漫画みたいなものですが・・・
ペースは早かったり遅かったりします
どうかご容赦のほどを
尚、タイトル通り人間がポケモンになるという
いわゆるポケダン仕様なんですが、特色が色々違う内容かもしれません

登場者

・レイタ
人間の少年。ハリマロンに転生
青いスカーフを着用。水色のモンスターボールの模様がある。外せない
しかも記憶喪失

・ディアンシー
レイタを助けたポケモン
調査隊に所属

・メロエッタ
同じく調査隊に所属している
普段はボイスフォルムだが、調査に出かけるときはステップフォルムである

・ニャオニクス
調査隊のバックアップ担当。
料理や資料漁りの担当も兼ねているとか

・ラティオス
護り神で、調査隊に入隊していた。
救助され、調査隊に復帰する

・ラティアス
ラティオスの妹で、彼女もまた護り神。更に調査隊の一員
ラティオスと同じく調査隊に復帰

・マギアナ
メロエッタが石かと思ったらポケモンだったもの
普段はボールっぽい形になっている


後々追加予定

初めから読みたい方→>>1-
メンテ
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Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.36 )
日時: 2015/12/03 18:28:39
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:YC5pxlfY

ガブリアスと交戦して数分後・・・

ディアンシー
「これだけ攻撃を与えているのに未だに浄化しないなんて・・・!」

ラティオス
「く・・・本物ではないとはいえ、少々見くびったか・・・?」

メロエッタ
「こいつ、他の負の感情で生まれたポケモンより幾らか勝手が違うわね・・・!」

ガブリアス
「俺はあきらめない!その人間を始末するまで絶対に!」

ラティオス
「執念深いポケモンだ・・・負の感情で生まれたお前なら尚更・・・!」

レイタ
「ガブリアス・・・!」

そして、戦闘が続くと、ガブリアスは疲労が溜まり始め・・・
ついに浄化が始まった・・・

ガブリアス
「く・・・多勢に無勢だったか・・・?くそぉ、無理があったか・・・
 すまない皆、仇を・・・取れなかった・・・」
 
レイタ
「・・・・・・・」
 
ガブリアス
「・・・・・・いや、まだだ!
 俺を信頼しているポケモン達の為にも、俺は絶対に人間を・・・!」
 
レイタ
「ガブリアス・・・?」

ガブリアス
「みんな、俺を信頼している・・・俺を頼ってくれている・・・
 だから俺は、まだ消えない・・・!消えてたまるものか・・・!
 この人間を始末するまで・・・俺は、消えない・・・!
 あいつらの為にも・・・!」
 
レイタ
「・・・・・・」

メロエッタ
「消えかかってもなお、私達に挑むなんてね・・・
 見上げた根性だこと・・・」

ラティオス
「負の感情も負の感情で、信念があると・・・」

ディアンシー
「あなたの信念、確かに拝見させて頂きました。ですが・・・!」

レイタ
「ボク達だって、ここで倒れるわけには行かない・・・!」

ガブリアス
「来い・・・!絶対に始末してやる・・・!」

ガブリアスは、身体が消えかかりながらも、攻撃を続けた
レイタはつるのムチを繰り出し、ガブリアスに当てた。

ガブリアス
「へ・・・そんな弱っちぃ攻撃、効くかよ・・・!技ってのはな、こうするんだよ!
 ダブルチョップ!」
 
レイタは攻撃を避けようとしたが、カスった
 
レイタ
「うぐっ・・・!」

ディアンシー
「レイタ!!」

レイタ
「大丈夫・・・!これぐらい・・・」

ガブリアス
「さぁ、まだまだ!」

レイタは、今度はタネばくだんを繰り出し、ガブリアスに命中した

ガブリアス
「ふん、全然効かねぇなぁ・・・!こんどはこっちから行くぞ!ドラゴンダイブ!」

しかし、さきほどの勢いが弱まったのか、今度は避けることができた
こうしている間にも、ガブリアスの身体がどんどん消えかかっていた。
レイタは、次はエナジーボールを繰り出した。ガブリアスは避けることはできなかった。
当然エナジーボールはガブリアスに直撃した。

ガブリアス
「くそぉ・・・!まだだ!絶対に倒れないぞ!ドラゴンクロー!」

ガブリアスのドラゴンクローは、余りにも遅すぎたため、レイタはたやすく避けた
ガブリアスは、もはや半透明の状態になっていた。

レイタ
「・・・もう、やめにしよう。君、今にも消えかかってるよ・・・」

ガブリアス
「情けなぞいらねぇ!俺は、なにがなんでもお前を始末する!!」

ディアンシー
「どうして・・・そこまでして・・・」

ラティオス
「いい加減浄化されろ。更に苦しむことになるぞ・・・いや、さっさと浄化してくれ・・・!
 もう見てられない・・・!」

メロエッタ
「諦めの悪さもここまでくると、もう、ね・・・」

ガブリアス
「誰が諦めるものか!俺は決めたのだ!そいつを始末してみせると!何がなんでも!!」

しかし、ガブリアスがあと少しで完全に消えようとしている・・・

ガブリアス
「・・・!待て!俺はまだ消えない!あいつを、人間を始末するまで絶対に消えない!
 皆の信頼を、裏切ってたまるか!俺は消えないぞ!」
 
しかし、もう限界が近づいていた・・・
ガブリアスの右膝が地を着いた
そして・・・

ガブリアス
「どうしたんだよ・・・俺・・・体が・・・動かねぇ・・・
 俺は人間を・・・始末・・・するんだよ・・・
 絶対に消えない・・・消えるわけ・・・いかねぇんだよ・・・
 皆の信頼に・・・俺は・・・応えるんだ・・・
 俺は・・・消えない・・・人間・・・覚悟・・・し・・・」
 
ガブリアスは・・・完全に消えてしまった・・・

レイタ
「・・・・・・・」

メロエッタ
「本物ではないとはいえ、やるせないわね・・・」

ディアンシー
「ごめんなさいレイタ・・・」

レイタ
「そんな、謝らなくていいよ。でも、なんだろう・・・?ボク、すごく悲しいよ・・・」

ラティオス
「・・・これで名目上、依頼は完遂と。気分のいいものではないがな・・・」

依頼を完遂したことをニャオニクスに報告したあと、
カフェでメロエッタと一緒に一時を過ごすことにした

レイタ
「・・・・・・」

メロエッタ
「表情、あまり優れてなさそうね・・・」

レイタ
「当然だよ。あんなものを見たら・・・」

メロエッタ
「・・・正直私もよ。負の感情から生まれたポケモンは、大して感情が無いと思ってた。
 けど、中には負の感情でも負の感情で、信念を持つポケモンがいたというのは、誤算だったわ・・・」

レイタ
「メロエッタ・・・ん?」

メロエッタ
「あらレイタ、どうかし・・・あ・・・。」

ガブリアスだった。どうやら他のポケモン達と楽しく会話しているようだった

ガブリアス
「それでさぁ、あいつにちょっとカマかけたんだ。そしたらあの表情。もう笑え・・・ん?」

レイタ
「・・・・・・」

レイタはガブリアスの近くに行ったようだ・・・

ガブリアス
「なんだよ坊主・・・うぉ!?」

レイタ
「よかった・・・生きていたんだね・・・!本当に・・・!
 うわぁーーーーーん!!」

ガブリアス
「お、おいどうしたんだよ!?俺なんか悪いことしたか・・・?」

メロエッタ
「ちょっとレイタ・・・!ごめんなさいガブリアス。
 ダンジョンで、あなたの姿をしたポケモンで、ちょっとね・・・」
 
ガブリアス
「・・・なぁ、まさか負の感情によって、俺の姿が具現化されたとかそんなんじゃないよな・・・?」

メロエッタ
「・・・ええ。しかも、とんでもない信念を見ちゃってね・・・
 絶対に諦めない信念を、ね・・・」

ガブリアス
「ふーん・・・」

メロエッタ
「とにかく、さっきの事、忘れて。せっかくの対談、壊してしまってごめんなさい・・・
 ほらレイタ、行くわよ」

レイタ
「うん・・・ガブリアス、いきなり泣きついてごめんね・・・」

ガブリアス
「いや、いいんだけど・・・」

レイタ達は、カフェを後にした・・・

「なぁガブリアス、知り合い、なのか?」

ガブリアス
「いや、初対面だ。もっとも、あいつらは負の感情でできた俺と対峙したようだが・・・
 ・・・それにさ、俺、何かとモヤモヤ感があったんだけど、
 突然気分がスッキリしたというか、なんというか・・・」
 
「・・・・・?」

ガブリアス
「・・・あーやめだやめ。んじゃなに頼もうか?」



レイタ
「あのガブリアス、本物だよね・・・?」

メロエッタ
「ええ。本物と見て間違いないわね。にしても、あなたがガブリアスに泣きつくなんて・・・」

レイタ
「あの時のアレが、未だに忘れられなくて・・・でも、生きているガブリアスを見れて、
 本当によかった・・・!」

メロエッタ
「(・・・まぁ無理もないかしらね。あんなもの見たら、ねぇ・・・?)」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.37 )
日時: 2015/12/15 20:32:37
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:YC5pxlfY

翌朝

レイタ
「よし。気持ちを切り替えないと・・・!」


ディアンシー
「おはようございます。レイタ。・・・もう、大丈夫ですか?」

レイタ
「うん。もう大丈夫。」

メロエッタ
「もういつもの調子を取り戻したみたいね。調査、大丈夫かしら?」

レイタ
「うん。いつでも行けるよ」

しかし、今回の仕事は、資料整頓だった

メロエッタ
「どういうことなの・・・?」

ニャオニクス
「ごめん、あんまりにも資料が多すぎたから、ちょっとまとめるの手伝って」

ラティオス
「やれやれ・・・」

ディアンシー
「珍しいですね、あなたが資料の整頓をミスするなんて・・・」

ニャオニクス
「私も行けるかなと思ったけど、慢心してた・・・」

ラティアス
「過信は禁物よね、うん」

そして・・・資料を整頓して数時間

メロエッタ
「あ、これは調査する時間ないかも」

ラティオス
「偶にはいいんじゃないか?資料を整頓するのも、悪くないと思うぞ?」

ディアンシー
「にしても、これだけ資料があっても、人間に関する事が載っていないとは・・・」

メロエッタ
「そうね、一つや二つぐらい何かあると思っていたけど・・・」

ラティアス
「まだ調査場所が狭いのがいけないのかしら・・・?」

メロエッタ
「・・・ここまでくると、まるで隠しているようにも見えるわね・・・」

レイタ
「え・・・?」

メロエッタ
「結構のダンジョンの数を調査したけど、こうも見つからないとなるとね・・・」

ラティオス
「考えすぎだ。結構のダンジョンの数を調査していても、完全に調査しきれていない。それだけだ」

メロエッタ
「・・・それもそうね。」



メロエッタ
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・ようやく終わった・・・」

レイタ
「やっと終わった・・・・これで全部かな・・・?」

ニャオニクス
「えぇ。そうよ。お疲れ様。慣れない資料整頓ありがとね。」

メロエッタ
「もうこりごりよ・・・」

ディアンシー
「ニャオニクス、資料の整頓を誤るとこういった事が起こりますので、お気を付けて・・・」

ニャオニクス
「そ、そうね・・・肝に銘じておくわ・・・」

ラティオス
「ってうわ、日が暮れてる・・・」

ラティアス
「あら、いつの間に・・・時間が経つの早・・・ってなにこれぇ!?」

ディアンシー
「あら、どうかし・・・え、なんですかこれ・・・」

レイタ
「ん、どうかし・・・これって・・・」

メロエッタ達も覗いてみた

サバイブタウンに青とオレンジのインクっぽいなにか塗られている

ニャオニクス
「な、なんなのこれ・・・」

メロエッタ
「これは色んな意味で調査しないといけないわねぇ・・・うん」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.38 )
日時: 2015/12/19 22:42:18
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:2GIcYKg6

ディアンシー
「それでは皆さん、モップOKですか?」

レイタ
「うん。」

メロエッタ
「バケツも用意したわよ」

ラティアス
「雑巾もね」

ラティオス
「右に同じく」

メロエッタ
「日も暮れてるし、あんまり長い時間掃除できないかもね・・・」

早速掃除を始めた
サバイブタウンはそこそこ広いため、やや手間がかかっている

メロエッタ
「だめ・・・全部掃除できそうにないわ・・・」

ラティオス
「やれやれ、傍迷惑極まりないな・・・」

そして・・・

メロエッタ
「もうだめ、休憩・・・・」

ラティオス
「まだ始めたばかりだぞ?」

メロエッタ
「んなこといっても、資料整頓にインク掃除の壮絶なコンボは勘弁してほしいわ・・・」

レイタ
「ってあれ、ここ掃除してないのに綺麗・・・?」

ラティアス
「あらホント。」

ディアンシー
「このインク、勝手に消えていますね・・・どういう原理なんでしょう?」

ラティオス
「勝手に消えるインク・・・?聞いたことがないぞ・・・?」

メロエッタ
「え、マジで消えてる!!いやったぁーーーーー!」

ラティオス
「そしてこのテンションである・・・」

レイタ
「でもこれで、掃除する事はなくなったのかな・・・?」

ディアンシー
「どうやらそのようです。夜になる前に消えてよかった・・・」

そして、全員拠点へ戻った
約1名、ウキウキしながら・・・
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.39 )
日時: 2016/01/07 21:25:51
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:UgqbDRpM

翌朝

拠点の広場にて

ディアンシー
「あら、これは・・・」

レイタ
「ディアンシー?・・・え、これってCD?」

ディアンシー
「ええ。まさかこんな所にあるなんて・・・人間達がこのCDを使って音楽を聞いていたのでしょうか・・・?」

レイタ
「・・・ねぇ、メロエッタの姿があるけど・・・」

ディアンシー
「これは恐らく、メロエッタのデビューシングル曲・・・
 かつて、メロエッタは歌姫として活躍していたのです・・・」
 
レイタ
「メロエッタが・・・」

ディアンシー
「・・・ですが、先の災害で歌う気力をなくしていたみたいで・・・」

レイタ
「そうなんだ・・・」

ディアンシー
「メロエッタ、もう歌うことはないのでしょうかね・・・?」



メロエッタ
「どこもかしこも災害災害災害。はぁ・・・うんざり・・・」

ラティオス
「仕方ないだろう?全ての元凶はあの地震から始まったのだからな」

メロエッタ
「分かってはいるけど、はぁ・・・」

ラティオス
「ん、ここに要救助者と思わしき場所が・・・」

メロエッタ
「あら、ここって・・・・・・」

ラティアス
「・・・かつて、メロエッタが開いたリサイタルの場所かしらね・・・?」

メロエッタ
「・・・そうね、要救助者がここなら、早いとこ助けましょうか。レイタ、準備を」

レイタ
「う、うん。」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.40 )
日時: 2016/02/10 21:28:04
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:UgqbDRpM

ディアンシーは別件で救助を頼まれていたため
今回の依頼はラティアス、ラティオス、そしてメロエッタで行くことになった

<元リサイタルの森>

メロエッタ
「・・・分かっていたけど。はぁ・・・」

ラティアス
「ここって・・・まさか・・・」

メロエッタ
「そう。リサイタルをここで開いていた場所よ。よもやここが不思議のダンジョンになるなんてね・・・」

レイタ
「ここでリサイタルを開いたんだ・・・」

メロエッタ
「ええ。不思議のダンジョン化でご覧の有様だけど」

ラティオス
「・・・・・」

メロエッタ
「さぁ、行きましょう。要救助者を待たせるわけにはいかないわ」

そして、探索が始まった
敵のポケモン達を倒しながらも・・・

レイタ
「メロエッタ・・・?」

先ほどからメロエッタは無言で事を進めている

ラティアス
「メロエッタにとって、思い入れのある場所・・・それが、不思議のダンジョン化でこんなにも変わり果てるなんてね・・・」

メロエッタ
「・・・ごめんなさい。やはりここは、私を狂わせる場所ね・・・」

ラティオス
「狂わせる、ね・・・」

しばらくダンジョンを進めると、リサイタルで使われていたセットがそこにあった
災害で完全に壊れている
そのさまを、メロエッタは凝視している
レイタは、凝視しているメロエッタを、ただ見るだけしかなかった

ラティアス
「今はそっとしてあげよう?多分、相当ヘコんでいるはずだから・・・」

メロエッタ
「・・・ごめんなさい。急ぐはずなのに、こんな所でもたつくなんてね・・・」

そしてまたダンジョンの探索を再開した
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.41 )
日時: 2016/02/23 17:09:16
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:UgqbDRpM

サーチデバイスを起動させながら
ダンジョンを進めて数十分後・・・

「ふぇ〜、怖いよぉ・・・」

レイタ
「あ、あれって・・・」

ラティオス
「コフキムシか・・・」

メロエッタ
「間違いないわ。要救助者・・・・!!」

ラティアス
「あ・・・」

メロエッタ
「ねぇレイタ、救助の手続き、お願いできないかしら?」

レイタ
「え・・・?いいけど・・・?」


コフキムシ
「あ、お兄ちゃん・・・?」

レイタ
「ボク達は君を助けに来たんだ。もう大丈夫だよ。」

コフキムシ
「やったぁ!・・・ねぇ、ここって歌が大好きなポケモンがここで歌ってたんだけど
 最近見なくなったなぁ・・・お兄ちゃん、知らない?」
 
メロエッタ
「・・・・・っ!」

レイタ
「あぁ・・・ごめんね。ボク、ここに来るの初めてだから・・・」

コフキムシ
「そうなんだ・・・ぼく、歌をいつも歌うポケモン、大好きだったんだけどなぁ・・・
 友達も好きみたいだったし。どこ行っちゃったんだろ・・・?」
 
レイタ
「そんなにいいの?」

コフキムシ
「うん!ファンクラブも作り上げているし、大人達もメロエッタの歌、結構気に入っているみたいだよ。 
 ホント、どこ行っちゃったのかな・・・?助けてくれてありがとう」
 
そして、コフキムシを無事、救助した

メロエッタ
「(ありがとう。私の小さなファン・・・もう歌を披露することはないけど・・・)」

メロエッタは、コフキムシが居た場所の後ろに、完全に壊れて変わり果てたリサイタルのセットを
ひたすら眺めていた。

メロエッタ
「・・・・・・救助作業は終わったみたいね。それじゃあ戻り・・・どうしたの?」

ラティアス
「メロエッタ・・・涙が・・・」

メロエッタ
「涙・・・?あらホント・・・目にゴミでも入ったのかしら・・・?」

ラティオス
「無理もないだろう。お前、ずっとここで歌っていたんだろう?だが、災害に遭い、
 不思議のダンジョン化し、その挙句セットまで全壊する始末・・・悲しまない訳が無い・・・」
 
メロエッタ
「・・・そうね、悲しくないといえば、ウソになる。でも、もう立ち止まる暇なんてないんだもの
 私は歌う事を捨て、調査隊として生涯を全うする。そう決めたの・・・」
 
ラティアス
「・・・それで、本当にいいの・・・?サバイブタウンで歌を披露してもいいのよ・・・?」

ラティオス
「メロエッタ、本当は戻りたいんじゃないか?歌を歌うのが楽しかったあの頃に・・・」

メロエッタ
「お願い、私の決意が揺らぐからやめて・・・。戻れないし戻る気は無い
 ・・・長居は無用だわ。早く戻るわよ」

レイタ
「メロエッタ・・・」

ラティオス
「(おかしいな・・・コフキムシの発言からして、メロエッタの事を覚えていない・・・?
  だが、歌に関することだけは覚えている・・・どういうことだ・・・?
  ファンなら覚えていても可笑しくないのだが・・・記憶を改ざんでもされたのだろうか・・・?)」

そして、拠点へ戻り、食事の時間に入ったが
メロエッタの席だけ空いていた

ディアンシー
「そうなんですか・・・メロエッタの思い入れの場所が、あんなことになるとは・・・
 無理もありませんね・・・」
 
ニャオニクス
「・・・不思議のダンジョン、容赦を知らないのね・・・」

レイタ
「ボク、様子を見てくるよ」



メロエッタ
「なんで・・・なんで私は泣いているの・・・?
 涙が止まらない・・・なんで・・・?」
 
レイタ
「メロエッタ・・・」

メロエッタ
「・・・あら、レイタじゃない・・・」

レイタ
「夕食なんだけど・・・」

メロエッタ
「あぁ、ご飯できているのね。待ってて、今向かう・・・・・・」
 
レイタ
「・・・大丈夫なの?」

メロエッタ
「・・・ごめん、私やっぱ、大丈夫じゃないみたい・・・
 レイタ、これからは全部私の戯言だから、聞き流して頂戴・・・」
 
レイタ
「メロエッタ・・・?」


メロエッタ
「私だって、ホントは歌姫に戻りたかったの!
 歌を歌うのが大好きな自分に戻りたかったの!
 けど、災害が起きて、それすら許されなくなったの・・・!
 私はもう、立ち直れなかったの・・・!
 歌う気力も、意思も、災害で壊されてしまったの・・・!」
 
レイタ
「・・・・・・」

メロエッタ
「・・・そんな時にね、ディアンシーが駆けつけて、こう言ったの
 「嘆く暇があるのなら、調査隊に入り、ポケモン達を救いませんか?
  私は嘆く時間すら、惜しいのだから・・・」ってね」

レイタ
「それで、君は調査隊に・・・?」

メロエッタ
「ええ。あの時の私は、半ばヤケクソでね。
 だけど、次第に私の心はリラックスを覚えたみたいで・・・
 私の中で消滅してしまった"歌姫"としての私は、"調査団"としての私が生まれた。
 調査団に入った事で、今の私があるといっても過言じゃないわ。・・・でも」

レイタ
「でも・・・?」

メロエッタ
「私、あの壊れたリサイタルを見て・・・完全に捨てたはずの"歌姫"としての私がまた蘇ろうとしていた・・・
 消滅した"歌姫"の私が・・・また・・・」
 
レイタ
「・・・・・・」

メロエッタ
「それはもう、しまいこんでいた哀しみが、津波のごとく溢れかえった・・・
 歌姫の自分が消えるのが本当は怖かったのかもしれない・・・
 でも、・・・同時に何かスッキリした感覚も感じたの」

レイタ
「え・・・?」

メロエッタ
「歌姫を捨てると言いながら、どこかまだ煮えきらなかった所もあったかもしれない。
 ・・・でもあれを見て、私は決意を抱いた。
 私は、歌姫を完全に捨てる。」

レイタ
「え!?いいの!?」

メロエッタ
「ええ。あなたのおかげでね」

レイタ
「え!?ボク、何かしたの?」

メロエッタ
「あなたには気づいていないけど、・・・私はあなたをサポートする事。
 その事が、私が歌姫を捨てるきっかけになったの。
 あなたがいなかったら、まだ私は優柔不断になっていたかもしれない。だからその・・・ありがと」
 
レイタ
「ど、どういたしまして・・・」

レイタ
「(なんか、腑に落ちないな・・・
  それにメロエッタの歌、助けたポケモンから見ると評判いいみたいだし、
  ボクも聞きたかったな。メロエッタの歌・・・)」

ラティアス
「どうレイタ?メロエッタの状態、あ・・・」

メロエッタ
「あ・・・」

ラティアス
「んまぁ。お取り込み中だったのね・・・」

メロエッタ
「ちょ、ちょっと・・・!そんな関係は無いわよ!!
 私はただレイタに私の戯言を付き合ってもらって・・・あっ・・・」
 
ラティアス
「あなたの戯言・・・?付き合い・・・?まぁ。」

メロエッタ
「・・・・・・・・・」

レイタ
「だ、大丈夫・・・?顔がすごく赤いよ・・・?」

ラティアス
「おほほほほほ。私は何も見てませんよ♪
 メロエッタがレイタに泣きついた光景なんて見てませんよ♪
 おほほほほほほほほ♪」
 
メロエッタ
「コラーーーー!待ちなさいーーーー!」

レイタ
「あれ・・・デジャヴ・・・?」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.42 )
日時: 2016/02/23 19:44:35
名前: 越魚屋 ID:ZpPCIeBQ

はじめまして。読みやすくて面白いです。

更新がんばってください!
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.43 )
日時: 2016/03/04 19:17:29
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:UgqbDRpM

越魚屋さん

どうも初めまして
面白いと感じていただいてありがとうございます。




翌朝

レイタ
「あ、メロエッタ、ディアンシー。お早う」

ディアンシー
「おはようございます」

メロエッタ
「お早うございまりるり〜♪」

レイタ
「え・・・?」

ディアンシー
「メロエッタ・・・そんな数年前の挨拶まだ覚えたのですか・・・」

メロエッタ
「数年前!?時間たつの早すぎィ!これはまいっちんぐ〜。許してちょんまげ〜」
 
ディアンシー
「・・・いけませんね。いつものメロエッタがおかしい・・・」

レイタ
「昨日の事でまだ引きずっているのかな?」

ディアンシー
「恐らくは・・・あぁ、おいたわしや・・・」



ラティオス
「た、大変だぁ!」

レイタ
「え・・?」

ニャオニクス
「何事?騒々しい」

ラティオス
「ラティアスが・・・ラティアスがぁ・・・!」

ラティアス
「私がどうかしたの?」

ディアンシー
「一体どうなされたのです?」

ラティアス
「サバイブタウンでケガしたポケモンが居たから、ちょっくら応急処置した。そんだけ
 なんにも問題ないわよ」

ラティオス
「ラティアスゥーー!いやだぁーーー!」

メロエッタ
「どうやらラティオスの方が異常をきたしているわね・・・兄バカなのは分かってたけど」

ニャオニクス
「おかしいわね、料理に変なもの入れてないわよ・・・?」

ディアンシー
「悪夢のようなものでも見たのでしょうか・・・?」

ラティオス
「あぁ〜、ラティアスゥ〜!!」

ラティアス
「・・・まいったわね。いくら兄バカでもここまでは、まさか・・・!」

レイタ
「ラティアス?」

ラティアスはガジェットを使い、何かを調べていた

ラティアス
「・・・見つけた。まだ健在とはね・・・。」

レイタ
「どうしたの?」

ラティアス
「夢遊の洞窟。そこに核と思われる部分が潜んでいるわ」

ディアンシー
「夢遊の洞窟!?そんな、まさか・・・!」

レイタ
「え・・・?どういうことなの・・・?」

メロエッタ
「あの洞窟は怪奇現象があってね。
 ポケモンの夢や願望を過剰に浸らせ、精神を破壊するというものがあるのよ。
 ま、都市伝説みたいなものよ」
 
ラティアス
「災害でもう崩れ去ったと思ったけど、未だに健在だったとは・・・
 そして私の兄さんが怪奇現象のものにかかるとは・・・」
 
ラティオス
「ラティアスゥー!」

ラティアス
「・・・ニャオニクス。兄さんをお願いできるかしら?」

ニャオニクス
「お安いご用よ。・・・でもいいの?」

ラティアス
「うん。多分これは、私がやらないといけないのかもしれないのだから・・・」

レイタ
「・・・?」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.44 )
日時: 2016/03/20 10:23:18
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:UgqbDRpM

<夢遊の洞窟>

メンバーはレイタ、ラティアス、ディアンシー、メロエッタで行くことになった

レイタ
「怪奇現象とか大丈夫なのかな・・・?」

ラティアス
「兄さんがああなったのだから、中にいようが外にいようがどうあがいても逃れられないの・・・」

メロエッタ
「意外と中の方がスッカスカだったりするし。むしろ安全とも言えるわよ
 怪奇現象とは別に、主に敵ポケモンからの奇襲による危険性も増すけれど」

ディアンシー
「どの道ラティオスがあの状態ならば、ここで手をつけなければなりません。
 なるたけ迅速にこなしましょう。」


敵達をなぎ倒しつつ
ダンジョンを進むレイタ達


レイタ
「怪奇現象って、どれくらいの規模だったの?」

メロエッタ
「規模自体はさほど大きくないけど、怪奇現象そのものが危険視されていたの
 何せ精神を壊されかねないものだったから」
 
ディアンシー
「怪奇現象にかかる確率はさほど高くはありません。
 しかし、やはり油断できない代物です。」

ラティアス
「・・・そう。分かった。そのまま拘束してて。」

レイタ
「ラティアス?」

ラティアス
「ニャオニクスのエスパー通信を使ってお話してたの。」

メロエッタ
「拘束という穏やかじゃない言葉が聞こえたけど、そういうことね・・・」
 
ラティアス
「ええ。暴れまわっていたようだから・・・」


そして、また先へ進むと・・・


ラティアス
「開けた場所ね・・・」

ディアンシー
「あそこに何かありますね」

青白い光を放っている丸い物体が放っていた

レイタ
「これは・・・?」

メロエッタ
「なにかしらこれ・・・」

ラティアス
「・・・やはり、あなたが原因だったのね」

ディアンシー
「ラティアス、ご存知なのですか?」

ラティアス
「現物は見たことなかったけど、薄々と気づいていた。怪奇現象は、こういったからくりが存在すると。つまり・・・」

「ラティアスゥーーーーー!!」

レイタ
「ラティオスの、声・・・・・っ!姿が!」

青白い物体は、ラティオスへと変貌した
本物よりもやや薄暗いようである。

ラティアス
「これが、怪奇現象の核・・・!」

メロエッタ
「こんなからくりがあったとはね・・・私もまだまだ見聞が狭かったのね・・・」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.45 )
日時: 2016/04/28 22:39:37
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:RUWsHRo6

ラティオス?
「ラティアスゥ〜」

ラティアス
「・・・・」

ラティオス?
「ラティアス・・・?」

ラティアス
「否!お前は私の兄、ラティオスではない!お前はただの怪奇現象の塊に過ぎぬ!」
 
レイタ
「ラティアス・・・?いつもと雰囲気違う・・・?」

メロエッタ
「威厳マシマシ。伊達に護り神をやっていたわけではなさそうね。」

暗ラティオス
「・・・そうか。その人間のせいなのだな!!
 そいつのせいで僕の愛しきラティアスは!」

レイタ
「えぇ!?」

ディアンシー
「なんでそうなるんですか・・・」

メロエッタ
「それ以前になぜレイタを人間と一発で見破ったのか・・・
 やっぱこいつ、怪しいわね・・・」

ラティアス
「やはりお前は、怪奇現象の塊・・・!
 わが兄を苦しむ存在ならば、このラティアスが、お前を断罪す!」

暗ラティオス
「おのれー!くらえ!ラスターパージ!」

レイタ
「うあぁっと!?」

ラスターパージが繰り出されたが、間一髪攻撃を避けた

レイタ
「くっ・・・!」

ラティアス
「・・・!待てっ!」

執拗にレイタを狙うため、ここは距離を置くことにした
しかし、それでも執拗に狙っている。

ディアンシー
「相手はレイタしか見えていないようです・・・!」

メロエッタ
「やれやれ・・・」

ラティアス
「おのれ・・・!我が友に手をかけるなど言語両断!」

攻撃をしのぎながら、ひたすら逃げ回るレイタ。しかし・・・
壁際に迫られ、疲労困憊な状態となっていた。
攻撃を避ける気力もない。

暗ラティオス
「ようやく追い詰めたぞ・・・!」

レイタ
「はぁ・・・はぁ・・・」

暗ラティオス
「これで終わりだァ!」

ドラゴンクローを繰り出し、レイタへ攻撃を仕掛けた。

レイタ
「もう、ここまでなの・・・?」

ディアンシー
「今です!」

ステルスロックが発動し、ラティオスを身動きできなくした
メロエッタは身動きできないラティオスへ、ゆっくり近づいた
そして・・・にっこり笑い

メロエッタ
「懺悔なさい!」

サマーソルトをかまし、ラティオスを吹き飛ばした

メロエッタ
「ラティアス、後はお願い!」

ラティアス
「心得た!天地群がる隕石の巨岩よ、邪を潰える大群と化せ!流星群!!」

無数の流星の隕石が、ラティオスを直撃した

暗ラティオス
「ラ、ラティアス・・・?」

ラティアス
「消えよ。兄を苦しめる邪の存在よ。」

薄暗いラティオスは、そのまま消えた
レイタはディアンシー達の連携に、呆然としていた

ディアンシー
「レイタ、大丈夫ですか!?」

レイタ
「う、うん・・・凄いや君達・・・」

ラティアス
「我が邪の兄が迷惑を掛けたな・・・どうかこの私に免じて許してほしい・・・」

レイタ
「い、いいよ。でも、これでラティオスは・・・」

メロエッタ
「今通信が入ったわ。ラティオスは無事、元に戻ったそうよ」

ラティアス
「それは何よりだ。兄様・・・」

メロエッタ
「これでもう例の怪奇現象はお別れってことね」

ラティアス
「塊と言える存在を消した。以後、怪奇現象に遭うことはなかろう。」

ディアンシー
「あのー、口調・・・」

ラティアス
「は・・・!で、では、通常通りの口調に戻るとするか・・・コホン
 じゃあ皆、ギルドに戻ろ!兄さんも待っているし」
 
レイタ
「ま、また早変わりに・・・」

メロエッタ
「改めて見るとある種の二重人格よね・・・
 威厳があるから問題ないけど。」
 
ディアンシー
「おっとりしたところもあるけど、いざというときには威厳を醸し出す雰囲気。
 威厳の雰囲気はラティオスにそっくり。血は争えないのですね。」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.46 )
日時: 2016/05/11 20:33:15
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:RUWsHRo6

サバイブタウン 拠点にて

ラティオス
「僕の心に隙を作るのを許したせいで面倒事を増やしてしまったようだな・・・
 申し訳なし・・・」

メロエッタ
「全くよ・・・あなたほどのポケモンが、あんな怪奇現象にかかるなんて
 護り神の称号が泣いてるんじゃない?」

ラティオス
「うぅ・・・おっしゃるとおりだ・・・返す言葉もない・・・」

ラティアス
「でも、いつもの兄さんに戻ってよかった・・・」

レイタ
「でも、あの時のラティアス、なんだかかっこよかったなぁ・・・」

メロエッタ
「ほんとね。ラティオスよりも護り神してたかもね」

ラティオス
「え゛」

ラティアス
「ちょ・・・やめてよ・・・!は、恥ずかしいよ・・・」

ニャオニクス
「恥ずかしがることはないでしょ?誇るべきじゃない?」

ディアンシー
「そうですよラティアス。あなたこそが、護り神の後継者と思ってもいいくらいに」

ラティアス
「ちょっ・・・!んもう・・・」


そんなこんなでサバイブタウンにて

レイタ
「あれ・・・?なんだか見かけないポケモンが・・・?」

メロエッタ
「あぁ、あのポケモン達?新しく小さな生存者のポケモン達ね。」

「ちょっとニャビー君!またわたしを燃やしちゃって・・・!」

ニャビー
「だってモクロー燃えやすいもん。その時はアシマリ、お前が火を消してやれよ」

アシマリ
「ニャビー君横暴だなぁ・・・」

メロエッタ
「これまた賑やかそうなポケモン達で何より・・・」

ニャビー
「あ、調査隊だ。やっほー」

モクロー
「ニャビー君・・・そこはこんにちはじゃないの・・・?」

メロエッタ
「あら、気にしてくても結構よ。やっほー♪」

アシマリ
「・・・ん?ねぇ、君、どこかでアイドルやってなかった?」

レイタ
「え・・・?」

メロエッタ
「(ギクッ!)え?多分見間違いじゃないかしら?」

アシマリ
「そうかなぁ?ぼく、なんとなく見覚えがあるような・・・?」

ニャビー
「んー、言われてみればオイラもそう見えてきた。
 アイドルやりながら調査隊やるのって辛くない?」

メロエッタ
「!!!!!」

モクロー
「ニャビー君・・・この人はアイドルかどうか分からないんだよ・・・?」

メロエッタ
「ご、ごめんなさい、用事思い出しちゃった。それじゃ」


ニャビー
「逃げちゃった。」

アシマリ
「・・・ねぇ、君も調査隊なの?」

レイタ
「え?あ、まぁうん。」

ニャビー
「オイラも調査隊に入ろうかな」

レイタ
「え゛?」

アシマリ
「またそうやって・・・そういや君、ぼくたちと歳変わらないのに調査隊に入ってるんだよね?」

レイタは思い切って調査隊に関する事を話した

レイタ
「・・・ボクが子供なのに調査隊に入れたのは、・・・強い意思、かな?」

モクロー
「意思?」

レイタ
「うん。調査隊のリーダーであるディアンシーは、ボクの意思を認めてくれたから。」

ニャビー
「へぇ、それじゃあ強い意思を持てば、調査隊に入れるんだ」

レイタ
「中途半端な意思じゃダメだよ。なんていうかな
 これだけは成し遂げたい!これだけは譲れない!っていう意思が要るよ。」
 
モクロー
「へぇ・・・なんだか納得。」

ニャビー
「それじゃあその意思、オイラ探してみようかな」

アシマリ
「またまたぁ・・・!」

レイタ
「ボクが子供なのに調査隊に入れたのは奇跡に近いんだよ?
 普通の子供はそう簡単には入れないと思うけど・・・」
 


メロエッタ
「(やばい、正直侮ってた・・・!多分悪気はないでしょうけど・・・)」

ニャオニクス
「どうかしたの?脈が急上昇してるわよ?」

メロエッタ
「え?あ、まぁ色々あったのよ。色々ね。」

ニャオニクス
「そう・・・」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.47 )
日時: 2016/06/23 21:11:18
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:D5IFKO1Q

夜のとある高台にて

ただひとり、紅茶を嗜んでいた
そこに、別のポケモンがやってきた

「こんな所で紅茶を楽しむとは、粋な姫様であるな。ディアンシーよ」

ディアンシー
「あなたは・・・お久しぶりですね、ルナアーラ」

ルナアーラ
「お久しぶりじゃのう。ディアンシー。かれこれ数百年ぶりかな?」

ディアンシー
「もうそんなに・・・」

ルナアーラ
「我ら伝説のポケモンとなれば、一年も一日に近いようなものでな。」

ディアンシー
「そうか、もう私は三桁を超えていたのね・・・
 実感が湧きませんね・・・」

ルナアーラ
「うむ。もっとも、実年齢は三桁でも、永遠の17歳を心がければ―――」

ディアンシー
「ルナアーラ、若く見られたい気持ちは分かりますが
 セーラー服やメイド服を着ることだけはおやめください
 うわキツと言われても文句言えませんよ・・・」
 
ルナアーラ
「むぅ・・・世知辛いのぅ・・・」



ルナアーラ
「そうか、調査隊のリーダーを勤めているのか・・・」

ディアンシー
「はい。」

ルナアーラ
「そなたが姫から調査隊のリーダーになるとは、これも何かの運命かねぇ?」

ディアンシー
「運命・・・そうとも言えますね。今こうしてリーダーを勤めているのも
 何かの運命と私は思います」
 
ルナアーラ
「ふむ・・・この世界は災害が起きてから世界が一変した。
 和やかで穏やかな世界が、一瞬にして壊され、今や阿鼻叫喚ものとなっている。」
 
ディアンシー
「そんな世界で悲鳴を上げているポケモン達を、私達が導く存在、それが、調査隊です」

ルナアーナ
「ふふふ、実に頼もしい。そなたたちがいれば、しばらくは安泰か」

ディアンシー
「ええ。お任せ下さい。」

ルナアーナ
「頼むぞ。今頼れるのは、そなたたち調査隊しかおらぬからな。
 ・・・それにしても、災害が起こってもなお、月は美しい・・・」
 
ディアンシー
「ええ。この月だけは、何事もなかったのようにこうやって存在している
 この月を眺めながら紅茶を嗜むのが、私の最高の一時です」
 
ルナアーナ
「それは何よりだ。それはそうと、メロエッタは元気にしておるのかえ?
 あやつも三桁行っておるが、それとは裏腹におてんば振りを発揮しておられるようだが?」
 
ディアンシー
「ええ。実年齢はしっかりと伏せております。街中では、レイタと年が近いという事で振舞っていますよ
 歌についてはもう気力を無くしていますが・・・」

ルナアーナ
「そうかい。ひとまずは安心か。
 ん、レイタ?・・・元人間のことか?」

ディアンシー
「えぇ、そうですが・・・どうされましたか?」

ルナアーナ
「・・・あやつには鍵を握っていると見た
 よいか、あやつに何かあれば、すべて御終いだ。」
 
ディアンシー
「は、はぁ・・・。」

ルナアーナ
「妾からは以上だ。ではまた。」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.48 )
日時: 2016/07/05 20:42:41
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:D5IFKO1Q

調査中、レイタとメロエッタのみで調査を行っていたが・・・

メロエッタ
「あっちゃぁ、罠でしたか・・・」

レイタ
「ど、どうしよう・・・」

メロエッタ
「枝も道具封じで今使えない・・・これは苦戦は免れないわね・・・
 ごめんなさいレイタ、この依頼、罠だったことを見抜けなかった私に落ち度があるわ・・・
 難易度も低かったから高を括ったばかりに・・・」
 
レイタ
「そんなこと言ったら、メロエッタと一緒だけで十分って言ったのはボクだし・・・」

メロエッタ
「レイタ・・・どの道あなたが倒されれば全て終わり。最悪あなただけでも逃がすわ。」

レイタ
「え!?」

メロエッタ
「そうなったら・・・ディアンシーをよろしくね・・・」

レイタ
「メ、メロエッタ!?」

「若くして死ぬ!?わしが許さぬ!」

レイタ
「だ、誰・・・?」

メロエッタ
「この声は・・・」

「若者二人相手に大勢で襲いかかるとは!恥知らずめ!裁きを受けよ!」

メロエッタ
「この技、流星群・・・?」

ポケモン達は流星群を食らったあと、浄化された
レイタの浄化の能力が伝導されたようだ

「全く、この痴れ者共が・・・怪我はないかな?」

メロエッタ
「ええ、助かったわ。ジジーロン」

ジジーロン
「無事で何よりだ。メロエッタ、そして・・・」

レイタ
「ボクはレイタ。助けてくれてありがとう」

ジジーロン
「なぁに、わしはただ、ちょっとした散歩をしただけじゃ。
 全く、依頼を通してぬしらを騙すとは、堕ちた者よ
 誰のお陰で生きているのやら・・・」
 
メロエッタ
「・・・多分、私やレイタの事を気に入らないポケモンがいるのでしょうね。」

レイタ
「ボクを気に入ってない・・・?」

メロエッタ
「ええ。居るのよ、名声が上がってチヤホヤされる私達を気に入らない者が・・・
 このダンジョンのポケモンを使ってでも、私達を始末しようとした・・・」

ジジーロン
「やれやれ・・・ほんとにけしからんな・・・。」

メロエッタ
「そういえばジジーロン、あなた徘徊扱いになっているけど、ここは一緒に帰った方がいいんじゃないかしら?
 ここ最近帰ってきてないんでしょ?」
 
ジジーロン
「・・・そうじゃのう。ぼちぼち帰るとするかな。道案内、願えるかな?」

レイタ
「分かった」

結局依頼の報酬は無かったが
ジジーロンをサバイブタウンの住民として受け入れた
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.49 )
日時: 2016/07/06 21:54:30
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:D5IFKO1Q

日は変わってサバイブタウンにて
調査するはずだったがレイタはお休みにしたらしい

レイタ
「いくら救助活動といえど、ボクなしでも大丈夫かな・・・
 ん?あれは、なに・・・・?」

緑色をした犬のようなポケモンが高台に居ては、レイタをずっと監視している
そして、そのポケモンはこの場を後にした

レイタ
「なんだったんだろう・・・?」

ジジーロン
「ほほぅ、あやつが姿を現すとは、実に奇妙なり」

レイタ
「ジジーロン・・・あのポケモンが分かるの?」

ジジーロン
「いかにも。あれはジガルデの10%フォルムじゃ」

レイタ
「ジガルデ・・・?」

ジジーロン
「うむ。ジガルデは、世界の生態系を監視するポケモンと言われておる。
 おぬしをずっと見ていたことは、何かしら見極めているのやも知れない
 おぬしの中に一体何があるのかはわしも分からんが・・・」
 
レイタ
「ボクを・・・見極める・・・?」
(そういえばボク、元人間だから何か関係して・・・いるのかも。)

ポケモンカフェにて

レイタ
「調査が終わったらここに来るようにってメロエッタに言われたけど・・・そろそろかな・・・?」

メロエッタ
「おまたせ〜、レイタ!やっぱしんどかったぁ〜・・・」

ディアンシー
「レイタのありがたみ、分かったような気がします」

レイタ
「お疲れ。大変だったみたいね・・・」

メロエッタ
「まぁね・・・浄化できるとできないかでこんなにも違うとはね・・・」

ディアンシー
「・・・それはそうと、今日もニドキングがここに居ますね。」

メロエッタ
「あのポケモン、朝昼夕ずっとここに張り付いているところしか見てないんだけど・・・」

レイタ
「常連、なのかな?」

メロエッタ
「さてね。なんだかサボっているようにしか見えないのよね、うん」

レイタ
「そうなのかな・・・?」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.50 )
日時: 2016/07/11 22:50:38
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:D5IFKO1Q

メロエッタ曰くニドキングの動向が怪しかったので翌朝挨拶兼追跡することになった

メロエッタ
「あらニドキング、ご機嫌麗しゅう」

ニドキング
「おおぅメロエッタ。ディアンシーも!お早う!」

ディアンシー
「おはようございます、ニドキング。」

ニドキング
「・・・で、そっちの子供は?」

レイタ
「ボクはレイタ。ハリマロンのレイタだよ」

ニドキング
「明らかに子供・・・だよな?調査隊員、なのか?」

メロエッタ
「ええ。立派な調査隊員よ。その子供のお陰で私達はとある危機を乗り越えたんですもの。」

ディアンシー
「年齢ではなく能力で判断しております故」

ニドキング
「そ、そうか・・・っとぉ、こんなことしてる場合じゃなかった!早く行かねば!ではな!」



レイタ
「行っちゃった・・・」

メロエッタ
「ちょっと、こっちの方角はポケモンカフェじゃないの・・・」

ディアンシー
「とりあえず行ってみましょうか」

ポケモンカフェにて
テーブルの上にパフェが置いてある

メロエッタ
「やっぱりぃ・・・」

レイタ
「あれ、誰かと話してる・・・?」

ディアンシー
「ガジェットを使って話してますね。私達の使っているガジェットとは仕様が違うようです」


「いけませんリーダー!一体どうすれば・・・!?」

ニドキング
「ああん?んなもんドッカーンしてバッコーンだろう?」

「ありがとうございます!やってみます!」


メロエッタ
「あれアドバイスになってんの!?」

レイタ
「理解する方も凄いよね・・・」

ディアンシー
「独特過ぎますよね・・・特殊な訓練を行っているのでしょうか・・・?」

そして、調査を終えて夕方、またポケモンカフェに行ってみた
まだニドキングが居た
しかも爆睡である

メロエッタ
「なにあれ・・・」

レイタ
「完全眠っているね・・・」

ディアンシー
「店側としては迷惑もいいとこでは・・・?」

「あ、調査隊のポケモン達だ!」

「こんばんは!」

ディアンシー
「あらこんばんは。イワンコ。ツツケラ」

レイタ
「イワンコ・・・?ツツケラ・・・?」

軽く自己紹介をした

メロエッタ
「それで、いつもはお話ばっかだけど、今日は眠っているのね」

ツツケラ
「うん。いつもは何か難しい言葉ばかり言ってたし、時にはカフェから飛び出したこともあったけど
 今日はぐっすり眠っているね。私が見た感じだと、今回はそこまで忙しくはなさそう」
 
ディアンシー
「いつもニドキングの事を見ていらっしゃるのですね・・・」

イワンコ
「ぼく達、カフェで何回も利用するから、嫌でも見ちゃうよ。」

メロエッタ
「ポケモン観察お疲れ様。でもね、そういうのはニドキングだけにしときなさいよ?」

ツツケラ&イワンコ
「はーい。」

メロエッタ
「・・・でも、そういうことなのね。」

ディアンシー
「信頼する部下が居るからこそ、彼も安心するのでしょうか・・・」

レイタ
「う、う〜ん・・・よく分からないや・・・」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.51 )
日時: 2016/08/17 22:49:03
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:D5IFKO1Q

ディアンシー
「よかった。まだ図書館は開いてるし、あのおとぎ話の本がまだあったみたい。
 小さい頃に聞いたあのおとぎ話が・・・いえ、まだ分かりません。」

〜回想 数時間前〜

ニャオニクス
「それでメロエッタ。このいかにも重そうな丸い物体は何?」

メロエッタ
「あぁこれ?ダンジョンで拾ったのよ。綺麗でしょう?」

ラティアス
「綺麗・・・なの?これ石・・・?」

ラティオス
「とても石には思えないな・・・穴があいている石なんて見たこと・・・ん?」

レイタ
「なんか、動いてない・・・?」

ディアンシー
「え・・・?」

その時、丸い物体が宙に浮き上がり、そして・・・

レイタ
「・・・・!!?」

ディアンシー
「か、顔に手足に・・・スカート・・・?」

ラティオス
「な、なんだこれは・・・!?」

「ふぁ〜、ここどこですかぁ〜?あら?」

一同はただ、唖然とした表情を出す他なかった

メロエッタ
「え、えっと・・・あなたはポケモン・・・なのよね?」

マギアナ
「はい。私はマギアナです。」

ディアンシー
「マギアナ・・・?かつては人によって造られたポケモン・・・それがあなたですか・・・?」

マギアナ
「そうです。物知りなんですね」

ディアンシー
「文献などを読んでおられましたから。もちろん、あなたのことを含めて」

マギアナ
「文献に私の事を記していたんですね
 もっとも、その人間さんはどこに居るのか分かりま・・・あの、そこのハリマロンさん」

レイタ
「え、ボク?」

ディアンシー
「彼はハリマロンのレイタです。」

マギアナ
「レイタさん、あなた、人間ですね?」

レイタ
「え!?どうして分かったの!?」

ラティアス
「あらら・・・?人間と判別できる機能も作り上げたの?」

ディアンシー
「マギアナはポケモンの気持ち、思考、体調といった、いわゆる生体エネルギーを感じ取ることができるのですが
 人間に関しては・・・」
 
ニャオニクス
「恐らくその過程で、レイタが人間だと判別できたのじゃない?」

マギアナ
「あと、レイタさんの事で一つ気になったんですけど」


『レイタさんはただの人間ではなさそうです』


レイタ
「え・・・?」

ポケモン一同
「はいぃ・・・?」

レイタ
「ボクが、ただの人間じゃない・・・?」

マギアナ
「ええ。なんていいますか、
 レイタさんの生体エネルギーからやけに輝きを感じるんです。まるで太陽のように」

ラティアス
「うーん・・・前に普通のハリマロンとは何か違うと思ってたけど・・・
 こういうこと?」

ラティオス
「ほ、ホントに言ってるのか?」

マギアナ
「はい。おかげで私はレイタさんの生体エネルギーを感じる時に眩しい思いをするのです」

レイタ
「(ジガルデがずっとボクを見てたのは、こういうことだったのかな・・・?)」

ディアンシー
「(ルナアーラが言ってたのは、こういうこと・・・?)」

メロエッタ
「なんかいかにも思い当たりそうな顔をしてるわね、あなたたち」

ディアンシー
「・・・ごめんなさい。ちょっと用事を思い出しましたわ。」

レイタ
「あ、ディアンシー!?」

ラティアス
「・・・太陽のように輝きを放つ人間。昔本でこんなおとぎ話を聞いたことがあるわ」

ラティオス
「その人間は、ポケモンとなり、ポケモン達を導き世界を救ったとされるアレか
 もう小さい頃に読んで相当経つから内容を忘れたが・・・」
 
メロエッタ
「で、ポケモンになる前の人間は、背中に太陽の紋章っぽいアザがあり、
 魂は他のポケモンや人間に比べると輝きを放っているとか」

レイタ
「そんなおとぎ話が・・・」

メロエッタ
「・・・まさかねディアンシー。」



〜回想終了〜

ディアンシー
「あくまでもおとぎ話の中のお話・・・!だから現実に起こっているなんてそんなことは・・・!」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.52 )
日時: 2016/08/21 20:11:12
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:D5IFKO1Q

ラティオス
「そういえば、おとぎ話とは別に、こんな言い伝えを思い出したな」

メロエッタ
「どんな言い伝えかしら?」

『生身の人間がポケモンになるのは不可能
 人間がポケモンになるためには、特別な一族の血を引く人間と
 特別なポケモンと親しくなっている事が条件である
 特別な一族の人間がポケモンになれば、あらゆる災厄をものともしない存在となり
 ポケモン達を導く者となる』

ラティオス
「こんなところか」

ラティアス
「あったわねそんな言い伝え。兄さんよく覚えてたね」

ラティオス
「幼少期に何度も叩き込まれたからな・・・それはもう嫌でも覚えるさ・・・
 もっとも、言い伝えは日々変化するものだが」
 
メロエッタ
「ラティアスはその言い伝え覚えていたの?」

ラティアス
「え!?いや、その・・・ちょっと自信なかったかも・・・」

ニャオニクス
「・・・まぁともかく、その言い伝え通りならば、レイタは特別な一族の血を引く人間ってことになるよね・・・?」

マギアナ
「現にレイタさんの生体エネルギーは輝きを放ってますから、
 その可能性は無きにしも非ずってことです」

レイタ
「ボクが、特別な一族の血を引く人間・・・?」

ニャオニクス
「あ、いけない・・・そろそろ食事の準備をしないと」

マギアナ
「そうですか、では私はボールの形状となってそのまま待機してます」

メロエッタ
「待機って、あなたねぇ・・・」

レイタ
「何も食べなくていいの?」

マギアナ
「私は人造ポケモンですから
 それに、こう見えて私口が動きませんから食事は・・・」
 
メロエッタ
「ほほぅ、それじゃあどうやって話しているのか、気になるわぁ〜」

ラティアス
「人造っていいますから、もしかしたら体内にスピーカーのようなもので・・・」

ラティオス
「直接脳内じゃないのか?」

メロエッタ
「いやその理屈だとエスパータイプしか効果がないわよ」

ニャオニクス
「・・・ラティアスはまだ分かるとして、ラティオス、直接脳内って・・・
 って早く料理しないと」
 
ニャオニクスは厨房へ向かった

そしてマギアナの要望により、マギアナの分は食事は出さないことになった

レイタ
「ディアンシー、まだ帰ってきてないね・・・」

メロエッタ
「いいえ、帰ってくるはずよ」

ディアンシー
「・・・只今帰りました。」

メロエッタ
「ほら噂をすればなんとやら」

ディアンシー
「ごめんなさい、手間が思ったよりも掛かってしまいました」

ラティアス
「珍しいわね。あなたが遅くなるなんて。」

マギアナ
「やっぱり、私のせいだったり、します・・・?」

レイタ
「そ、そんなことはないよ!」

ラティオス
「だな。マギアナがいなければレイタの真相を掴むこともままならなかった
 レイタから不思議な何かを感じてはい終わり〜では、腑に落ちないからな
 ディアンシーが疾走するのは予想外だったが」
 
ディアンシー
「ごめんなさい。どうしても気になることがありまして・・・」

メロエッタ
「本は借りることはできなかったの?」

ディアンシー
「はい。ですので短い間に暗記しましたって、本!?なぜ私が図書館に行ったことが分かるのですか!?」

メロエッタ
「そりゃあディアンシーがあの話を聞いた後に向かう場所はあそこかなって」

ディアンシー
「うぅ、見抜かれてますのね・・・」

メロエッタ
「伊達にあなたと調査隊をやってるわけじゃないのよ?」

マギアナ
「以心伝心とはこのことなんですね。」

ラティオス
「以心伝心もだが、あの本とやらを数時間で暗記するのも凄いと思うが・・・」



メロエッタ
「それで・・・内容は?」

ディアンシー
「細かい部分は違いますが、大筋はほぼレイタの境遇と一致してます・・・」

メロエッタ
「マジで・・・」

ディアンシー
「今一度レイタの正体を確認すべく、あの場所へ向かおうと思います!」

メロエッタ
「あぁ、あの場所ね。」

ディアンシー
「もしレイタが特別の一族の血を引く人間なのなら・・・
 とても嫌な予感がするのです・・・」
 
メロエッタ
「穏やかではなさそうな表情ね。」

ディアンシー
「マギアナには感謝しないといけませんね。彼女が教えて、いえ、彼女と出会って居なければ
 レイタの正体が分からずじまいでしたから・・・」

メロエッタ
「まさか私の趣味で拾った、元・石が、こんな事になるなんてね・・・」



ディアンシー
「・・・皆さん、明日、ネイティオさんの居る精霊の丘へ向かいます」

レイタ
「え!?」

ラティアス
「いきなり唐突ね。一体どうしたの?」

ニャオニクス
「職権乱用かしら?褒められたものではないわね」

ディアンシー
「ごめんなさい。どうしても気になることがありまして・・・」

ラティオス
「・・・やはり、ただならぬ事情があると見た。いいだろう。」

ラティアス
「・・・そうね、この機会に、レイタの正体を知っておいた方がいいかもね。」

レイタ
「ボクの、正体・・・
 ボクは本当に特別の一族の血を引いているのかな・・・?」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.53 )
日時: 2016/11/09 21:26:34
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:SwHpQM/M

翌朝

レイタ
「おはよう、ディアンシー」

ディアンシー
「おはようございます、レイタ、それに皆さん」

メロエッタ
「おはよう。・・・今日は行くのね。精霊の丘に」

ディアンシー
「ええ。場所は把握しています」

メロエッタ
「さて、向かいますか。」

レイタ
「行こう!」

メンバーに軽く挨拶をし、精霊の丘へと向かった


メロエッタ
「さて、たどり着いて侵入できたはいいけど」

ディアンシー
「なんでしょうかねぇこれ・・・私の知っている精霊の丘とは
 随分違うんですが・・・」
 
レイタ
「敵が多すぎるね・・・まともに戦ったら・・・」

メロエッタ
「莫大な消耗は免れないと・・・」

メロエッタ
「仕方ないわ、どこか隠れる場所を活用しつつ探しましょ」

隠れつつ探索を行うと・・・

レイタ
「狭いなぁ、ここ・・・」

メロエッタ
「しかも敵ポケモンがご丁寧に待ち伏せ・・・」

ディアンシー
「仕方ありません。ここは堅実に倒しましょう」

メロエッタ
「こちらの消耗を抑えるには不意打ち以外なさそうね・・・」

レイタ
「気は進まないけど、しょうがないか・・・」

不意打ちを行い、更に敵は1体だったため、難なく終えた

しかし・・・

レイタ
「うわ増援!?」

ディアンシー
「うそ!?いつの間に!?」

メロエッタ
「聞いてないんだけど!?まさかこれ策戦だったの!?」

ディアンシー
「猶予はなさそうです、皆戦闘体勢にお入り・・・あら?」

後方から矢のようなものが敵ポケモンを射抜いた

攻撃は受け、うろたえ始めた

ディアンシー
「とにかくチャンス到来です!」

ディアンシーはダイヤストームで、敵を一掃した

ディアンシー
「ふぅ、危なかった・・・」

レイタ
「さっきの矢は・・・?」

メロエッタ
「どこかの通りすがりさんが助けてくれたんでしょ、感謝しつつ進みましょう」

レイタ
「うん・・・」

メロエッタ
「倒しそびれた奴がいないかちょっと間を取ってから来るわ。」

ディアンシー
「は、はぁ・・・」


メロエッタ
「本当に感謝しているわ、ジュナイパー」

ジュナイパーと呼ばれたポケモンがメロエッタの後ろからうっすらと現れた
緑色のフードを被り、鞭のような紐を有しては、ふくろうのような姿をしたポケモンだ

ジュナイパー
「・・・余りにも惨めすぎてな、助けに来たまでだ
 お前達程のポケモンが、こんな簡素な罠に引っかかるとはね」
 
メロエッタ
「厳しい評価ですこと。ま、私達でも慢心することもあるし
 これを機に更に気を引き締めなければならないことを学習したわ。
 そう言う意味でも感謝しているのよ」

ジュナイパー
「全く・・・」

メロエッタ
「それであなたの狙いは?やはりあのハリマロンの事かしら?
 それとも見返り目当て?」

ジュナイパー
「見返りか、それも悪くない。だが、そうだな・・・
 あのハリマロンの事だ。奴は一体何者だ?
 あのハリマロン、私の知っているハリマロンとは幾分違う・・・」
 
メロエッタ
「私達もそれを知るためにここにやってきているの
 なんだったら一緒に聞く?」
 
ジュナイパー
「まさか。」

メロエッタ
「そう。ま、盗み聞くなりなんなり好きにすればいいわ。」

ジュナイパー
「ふん、そうさせていただく」

レイタ
「メロエッター!」

メロエッタ
「はいはいー!今行くわー!それではごきげんよう、ジュナイパー」

メロエッタはレイタ達の所へ向かった


ジュナイパー
「お前とは極力会いたくないがな・・・
 そして、あのハリマロン・・・やはり、何かあるな?」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.54 )
日時: 2016/11/20 21:17:27
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:SwHpQM/M

<精霊の丘 頂上にて>

レイタ
「ここが・・・精霊の丘・・・」

メロエッタ
「そしてネイティオがここに・・・居たわ!久しぶり、ネイティオ!」

ネイティオ
「・・・・・・」

メロエッタ
「反応なしですかそうですか・・・」

レイタ
「知り合いなの?」

ディアンシー
「ええ、サバイブタウンの街作りの際に何回か協力をして頂いてまして・・・」

レイタ
「へぇ・・・」

メロエッタ
「まぁでも、普段はこうやってヌボーっとしているんだよねぇ・・・」

ディアンシー
「どうやら、私達の事に気づいていないご様子・・・」

メロエッタ
「どうしようか、突き落としちゃう?」

ディアンシー
「おやめなさい」

メロエッタ
「冗談よ冗談。でもほんとどうしよう・・・
 とりあえず叫ぶから皆耳塞いでてね」
 
レイタ
「え?あ、うん・・・?」

レイタとディアンシーが耳を塞いだことを確認し
ハイパーボイスで叫んだ

メロエッタ
「ネイティオーーーー!久しぶりーーーー!」

・・・反応が無い

レイタ
「全然変化無いね・・・」

メロエッタ
「・・・うん、知ってた。」

ディアンシー
「仕方ありません。最終手段ですが、
 ・・・ここは目潰しの種を」
 
メロエッタ
「突き落とすよりも酷過ぎません!?」

ネイティオ
「クワーーーーーーーーッ!」

レイタ
「わぁ!?」

メロエッタ
「でた、その鳴き声・・・」

ディアンシー
「あぁ、言い忘れてました。ネイティオは時折こういった奇声を放つ事もありました・・・」

メロエッタ
「すっかり忘れてたわ・・・」

ネイティオ
「お前達が、久しぶりだな」

ディアンシー
「ご無沙汰しております、ネイティオ。」

ネイティオ
「ほほぅ、ディアンシーか、街の建設以来か?」

ディアンシー
「はい。あなた様の助力により、無事街はしっかり機能しています」

ネイティオ
「それは何よりだ。もっとも、私は助言だけだがな」

メロエッタ
「それでもありがたいのよ。あなたが居なかったらグダグダだったかも」

ネイティオ
「そうかそうか・・・」

ディアンシー
「そして、今回私達がお越しいただいたのは・・・」

ネイティオ
「皆まで言うな。そのハリマロンの事だろう?」

レイタ
「え・・・?どうしてそれを・・・?」

ディアンシー
「あぁ、説明していませんでした。このネイティオは、全てを見通す力を持ちます
 街の建設もその力を以て助力をして下さいました」
 
メロエッタ
「だから悪い企みとか全てお見通しってわけ
 ま、話が早いから助かるけれど」
 
ネイティオ
「うむ、お前が突き落とそうとしたり、目潰しの種を食べさせようとしたりな」

ディアンシー
「うぐっ・・・痛いところを・・・」

メロエッタ
「だって反応しないもん。」

ネイティオ
「やれやれ・・・ま、しっかり調べてやろう。
 その前に、お前達はレイタの事どれくらい知っている?」

ディアンシー
「・・・そうですね。私達が知っているのは・・・」

ディアンシーはレイタの知っている事を話した

ネイティオ
「元人間、特別な一族、記憶喪失。それくらいか」

メロエッタ
「あとなぜか外せない不思議なスカーフね。それとダンジョン内のポケモンも浄化できること」

ディアンシー
「そして浄化の力が私達にも伝導していること。」

ネイティオ
「なるほど。これはますます調べた方がいいのやもな。」

ディアンシー
「お願いします。ネイティオ」

レイタ
「ドキドキ・・・」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.55 )
日時: 2016/12/28 19:32:19
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:y4HxDAtQ

ネイティオ
「では行くぞ」

レイタ
「うん・・・!」

数秒して・・・

ネイティオ
「クワーーーーーーッ!」

レイタ
「わぁ!?」

ディアンシー
「何回聞いても慣れませんねその掛け声・・・」

メロエッタ
「鼓膜傷むからせめて前もって言って欲しいわぁ・・・」

ネイティオ
「・・・・!?
 (な・・・そんな・・・この人間は・・・なんてことだ・・・!)」

ディアンシー
「ネイティオ?」

ネイティオ
「はっ!」

メロエッタ
「どうしたの?急にだまりこんでて」

ネイティオ
「あぁいや・・・」

ディアンシー
「何か分かったのですか?」

ネイティオ
「あ、ああ。分かった事は分かったが・・・」

メロエッタ
「ぎこちなさそうな回答ね。その反応だと、おぞましい物を見たような感じね。
 何かあるんでしょ。それも、正気が削れるような代物を・・・」
 
レイタ
「え!?」

ネイティオ
「いい加減なことを言うな・・・!決してそのようなものでは・・・」

メロエッタ
「そう・・・だといいけれど。ここでごまかしても困るのはレイタだからね?」

ネイティオ
「・・・勿論教えてもいい。が、・・・ダメだ。
 私の口ではとても・・・」
 
メロエッタ
「やっぱ何かあると見た。おぞましい何かってとこ?」

ネイティオ
「う・・・うむ・・・とりあえず説明できる範囲で話そう」

ネイティオ曰く
・陽光の血筋を持つ人間
・重大な役割を与えられている
・とあるポケモン達との干渉によりポケモンにされる

レイタ
「重大な役割・・・?」

メロエッタ
「(もうこの時点で怪しいじゃないの・・・!
  しかもとあるポケモン達と干渉という時点で・・・!)」

ディアンシー
「以上ですか?」

ネイティオ
「うむ。これ以上探れないのが歯痒いが・・・」

メロエッタ
「(他に何かあるでしょうけど、話す気がないのなら聞いても仕方ないか・・・)
 分かったわ。ありがとう」
 
レイタ
「うん。教えてくれてありがとう」

ネイティオ
「礼には及ばん」

メロエッタ
「とりあえず、レイタは人間の頃は特別な血筋を持っていたのが判明したと」

レイタ
「マギアナの言ったことは本当だったね」

ディアンシー
「陽光の血筋を持つ人間、ですか・・・ネイティオ、これ以上調べられないのですか?」

ネイティオ
「・・・すまない。これ以上は分からなかった。」

ディアンシー
「そうですか・・・とにかくありがとうございました」

そして、レイタ達は精霊の丘を後にした
その数秒後・・・

ネイティオ
「・・・まだ来客が居るとはな・・・この気配は、ジュナイパーか・・・」

ジュナイパー
「お前ほどのポケモンとならばお見通しも容易いか。流石と言っておこう」

ネイティオ
「聞いたのか?」

ジュナイパー
「あぁ、しっかりと。やはり何かあるのだろう?
 しかもあの反応ならば、えげつないものだと見た」
 
ネイティオ
「・・・やはり勘が察しやすい者だな。
 そうだ。あのハリマロンから視えた"アレ"は、とてもおぞましい・・・
 視ようと思えば視えたが・・・直視すれば私の正気に重大なダメージを被るだろう・・・
 メロエッタは、既に察しているようだったが・・・」
 
ジュナイパー
「なるほど・・・お前ほどのやつが怯えるのならば、危険な代物と見ていいんだな?」

ネイティオ
「うむ・・・だが、一番引っかかるのは・・・メロエッタだ。
 災害が起きた時も、被害を余り被っていない」
 
ジュナイパー
「・・・隠している可能性は?」

ネイティオ
「・・・その素振りは見せてない
 もっとも、メロエッタの方も調べたが黒いモヤのようなものがかかってな・・・
 ろくに調べられないのだ・・・」
 
ジュナイパー
「ふむ・・・メロエッタ自身もそれに関する記憶が消されている事もありうるか・・・
 さて、事態はどの方向に転がるか・・・」
 

ネイティオ達の会話を遠くで盗み聞きしたメロエッタは・・・

メロエッタ
「(そうよね・・・私自身も何かあるのは薄々と気づいてた・・・
  でも、残念ながら思い出せない・・・)」
  
レイタ
「メロエッタ?」

メロエッタ
「あぁごめんなさい。そろそろ帰らないとね。
 (えぇ、私自身も思い出さなければならない・・・
  手掛かり無いからどうしようもないけれど・・・)」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.56 )
日時: 2017/01/11 23:19:54
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:y4HxDAtQ

ニャオニクス
「あら、お帰りなさい」

ラティオス
「何か掴めたか?」

メロエッタ
「・・・ええ、まぁね」

ディアンシー
「ただ、ネイティオがレイタの事を視たとたん、まるで恐怖の物体を見たような顔つきでしたが・・・」

レイタ
「ネイティオも、詳しくは教えてくれてなかったし。ボクが陽光の血筋を持つ人間ってことは教えてくれたけれど」

ラティアス
「(陽光の血筋・・・?レイタが・・・?確かその血筋を持つ人間はえげつない結末を迎えるって読んだことあったけれど・・・
  まさかレイタも・・・?)」

メロエッタ
「思い出したんだけどスカーフの事一切話していなかったし」

レイタ
「そういえば・・・」

ニャオニクス
「(・・・これも、それに関係するのかしら・・・?)」

ラティオス
「何かがあるんだろうな、何かが・・・」

レイタ
「あれ?マギアナは?」

ニャオニクス
「あそこに居るわよ。今手足収めて石になってるけど」

レイタ
「あ、ホントだ。」

ラティアス
「一緒にタウンを歩いたんだけど、歩き疲れたんだって」

メロエッタ
「そうなのね。・・・さぞ目立っていたでしょうよ?」

ラティオス
「そりゃあもう、注目の的さ。あいつら凝視するもんだからな」

ニャオニクス
「まぁとにかく、明日に備えて休みなさいな」

ディアンシー
「ええ、そうさせていただきますわ」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.57 )
日時: 2017/01/30 16:12:50
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:y4HxDAtQ

ディアンシー
「今日は、アレがございますのね・・・」

ニャオニクス
「行くのね。」

ディアンシー
「はい・・・」


レイタ
「お早う、みん・・・あれ?ディアンシーは?ニャオニクスも居ない・・・」

メロエッタ
「あら、あのポケモンなら用事があると言って広場に行ったわよ?」

レイタ
「用事?」

ラティアス
「ええ。なんでも、この街に居るポケモン達にとって、大切な何かを行うみたいよ」

ラティオス
「粗方、予想は着くがな。」

マギアナ
「広場に居ますが、どうしますか?」

レイタ
「・・・そうだね、ボク、行ってくるよ。」

メロエッタ
「言うと思ったわ。ちょうどいい機会だし、一緒に行きましょうか」

広場にて

レイタ
「沢山のポケモンが居るね・・・あれ、あそこに居るのは・・・」

ディアンシーが台の上に居るのを見つけた

ラティオス
「ディアンシーだな。演説か何かするのだろうか?」

ディアンシー
「皆さん、本日はこの場にお越しいたき、誠にありがとうございます。
 本日は、かの災害が起こり、1年が経とうとしています。
 私は、皆様にお話をすべく、この場にお借りして頂く次第にあります。」

レイタ
「ディアンシー・・・」

メロエッタ
「もうそんなに経ったのね。早いものだわ」

ディアンシー
「全ての始まりは、大規模な地震という災害から起こったものです。
 あの災害にて、この世界に大きな傷跡を遺してしまいました・・・
 皆さんが愛する者達が、この災害で散り散りになったことでしょう・・・
 私は、災害によって、餌食になってしまわれたポケモン達に、とても残念でままなりません。
 ですが、人間達が遺してくれた調査隊により、災害を被ったポケモン達を、救出する術を得ました
 生存者を見つけては、共に喜んでは、共にこのサバイブタウンを築き上げたことでしょう
 しかし、未だに不安と恐怖を完全に拭えてはいない事もまた事実です
 その災害により、ポケモンのみならず、人間達もまた、災害の犠牲者となりました・・・
 人間に至っては、未だに消息を掴めておりません・・・
 犠牲者のみならず、不思議のダンジョンという迷宮までできあがるという始末です。
 ・・・ですが、だからこそ私達は救助に勤しまなければなりません
 この災害を乗り越えられるかどうかは、貴方がた1匹1匹の努力が必要となるでしょう
 災害に巻き込まれたポケモン達は、常に助けを求めています。
 私も調査隊リーダーとして、救助活動を懸命に勤しみます。
 ですが、到底私だけでは限界があります。
 どうか皆さん、ポケモン達の為にも、生存者達を笑顔で迎えさせるために、
 そして、災害に負けずに、今自分たちができることを精一杯励み、
 共に未来を、希望を掴みましょう!」

その言葉の後、拍手喝采である

ラティアス
「うん、やっぱ心に響くね、ディアンシーの演説は」

ラティオス
「事実、この街も大分賑やかになってきたしな」

マギアナ
「演説なんて、大胆なことをするのですね」

メロエッタ
「それだけ、大事な事、もしくは節目なんでしょ、ディアンシーにとってはね」

レイタ
「ディアンシー・・・」

ディアンシー
「・・・ご清聴、ありがとうございました・・・」

そういい、ディアンシーは台を後にした

その後、ギルドへ戻るディアンシーは、レイタ達が居るのを見つけた

ディアンシー
「皆さん!?」

メロエッタ
「演説、聞いたわよ。」

ディアンシー
「そうですか。・・・所詮自己満足みたいなものです
 それでも、私はやり遂げなければならないの」
 
ラティアス
「"私達"でしょ?あなたの気持ちは私達も同じだもの」

ラティオス
「だな。良いものを見せてくれた。いい刺激になったし、気合が入りそうだ」

レイタ
「頑張ろうよ。ボク達ならできる。」

ディアンシー
「・・・はい!」

それを遠目に見たニャオニクスは、レイタを見ていた

ニャオニクス
「(・・・そうね、彼無しでそれが通用すればいいけれど。)」

その遠目で見ているニャオニクスを、メロエッタは既に気づいていた
しかし、この場ではわざと気づいていないフリをしていた

メロエッタ
「(・・・最悪の状況は常に想定しておくべき、か・・・
  レイタはともかく、ディアンシーはそれを受け入れるのかしら・・・?)」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.58 )
日時: 2017/02/08 18:30:48
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:y4HxDAtQ

調査直前にて

カフェで情報収集を行ったところ

ラティアス
「キテルグマってポケモンを見かけるらしいわね」

ラティオス
「なんでも、見つけたポケモンを強い力で抱きしめるとかな
 抱きつけられたポケモンはまず骨折不可避、小さいポケモンは・・・お察しのことだ」

レイタ
「強い、力・・・?」

ディアンシー
「物騒ですね・・・そんなポケモンが徘徊しているのでしょうか・・・?」

ラティオス
「神出鬼没なポケモンだからな・・・何気ないダンジョンでも突然やってくることもあるし・・・」

ラティアス
「しかも当のポケモンは愛情表現だとか・・・」

レイタ
「えぇ・・・」

ディアンシー
「とにかく出会わない事を祈りましょう・・・」

とあるダンジョンの洞窟にて

ラティオス
「依頼を好調にこなしたな。さて、帰るか―――」

ディアンシー
「・・・いけません!この気配は!」

ラティアス
「隠れて!」

レイタ
「わぁ!?」

物陰に隠れたレイタ達
沈黙を促すラティアスに、従う他無かった

そんな中、足音が少しずつ大きくなっていく・・・

レイタ
「・・・・っ!」

そして、足音が少しずつ小さくなり、居なくなったことを確認し、
物陰から離れた

レイタ
「ふぅ・・・助かった・・・」

ラティオス
「まさか例のポケモンか・・・?」

ディアンシー
「恐らくは・・・」

ラティアス
「早く出よう・・・あら?」

レイタ
「どうしたの?」

ラティアス
「脱出用のバッジが起動しない・・・?」

レイタ
「え・・・?」

ディアンシー
「・・・私のバッジもです。」

ラティオス
「僕もやられている・・・。」

レイタ
「・・・ボクもだ。」

ラティオス
「おいおいなんの冗談だよこれ・・・ん?」

通り過ぎたと思われるキテルグマが突然素早い動きでレイタの元に近づき
抱きしめた。当然とても不穏な音を大音量で鳴らして・・・
そしてキテルグマは満足そうにこの場に去った
一瞬の出来事で、ディアンシー達は唖然としていた

ディアンシー
「今戻ってきて・・・そして・・・」

ラティアス
「私達、助かった・・・の?」

ラティアス
「おい、レイタが・・・」

レイタがそこに横たわっていた

ラティアス
「え・・・うそ・・・!?」

ラティオス
「これは、やられたか・・・!」

ディアンシー
「そんな・・・!嘘でしょ・・・!?レイタ・・・?レイタ!」

ラティアスがとっさに癒しの波動で治療を行ったが
治る見込みがなかった

ラティアス
「だめ・・・意識を取り戻す兆しが一向に見えないわ・・・」

ディアンシー
「そんな・・・!レイタ!レイタ!!死なないで!!」

ラティオス
「クソッ・・・・!クソォ!
 なんでこいつがこんな目に遭わなければならないんだよ・・・!」

ディアンシー
「レイタ・・・お願い・・・!目を覚まして・・・!レイタ・・・!
 あなたがいなくなったら、私はどうすれば・・・!」



<夜中>

ディアンシー
「はっ!はぁ・・・はぁ・・・ゆ、夢・・・?」

<朝>

マギアナ
「ニャオニクスさんは資料の整頓ですか?」

レイタ
「うん、いないってことは、多分そうなんじゃないかな?ってディアンシー?」

ディアンシー
「・・・・・・」

レイタ
「どうしたの?顔色が悪いよ?」

ディアンシー
「え?あ、ああ・・・その、嫌な夢を見ちゃいまして・・・」

メロエッタ
「珍しい、あなたが悪夢を見るなんて。」

ラティアス
「昨日の演説といい、疲れが取りきれていないんじゃない?」

ラティオス
「多大な疲労を被ると悪夢は見やすい傾向とか言うしな」

メロエッタ
「それどこ情報なの・・・?まぁここ最近頑張りすぎだから、休むことも覚えたら?」

ディアンシー
「いけません!そんなこと言ったらレイタだって毎回のように出撃してるんですよ!
 疲労ならレイタの方も無視できないのでは!?」
 
レイタ
「えぇ、ボク?・・・実を言うとそこまで疲れていないんだ。そりゃ入隊の初めは疲れた事もあったけど・・・
 それと1回出撃しなかったこともあったし」

マギアナ
「え・・・?疲れてないのですか?」

レイタ
「うん、疲れを感じなくなった、慣れたのかもね。ダンジョンの戦闘とかは疲れることもあるけど、
 ここに帰ったら疲れはもう取れてるみたいだし」

マギアナ
「そうですか・・・」

ラティアス
「どうかしたの?」

マギアナ
「い、いえ、よく疲れないなと思っただけですから。普通のポケモンなら
 こんなに出撃すると疲れが取りきれない頃になってくると思ったのですから・・・」
 
メロエッタ
「(マギアナは、それが怪しいと思ってるのかしら?)」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.59 )
日時: 2017/02/19 17:06:36
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:y4HxDAtQ

<とあるダンジョンにて>

ラティオス
「・・・ちょっとまて、何かあるぞ・・・?」

レイタ
「物が置いてあるね・・・」

ラティアス
「やだ・・・これ拠点じゃないの。」

メロエッタ
「ダンジョンに拠点を設けるなんて、ダンジョンのポケモンの癖に生意気もいいとこね。」

レイタ
「どうしよう・・・」

メロエッタ
「敵の数もそこそこ多いわね。倒せることに越したことはないけれど・・・」

ラティアス
「制圧すれば、他のポケモン達の救助、及び探索活動がより捗るはず・・・。」

案の定沢山の敵ポケモン達が待ち伏せしていた

しかし、今のレイタ達には敵ではなく、ものの数秒で全滅させたが・・・

レイタ
「わ!?また来た!」

ラティオス
「増援か・・・」

メロエッタ
「そう簡単に落とせないか・・・」

ラティアス
「さっさと片付けましょ!」

また戦闘が始まり、数秒後・・・

レイタ
「これで全部、かな?」

ラティオス
「・・・だな。さて、これをどうするか。」

メロエッタ
「そうね、当初の予定通り、制圧しておきましょう」

ラティアス
「・・・なるほど、テレポートとしても使えるみたいね。
 ここから探索を始められるみたいね。
 次のポケモン達が探索しやすいように細工しておこうかしら。」

拠点を制圧し、ひとまず探索を切り上げることになった
そんなサバイブタウンの帰り道にて

レイタ
「大丈夫なのかな・・・?また来るんじゃ・・・」

ラティオス
「拠点の周りにポケモン達を配置しておいたし、そうそう遅れを取ることはないだろう」

ラティアス
「浄化はできずとも、実力揃いのポケモン達ならば問題ないはず」

メロエッタ
「だねっ。彼ら、ああ見えて実力だけはピカイチだもの。退けさせるほどの実力ならば問題ないでしょ」

その途中、青いポケモンがこちらを見ていた

レイタ
「・・・君は?」


「名乗る名など、無い」

メロエッタ
「ちょっとゲッコウガ、こんな所で佇むなんて、どういう風の吹き回し?」

ゲッコウガ
「・・・・・・」

ラティオス
「あっさり名乗らせたな。それで、そんなところに居てどうしたんだ?」

ゲッコウガ
「・・・そいつ、元人―――」

ラティアス
「待ってゲッコウガ、ここでその言葉は謹んだ方がいいわ。いつ誰かが聞かれてるか分からないもの。」

ラティオス
「盗み聞きには絶好の場所だよな・・・」

メロエッタ
「あなたは見抜いている、それでいいわね?」

ゲッコウガ
「・・・うむ。」

メロエッタ
「・・・いいわ。ひとまずその話はここでは切り上げて頂戴。ここで話すのは色々リスクが高すぎる」

ゲッコウガ
「・・・仕方ないな。この話は別の機会にて。」

そういい、ゲッコウガは脅威の脚力でここを去った

レイタ
「ゲッコウガは、結局何しに来たんだろ?」

メロエッタ
「さてね?世の中気まぐれで変わった性格を持つ者もいるってことよ」

<サバイブタウン 拠点本部入口付近>

ディアンシー
「ダンジョンに拠点!?そんなことがあるのですね・・・」

メロエッタ
「アレを見たときは驚いたわ・・・とりあえず制圧しておいたけど」

ディアンシー
「そうですね、これで探索がより一掃捗れば幸いです。」

マギアナ
「・・・・・・・・・」

レイタ
「マギアナ?」

マギアナ
「誰かがこちらにやってきます。」


「あ、マギちゃん!」

ピンクの髪をしたポケモンがマギアナに近づいた

マギアナ
「あなたは、カプ・テテフではありませんか!」

カプ・テテフ
「久しぶり!元気してた!?」

マギアナ
「え、ええ。あなたもお元気そうで・・・」

カプ・テテフ
「しばらく来なかったから寂しかったわ!どこ行ってたのよ!」

メロエッタ
「(ヤバッ・・・)」

ラティオス
「(石なんてものを持って帰ったメロエッタが事の発端だったな。)」

そっと目を逸らすメロエッタだった・・・

マギアナ
「え、ええ・・・色々と有りまして・・・そちらこそ、私の居場所を良く見つけましたね。」

カプ・テテフ
「それはもちろん!島の守り神にかかればこの程度朝飯前よー!」

レイタ
「守り神・・・?」

ラティオス
「僕らもまた護り神だが、ベクトルが違うな。」

マギアナ
「そういえば、他の皆さんはどちらへ・・・?」

カプ・テテフ
「コケコとブルルは元気にしてるよ。守り神の使命でぐったりしてるけど」

ラティオス
「元気にしてるとは一体・・・」

ラティアス
「そんな貴女は守り神の使命をほったらかしにして大丈夫なの?」

カプ・テテフ
「大丈夫大丈夫。見回りもまた使命の一つだもん♪
 って、あ・・・」
 
レイタ
「・・・?」

カプ・テテフはレイタを見て一瞬硬直したが・・・

マギアナ
「テテフ・・・?」

カプ・テテフ
「あ、なんでもないよ!それじゃあね!マギちゃんに出会えてサイコーだわ!」

そう言い、カプ・テテフはこの場から去った

ニャオニクス
「やれやれ、忙しいカプ神だこと」

レイタ
「カプ神?」

メロエッタ
「ええ、カプ神と呼ばれるポケモンが4体いるのよ。
 ・・・ニャオニクス、資料いいかしら?」
 
ニャオニクス
「ええいいわよ」

そして、ニャオニクスがカプ神と呼ばれる資料を見せた

メロエッタ
「さっきここに来たのがこのピンク髪をしたポケモンがカプ・テテフ。
 で、この黄色のトサカでカプセルのような手をしてるのがカプ・レヒレ」

マギアナ
「メロエッタ。そのポケモンはカプ・レヒレじゃなくでカプ・コケコですが・・・」

メロエッタ
「え!?あ、ごめん間違えた・・・カプ・レヒレは紫色で、このいかにも女性的な姿が特徴なんだっけ・・・」

レイタ
「・・・・・」

メロエッタ
「話を戻すわね。この黄色がカプ・コケコで、鼻に輪があるポケモンがカプ・ブルル。
 カプ・コケコ、カプ・テテフ、カプ・ブルル、そしてカプ・レヒレ。
 彼らは島の守り神とされていて、彼らのことをカプ神と呼ぶのよ」
 
レイタ
「へぇ・・・」

ラティアス
「ってあら、ディアンシーは?」

レイタ
「ホントだ・・・どこに行ったんだろ・・・?」

ディアンシー
「呼びました?」

ラティオス
「あぁ、来たか、お前を探すことになってな・・・」

ディアンシー
「すみません、ちょっと用事を思い出しまして・・・。」

レイタ
「・・・?」
メンテ
Re: ポケモン不思議のダンジョン 〜鉱石姫と調査隊〜 ( No.60 )
日時: 2017/03/15 22:21:17
名前: チェスナイト◆x4B/klylFc. ID:y4HxDAtQ

レイタ
「あれ・・・?ポケモン・・・?なのかな?」

赤くやけに筋肉モリモリなポケモンが何やらポーズを取っている

ラティアス
「あらホント。・・・てあれは!?」

ラティオス
「うわぁ、どこに行ったと思ったらこんな所に居たのか・・・」

ディアンシー
「まぁ、美しい肉体を見せびらせる様はなんという醜い姿」

ラティアス
「さりげない毒舌半端ないです。」

レイタ
「あのポケモン、何・・・?」

ディアンシー
「彼の者はマッシブーン。いかにも筋肉質な肉体が特徴で
 事あるごとに自身の肉体を大衆に見せびらかすと言う
 実にはしたなく不届き者なポケモンです!」
 
ラティオス
「ど、どうしたのだ?」

ディアンシー
「・・・災害に見舞われる前、私の住んでいた故郷にて、一時期マッシブーンが居座っており、
 その際にひたすら筋肉ポーズを取っておられまして
 それに釣られた小さなポケモン達が真似をし始め、後に我が故郷にマッシブーンが取ったポーズが大流行してしまいまして・・・」

レイタ
「えぇ!?」
 
ラティアス
「うわぁ・・・」

ラティオス
「ってことは、そのポケモン達はあのポーズをほぼ全員が真似したということか・・・?」
 
ディアンシー
「えぇ、しかも大流行したのですよ?あの悪夢の流行が・・・
 あのような光景はとてもではありませんが悪夢そのものでした。
 目眩を何度もしたことか・・・
 今でも偶にですが夢に出るくらいですよ・・・」

ラティオス
「それだけ強烈な光景だったのか、アレは・・・」

ラティアス
「もはやマッシブーン教団じゃない・・・」

レイタ
「あのポーズが、もしこの街でまた流行したらどうなるのかな・・・?」

ディアンシー
「やめてください立ち直れなくなります。」

レイタ
「ラティアスやラティオスも、マッシブーンの事を知ってるの?」

ラティアス
「うん、以前1回だけ見かけた事あるよ」

ラティオス
「で、ここ最近音沙汰無かったからさ、どこに行ったのかと思ったらここに来たと」

ディアンシー
「お願いします島の守り神様どうかあのポケモンを何とかしてくださいまし・・・」

レイタ
「デ、ディアンシー!?」

ラティオス
「相当トラウマのようだ・・・」


マッシブーン
「はっはー!吾輩の筋肉、その目に焼き付けておけ!」

「きゃー!マッシブーン様ー!」

「筋肉触らせてー!」

マッシブーン
「さぁ、どんどん触るがいい!その手で我が筋肉の感触をとくと味わうのだ!」

「いやぁー!素敵ー!」


レイタ
「なにこれ・・・」

ラティアス
「黄色い歓声半端無いわね・・・」

ラティオス
「・・・とりあえずこの場から去ろう。ディアンシーが失神してしまった」

レイタ
「そ、そうだね・・・帰ろう。」


マッシブーン
「むっ?」

レイタ
「あっ・・・」

レイタはマッシブーンとの目が合ってしまった

ディアンシー
「い、行けませんレイタ・・・目を合わせてはなりません・・・!」

ラティアス
「ホントに大丈夫!?死にかけみたいなんだけど!?
 マッシブーンを見るだけでこんな風になるの!?」

ラティオス
「一応お前はリーダーだから、何かあっては困るぞ!」

レイタ
「・・・とりあえず、帰ろう。」


マッシブーン
「(ふむ、これも運命か。あの少年も難儀なものよ。
  立場上、吾輩達が助太刀できぬ事は非常に歯痒いが・・・)」
  
  



「あいつ、また抜け出したのか・・・!」

「マッシブーンの事?無駄な施しはやめなさい。こんなところに檻なんて施しても無駄よ。
 尋常でない筋肉が全てを打ち破る
 まぁ、危害を加えてないし別にいいんじゃないかしら?カプ・コケコ?」
 
カプ・コケコ
「・・・・・・そう言うお前は抜け出したら面倒事を起こしそうだな、フェローチェ」

フェローチェ
「あらあら、酷い言われようだわ。」

カプ・コケコ
「全く、オレとブルルが手間を掛けて作った檻をいともたやすく壊されるとは・・・
 あいつの筋肉、次第に成長してるのか・・・?」
 
フェローチェ
「さてどうかしらね?全ての真相はマッシブーンの中・・・」

カプ・コケコ
「ブルルはそのショックで寝込んだし・・・ホントどうすれば。」

カプ・テテフ
「コケコ・・・」

カプ・コケコ
「テテフじゃないか。どうした?」

フェローチェ
「見つけたのでしょう?アレを。」

カプ・テテフ
「アレなんて言わないで!あの子もレッキとしたポケモン・・・いえ、元人間なのよ!」

フェローチェ
「けれども、貴方たち守り神にとっては、場合によっては最大の障害となりうる。違うかしら?」

カプ・コケコ
「くっ・・・」

フェローチェ
「勇気がないのなら、私が行ってあげてもいいわよ?」

カプ・テテフ
「誰がアンタなんかに行かせるのよ!」

カプ・コケコ
「・・・どさくさに紛れて脱走する可能性があるから却下だ」

フェローチェ
「あら残念、私は信用されてないのね。でもいいのかしら?
 このまま放置するのは、守り神の信用も揺らぐのよ?
 こうやって問題を先伸ばすのは、愚策の極みではないのかしら?」

カプ・テテフ
「そ、そうだけど・・・!」

フェローチェ
「こうしている間にも、素敵な素敵な災厄という名の招待状がこの世界に贈られる
 あの子によってね。それでも、貴方たちは"それ"を見過ごすというのかしら?
 あまり長引かせると、その災厄によって世界が壊(や)られるのも時間の問題よ?」
 
フェローチェの発言に、コケコとテテフは凍りついてしまった。

フェローチェ
「まぁ、それも一興だけど、島の守り神として見たら、果たしてそれは褒められるものかしらね?」

「それについては問題ないわ。」

カプ・コケコ
「レヒレ・・・!」

フェローチェ
「あら、レヒレじゃない。」

カプ・レヒレ
「貴女に心配されなくとも、こちらもこちらで事を進めている。
 大元は確保した。あとは宝石の姫君次第ね」

フェローチェ
「絶対なる自信を持ち合わせているようね。
 貴女の作ったシナリオが如何なる物か、見物させて頂くわよ」
 
カプ・レヒレ
「どうぞご自由に。
 ・・・頼んだわよ、ディアンシー。」
メンテ
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